電子書籍の厳選無料作品が豊富!

日本には多くの北朝鮮籍の方が在住されています。
彼らは北朝鮮本国の人々より遥かに多くの情報を持っており、その情報の中から物事を判断することが可能なはずです。
マスコミの北朝鮮報道がどこまで正しいのかは別として、少なくとも人権が蹂躙され、最低限の衣食住すら保障されない人々が大勢いるということは間違いのない事実だと思います。
自分の親戚や同胞がそのような悲惨な状況にあるのに、それでもなお彼らが北朝鮮=金+軍部体制に忠誠を誓う理由が分かりません。

例えば、現体制と利益関係のある人々(例えば総連幹部)が体制維持を求めるのは理解できます。
また内心不満があっても、締め付けや母国の親戚に対する迫害を恐れて表面的に賛成せざるを得ない人々の気持ちも理解できます。
自分であれば、やはり表面的には「将軍様、マンセー」と言ってるでしょう。
しかし、内心では母国が国際社会に受け入れられて、合理的な方法で安全も保障され、親族や国民が最低限の権利と生活を確保できるよう願っていると思います。
そのためには、自国を守るための軍事力は維持する必要があるかもしれませんが、少なくとも世襲による権力継承や神格化、国民生活を破綻させてまで軍備増強を図る現軍部、国民の権利を迫害する秘密警察や収容所は排斥すべき、と考えるでしょう。
人によって様々な意見はあろうかとは思いますが、上記は一般的な見解の一つであると思ってます。

しかし、日本に住んで色々な情報や情勢を知りうることができるのにも関わらず、「積極的」に北朝鮮を支持しようとする人々の気持ちがよく分からないのです。

思想は各人の自由なので、そういう人々を非難するつもりはありません。単純に「なんで??」と思ってしまうのです。
むしろ国を愛するのなら、現体制は変わるべきとは考えないのでしょうか。

例えばサッカーのチョン・テセ選手は、日本で生まれ育って色々な情報に触れることができたはずです。
彼を例に挙げるなら、国籍がどちらなのかはこの際どうでもいいのですが、韓国籍でありながらあえて北朝鮮チームを選択するメンタリティが分からないのです。
誤解頂きたくないのですが、チョン選手が優れたサッカー選手であり、当然予想される非難にも負けずに自分の思想に基づいて行動できる勇気ある人物であることには敬意をもっています。
ただ、国際社会での発言・行動や、全てではないにしても北朝鮮の実情を知っているのに、
「なんで現体制に入っていくの?」
「なんで、その勇気を民主化や国民生活の向上のために使わないの?」
「あの気持ち悪い体制が、どうして好きなの?」
「自分の支持や活躍が、将軍様賛美に利用され、結果的に母国の人が苦しんでもいいの?」
と。

チョン選手のことはあくまで一例として挙げたまでです。
無名の一般人の中にも同様のメンタリティがあるとするなら、それはなぜか、について御見解をお教え下さい。
在日朝鮮人の方のご意見も拝聴できればと思います。

A 回答 (6件)

まず、私自身は独裁政権には反対です。


しかし、独裁政権に比較的肯定的な意見があるのも事実です。

たとえば、小林よしのり氏は「戦争論」のシリーズで
「日本の国民のように公共心が高いの場合は、民主制度を導入してうまくいくが、民度が低い場合に民主制度を導入すると無秩序極まりない状態になる」「独裁であるフセイン政権下の秩序のほうが、現在の民主主義のイラク内での混乱よりも評価できる」といった趣旨の指摘をしていたようにおもいます。(ちょっとあいまいな記憶なので)

また、衣食住が保障されない原因を何に求めるか?
私自身は兵器開発に金を費やしていることが大きいとは思います。
また、金日成からの内政に問題があったのではないかとも想います。

しかし、気象などの自然環境の問題などによっても貧困は起こりえます。
だから、金日正の政策に問題はないが、気象などのさまざまな条件によって、貧困に陥ってしまったと考えることも出来ないわけではない。

