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2重スリットの実験を考えるとき
シュレーディンガー表示ではφ+Ψ
と波動関数を重ね合わせましたが
ハイゼンベルク表示では何を足せばいいのですか。
お願いします。

A 回答 (1件)

このサイトにおられる「自称専門家」の諸大家にはこの質問は簡単すぎるようですので、僭越ながら「一般人」の私がお答えします。


ハイゼンベルグ描像でも演算子だけでなく状態ベクトルが必要です。ハミルトニアンによるユニタリな時間発展を状態ベクトルに負わせるのがシュレーディンガー描像、時間発展を演算子に負わせるのがハイゼンベルグ描像、自由ハミルトニアンによる時間発展を演算子に、相互作用ハミルトニアンによる時間発展を状態ベクトルに負わせるのが相互作用描像です。ある基準時刻で状態ベクトルが
 φ+Ψ
のような重ね合わせになっていたとすると、シュレーディンガー描像では時間が経つとこの状態から変化しますが、ハイゼンベルグ描像では(観測されなければ)この状態のままです。2重スリットの実験では
 |スリット1を通った状態>+|スリット2を通った状態>
のように重ね合わせれば良いのです。
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この回答へのお礼

解答ありがとうございます。
誰も答えてくれないのであきらめていました。
そうですね「時間発展」と「重ね合わせ」は独立の概念だから
問題ないんですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2009/07/05 14:02

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