この人頭いいなと思ったエピソード

こんにちは。
よろしくお願いいたします。

窒素同化についてなのですが、どうして植物は根からNO3-をおおく吸収し、NH3orNH4+は少ししか吸収しないのですか?

教えてください。

A 回答 (2件)

植物は根からの吸収は必ず硝酸イオンが主なわけではありません。

アンモニウムイオンが主な植物も存在します。硝酸イオンで根から吸収される理由は二つあります。

(1)土壌中のイオンの状態
・硝酸イオンを主に吸収する場合…畑作地のような好気的で酸化状態にありところでは、アンモニアが硝化細菌の硝化によって硝酸イオンになっているため。例 ニンジン
参考・アンモニウムイオンを主に吸収する場合…水田のように嫌気的で還元状態でアンモニアは硝化されないでアンモニウムイオンであるため。例 イネ

(2)土壌によるイオンの吸着
・土壌はマイナスに荷電しているためにプラスイオンのアンモニウムイオンは土壌に吸着されやすく、マイナスイオンの硝酸イオンは吸着されにくいため。
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この回答へのお礼

分かりやすく説明してくださりありがとうございました!

お礼日時:2009/06/18 16:12

 ついでに,陸上植物へのアンモニアの毒性もお調べください。


ここの 良回答もいいでしょう http://oshiete1.goo.ne.jp/qa21550.html
また,酸性土壌下の好気条件では,硝化が進まず,より有毒な亜硝酸
イオンが蓄積します。
 有毒なNH3orNH4+で吸収せず,無毒なNO3-で吸収し,窒素同化に
必要な分だけ,硝酸還元酵素でNH4+にしてグルタミン酸に突っ込んで
いるようです。

 一方,NH3orNH4+は,比較的低濃度では毒性をほとんど示さないこと
も事実です。よって,水生生物では環境の多量な水でそれを実現して
います。陸上動物が多くのATPを消費してアンモニアを比較的無毒な
尿酸や尿素にした上で排出しているのに対し,魚がアンモニアをその
まま排出している理由でもあります。

 もちろんsuiran2さんのおっしゃることかぶるのですが,
好気的環境下では化学合成の資源となるアンモニウムを
硝化細菌群が野放しにするわけもなく,酸性環境下では
亜硝酸イオン,それ以外では硝酸イオンにかえてしまいます
ので,アンモニウムの入手が困難という考え方も成立します。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/qa21550.html
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この回答へのお礼

分かりやすく説明してくださりありがとうございました!

お礼日時:2009/06/18 16:13

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