また、兵器開発に金を費やしているのにも理解を示せないこともない(隣国の人間として賛成は絶対に出来ませんが)
というのも、北朝鮮の武力は、ロシア、中国、韓国、日本などの隣国に比べて弱いという説を聞いたことがあります。
周りの国が強く、自国が弱いなら、周りの国に負けないように強くならなければならない……といった考え方は理解できないことも無い。

ですから
「独裁政権が倒れた後の混乱(内戦状態)よりも、現在の独裁政権での秩序の方が、北朝鮮国民の幸せにつながる」
「貧困の理由は、政策に問題があるのではない。貧困は政策以外に問題がある」
「国防に力を入れているのも、やむを得ない」
このような考え方を仮にするのであれば、北朝鮮を支持する、現在の政権を支える……ということも理解できなくもないとおもいます。
    • good
    • 0

 細かい話になりますが、日本では国交のない、北朝鮮国籍の人には在住許可が降りません。

朝鮮総連に関係を持ち、北朝鮮に送金をしている人の外国人登録証には「朝鮮」の記載がありますが、これは、旧朝鮮系日本人のうち韓国籍を取得しなかった人に与えられる便宜上の戸籍区分で、どこの国籍かといわれれば無国籍というのが正解に近いかな、というような区分です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E9%AE%AE% …

 まあ、そのあたりは私も専門家ではないので、これくらいにしまして、北朝鮮と仲良くしている、あるいは定期的に送金している人の実態というのは、

・親類が半ば人質にとられているような状態、しかも、日本帰化とか韓国への変節、反体制運動等、変な行動を見せると日本に潜伏している工作員に、自殺か事故に見せかけられて暗殺される危険もあり、主義主張を変えることもできない・・・60%
・年取ってしまい、今更行動を起こす気力がない・・・20%
・体制崩壊となれば、日本や中国を含めた混乱が起こり、多くの被害者が出る。これを防ぐために現体制批判にならない範囲で(穏健派の高官を支持するとか、軍事目的に使われないように工夫した食糧援助をするなど)、事態の沈静化に努力している・・・15%
・中国の朝鮮族自治区で事業を行っていて、その関係で北朝鮮と仲良くしておく必要がある・・・5%
・残り・・・朝鮮半島北部に親類はいないが、恐怖政治を行っていた頃の韓国政府に酷い目に合わされた(1950年代に一家粛清され、残ったもの数名で知人を頼って日本逃亡とか)のでその反発心で北朝鮮支持。

 というような感じではないでしょうか。チョン選手の事は良く知らないんですが、上の区分で言うと「事態の沈静化に努力」に近いと思います。

 1970年代くらいまでは、日本帰化の条件もかなり厳しく、また、韓国も結構無茶苦茶な国だったので(大統領という名の独裁者が経済放置で恐怖政治をしく軍事国家で、独裁者の国威発揚の為に竹島占拠)、政治的に安定していて経済も計画的に運営している北朝鮮を信じて積極的に支持しようという動きもあったかと思いますが、今積極的に北朝鮮支持、というのは非常に少数派かと思われます。

 以上、書籍と韓国籍の知り合いに聞いた印象のみで語っていますが、参考までに。
    • good
    • 0

>彼らが北朝鮮=金+軍部体制に忠誠を誓う理由が分かりません。



先ず第一に、朝鮮総連系の小学校・中学校・高校・大学は、日本の教育委員会の管理下にありません。
ですから、あくまで「各種学校」の扱いです。
文部省の指導要綱とは、全く無関係に「低学年から徹底した思想教育」を行ないます。洗脳されているのです。
ですから、「日本のニュース=意図的な反共和国」と認識します。
一種の洗脳状態ですから、何ら不思議な事ではありません。
この特権も、北朝鮮への送金に一役かっています。


