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特待生問題はかなり昔からあったのに、数年前に騒ぎだしましたよね。そして最近はあまり騒いでいないような気がするのですが、なにか決着したのか、それとも新たに規定やら禁止事項ができたのですか?
たとえば母子家庭などで能力がありながら私立へ行けない子は、優遇されてもいいのではと思うのですが。

越境入学については甲子園に出たいがあまり、そういった手段をとるのは理解できますが、なじみのない地域でなおかつ友人も少ないところで出場できても嬉しいもんでしょうか?

A 回答 (4件)

そうですね、特待なんて昔からありましたよね。

それに特待扱いではなくとも留学も大昔からありました。それも野球で身を立てようとする私学のみならず甲子園で一時代を築いた公立(名は伏せておきますが)だってやってきました。この辺の事実はあんまりとりあげられてませんね。

まず一昨年の西武の裏金から噴出した一連の問題ですが、現実問題としては何ら進展しませんでした。高野連は案の定思い切った変革は出来ていません。「特待生は5人以下が望ましい」なんて何じゃそらってな対応ですよねぇ。少し沈静化(闇に戻された)現在はスポーツ分野を得意とする一部の政治家の間で高野連の組織改革を含めた新しい動きを起こそうという空気がある程度です。

たしかに母子家庭などで本当に経済的に苦しい家庭などでは特待制度を利用して進学しようというのは悪いことではないとおもいます(本当に苦しいのかどうか怪しい家庭は別で給食費の問題と同様「?」ですが・・・)。それに野球の実力が優れているのならそれを評価されて入学することはこれも悪いことではないと私は思います。

越境入学については正直野球だけが異例な状態ですね。サッカーを始め他のスポーツでは当たり前のようにされてますし、勉強で他県の進学校へ進むことなんてのもよくある話です。そもそもこれを規制するのは憲法の教育自由則と矛盾するんですよね。高野連はこれを知っててか、留学や特待を長年にわたって事実上黙認してきたわけですから、今になって規制するのはさすがに気が引けてもおかしくないですし、規制を受ける側の学校や生徒はたまったものじゃないでしょう。

そして留学の意図についてですが、これは必ずしも甲子園やプロ入りだけが目標ではないです。全国に星の数ほどいる高校球児の大半が将来プロに入れると本気で思ってるとは思えません。プロはやはりごく一部の素質ある人間だけが入れる世界ですから。それに入れたとしても過去の事例が示すように必ずしも社会的・経済的に大成できるわけではないですよね。プロの中でも活躍できるのはこれまた一部ですから。高卒でプロ入りして数年でクビになった選手の引退後の身の振り方が問題にもなってます。犯罪に走るようなケースもあります。だから実際には野球を通じて社会人(社会人野球ではなくて)になることを目標においてるケースが多いです。日本において野球はやはり特別なスポーツで歴史もあり、ゆえにその人脈・縦関係は相当強いです。だから学歴社会の日本で勉強が出来ないけど運動はできるって人は野球の強くて甲子園に出れる高校に入り、そこで活躍することで野球が強く且つブランド力もある大学(ここも名は挙げませんが大体わかるでしょう)に入る(ここでも一般入試で入るような学力はないからスポーツ推薦などを利用)、そしてここでの人脈・縦関係を最大限利用して、野球をまだ続けるなら社会人野球選手として企業へ行き30代くらいで退部してそのまま一サラリーマンとして定年まで会社に残る、大学までで野球を辞めるならそれ以前の先輩たちのルートを辿って就職する。これがまぁプロの「野球エリート」とは別ルートの「野球エリート」の姿でしょうね。「学力があるわけでもないのに野球のコネで上がっていくなんて」「野球だけが幅を利かせている」てな声も聞きますが、別に勉強できたからって社会人として使えないような人材はゴロゴロいますし、コネも野球がこれだけ全国的な人気を博しているから出来る話であってそれは先人の努力が築いた結果なのですから批判するのはねたみ・やっかみも入ってると考えることも出来ると思います。

最後に「ぜんぜん知らないところへ行ってそこから甲子園でいいのか」については選手の間には気にする子しない子両方いるようですが、留学する選手はそれなりに実力と実績がある子ですから甲子園レベルでいうとそれほどハードルにはなってないようです。一方、周囲の反応としては高校によって異なるようです。留学生で固めている高校であっても学校の雰囲気や地域との接し方から地元で凄く高評価のところもそれなりにあるみたいです。もちろん、そうでない高校は甲子園に出ても校内と父兄が「から騒ぎ」するだけで地域の人はサムい夏を過ごすことになりますが・・・
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
球児たちより、利権やら損得で動く組織、教師、親の問題が大きいですよね。

お礼日時:2009/06/26 23:28

都道府県大会の決勝まで行って負けるのが学校としては一番儲かるそうですね。

父兄から後援会費が集まるのに甲子園までの遠征費用がかからないからだそうです。西日本の野球のうまい子を買って強豪校になれば知名度が増し受験者が増し、生徒は学費と寮費が後援会持ちになってウィンウィンの関係のようにも見えますが、高校スポーツは教育の一環なのでこうした金権体質は許されません。プロという興行機構の歴史が深い野球はどうしても巨額が動く人身売買システムが確立されており、専大北上と西武の事件は氷山の一角です。高野連が勧進元の興行を成り立たせるためにザルのような取り締まりで世間の目を欺きたいのでしょうが、規制は厳しくしてもしすぎることはないです。家庭の事情がある生徒も地元の高校に行くべきです。野球でお金を稼ぐのは社会人になってから。学校教育の生徒に直接関係がある領域で資本主義経済の論理が働いてはいけません。
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この回答へのお礼

儲ける、儲けないは別にどうでもいいです。興味ありません。
私が知りたいのはあれだけ騒いだのになぜ今無風状態なのか、出場を夢見て頑張っている人たちの意識はなにか変わったのかです。
質問内容に対して回答が「自信あり」なのに逸脱しています。

お礼日時:2009/06/26 23:37

そもそも特待生も越境留学も、どちらも法律上なんら問題の無い話で、これに介入することは権利侵害行為です。



特待生問題については、なぜたの競技で行われており、むしろ推奨されるべき行為が禁止されるのかという風潮がマスコミや世論でもおき、事実上公認状態です。
越境入学も、禁止規定もなにもなく、そもそも問題でさえありません。

これら二つの問題については、もはや高野連の不法な介入は不可能というのが現状です。

漢検ほどひどくはありませんが、高野連も問題のある公益財団法人という見方を政界からされ始めているので、もはや時計の針が逆戻りすることは無いでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>どちらも法律上なんら問題の無い話で、これに介入することは権利侵害行為です。

そのとおりですがその前に美学とか暗黙のルールがあるわけじゃないですか。法の網の目をくぐったら、なんでもありになっちゃうでしょ。そもそも高野連ってなんであんなに態度デカイんでしょうね。

お礼日時:2009/06/26 23:32

全体的な流れはWikipediaで把握できると思います。



特待生
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%BE%85% …

国内留学
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%86%85% …

>・・・なじみのない地域でなおかつ友人も少ないところで出場できても嬉しいもんでしょうか?
これは一概に決めつけることはできませんが、元々甲子園に出ることが最終目的ではなく、プロ入りを望んで越境入学をする、若しくはさせる親がいることも事実です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
参考になりました。

お礼日時:2009/06/24 23:30

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