在日北朝鮮国籍の人は「原則は、好きで日本に住んでいない」事になっています。
強制連行された子孫!といのが、彼らの常套文句です。
1945年以降に来日した方も、強制連行されたと裁判を起こした事があります。
ですから、彼らは、嫌々ながら仕方なく日本に住んでいるのです。
しかし、現実は「北朝鮮への資金提供」が任務です。
恨パチンコ店・焼肉は、多くが在日南北朝鮮人が経営しています。
地下銀行を含めると、毎年数百億円の現金が「親愛なる南北朝鮮民族の希望の星・領袖である金正日将軍」の懐に流れているようです。

思想教育で洗脳を受けた場合は、なかなか正常には戻りません。
例えば、北朝鮮が原爆実験を行った時。
姜在彦氏は「日本が、北朝鮮と国交を結ばないからだ」
鄭甲寿氏は「日本が、北朝鮮を敵対政策を取っているからだ」
など、北朝鮮の核武装化を正当化しています。

北朝鮮在住の一般市民が餓死している映像・公開処刑の映像は「全て反共和国政府の謀略」と考えているようです。

洗脳ほど怖いものは、ありません。
    • good
    • 0

考え方が違いますね



中国の言う歴史は政治。
韓国の言う歴史は願望。
日本の言う歴史は学問。

だから三者は絶対に噛み合わない。


中国→現実主義者
韓国→妄想主義者
日本→事実主義者
 といいかえても言いでしょう。
貴方の言う歴史とはたぶん学問的な歴史のことを指すのだと思いますが、韓国ではまず理想の歴史があり、それに修正するのが歴史です。
 
 基本、韓国・中国では昔から支配層が変わるたびに前支配者時代の記録を焼き、 歴史学者を殺し、自らを正当化するよう歴史教科書を書き換えることを延々と繰り返してきました
 歴史とは真実を指すのではなく、政治を有利に進める為の武器に過ぎないのです。だから事実を歪めたり、証拠を捏造したりする事をそもそも悪い事とは思っていません。むしろ奨励、賞賛されます。良い悪いの問題ではなく、そういう文化なのです

>「反日教育」が、日本は侵略者で、一度は首領様の指導で退けたが、今も侵略の機会を狙っている
 これは今でもそのように言ってます。

これは6/6岡山県で抗議行動をした岡山の労働団体であるマスカットユニオンの声明文ですが
(以下転用します)
 「イラクがアメリカに攻め滅ぼされるのをみて、北朝鮮は核実験に踏み切った。日米は国連に制裁決議を出させ、北朝鮮がそれを守らないとして、さらに厳しい制裁を科す。こういうやり方で北朝鮮を追い詰めている。行き着く先は戦争だ!」と訴えた。
 北朝鮮との戦争を望んでいるのは日帝・麻生政権の方だ。
北朝鮮には世界的にも有数のレアメタルの資源がある(植民地時代に朝鮮総督府が開発しようとした)。レアメタル利権の奪いあいから帝国主義戦争が起こされる可能性は高い。
------------------------------------------------------
 彼らに言わせると北朝鮮の資源がほしい為に、日本は口実を勝手に作り帝国主義である日帝が北を攻めるといってますよw

>今の金王朝を積極的に支持する理由は何なのでしょうか?
 これは簡単、家族が北に人質に取られているからです。銃を突きつけられて、支持するか?
 と聞いているようなものです。

>在日の犯罪率が高いということについて
 警視庁の統計に発表されれます
 http://www.npa.go.jp/toukei/keiji24/h18hanzai.htm

 毎年、警視庁から発表されれますから、
    • good
    • 0

在日にとっては日本のが気持ち悪いのです。


彼らにとって日本が悪であり、それでも日本に済むのは祖国の為に金を稼ぎ安いからです。
在日の人は普通の小学校にも行かない人が多いです。
日本ではちゃんと学位が認められない朝鮮学校に行き、反日教育を受けて育ちます。
家庭でも日本の悪口を言い合って育ちます。
朝鮮学校は普通の日本の高校と違いますから、卒業しても大学を受ける権利を得ることができません。
彼らはTVを見ればいくらでも祖国の腐敗ぶりを見れますが、それは悪の日本が流した偽の情報であり、祖国こそが正義なのです。
だから在日は犯罪率が高く、帰化しないんです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

歴史認識の違いもありますし、元来近所の国同士は仲が悪いことも多いですから、仰るとおり彼らの一部が日本を嫌うのも分かる気がします。

私は、戦争という異常な状況、そして植民地と支配国の関係、などの事情を考慮すると、当時の日本が人道に反する行為を行ったであろうことを否定しません。焦点がズレますが、南京についても民間人が殺害されたであろうとも思ってます。
ただ、事実を捻じ曲げたり、誇張することで敵愾心を煽るような教育は間違いだと思います。稚拙な反日運動も笑止だと思ってます。

御指摘のとおり、日本に住むのは経済的な事情であろうということは、私も同意見です。

「反日教育」が、日本は侵略者で、一度は首領様の指導で退けたが、今も侵略の機会を狙っている、ということであるなら、これまた笑いです。
しかし、彼らには彼らなりの合理性があるのでしょう。

問題は、「日本は悪である」という主張は置いといて、国民を飢えさせ、収容所に放り込んで虐待しているという事実、そして実際に大勢の国民が国外脱出を試みているという事実を目の当たりにしてもなお、今の金王朝を積極的に支持する理由は何なのでしょうか?

それに、報道や情報には、偽や間違いも多々あると思いますが、それを踏まえた上でも常識的に考えれば今の北がマトモではないことくらい容易に理解できるはずではないでしょうか。

もう一つ、在日の犯罪率が高いということについて、客観的な根拠があってのご意見だと推測しますが、それをお示しいただけないでしょうか。

お礼日時:2009/06/26 18:11

日本人ですが、意見を言わせてください。



>韓国籍でありながらあえて北朝鮮チームを選択するメンタリティが分からないのです。

韓国籍だったのですか。知りませんでした。てっきり朝鮮籍なんだろうと思ってました。まあしかし、それは特例として話を進めさせていただきますが、恐らく北朝鮮というのはある意味で純粋なのではないでしょうか。韓国はどちらかというと、算盤勘定でおいしいほうになびくことはあるけど、北朝鮮は、事実であるかどうかは別としてなんとなく信念を貫いているような感じを受けます。より民族の誇りを大切にしているような気がします。北朝鮮を支持する在日のかたがたの思いは次のようなものだと考えられます。
「どうしようもない祖国であるが、これでも俺のおふくろだ。おふくろから俺は生まれた。そのおふくろを否定することは自分否定になる。いくら日本人から叩かれようと俺はおふくろを愛する。おふくろはおふくろだ」
というようなことではないかと推測します。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>韓国籍だったのですか。知りませんでした。

私も驚きました。保守的な人からは裏切り者と看做されてしまうこともあり得るわけですから。よほどの信念があってのことだと思います。
だからこそ、「なんで??」なのです。

おふくろのたとえ話、とてもよく分かります。腐っても親は親。やはり大切な存在ということなのでしょう。

御意見に反対するわけではないのですが、対象が人間ではなく「国」である場合、少々事情が異なるような気もします。

「祖国」は場合によって国土であり、人々であり、文化であり、体制でもあるわけです。たとえ異常であっても祖国は愛するという気持ちは分かります。
しかし、国を愛する、大切にする、ということイコール体制を支持するということではないと思うのです。
「祖国≠現体制」ということです。
そして私の文章が稚拙で分かりにくかったのですが、知りたいのは「体制」を支持するメンタリティです。

体制が愛する祖国を損ねている。しかし、俺は祖国を愛している。だから、いくら国民を苦しめようとも国際社会に唾を吐きかけようとも現体制を(消極的であっても)愛する、となるのは私には理解しがたいというのが正直な気持ちです。

愛する祖国の運営が間違っている。だから祖国を愛する俺は、その間違いを正したい、というのが自然だと思うのです。
もし、体制は間違っていないと本心から思っているのであれば、色々な情報や現実を咀嚼した上でさえ、そのように思うメンタリティがどうしても理解できないのです。

お礼日時:2009/06/26 17:51

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!