過去の記憶が鮮明すぎる

　兄弟や幼なじみと昔話をしていると、みな私の記憶力に驚きます。
　私の記憶が、そのシーンの細部のディテールに至るまで詳細なのです。無論、人それぞれの印象度もあるのでしょうが、私の場合は確かに総じて過去の思い出がどれもかなり鮮明すぎるのです。
　普段もヒマな時、過去の思い出の回想に浸ってしまっている事がたまにあります。
　過去の記憶が残りすぎるのも、そこにとらわれ過ぎて新しいものの吸収の障害になっているのでは、と最近少し心配です。
　皆様はどのようにお考えですか？
　
　

No.6 回答者： miranode 回答日時： 2009/10/17 16:12

質問から３ケ月以上たちましたが、前回の回答が不十分だと思いましたので補足します。

＞過去の記憶が残りすぎるのも、そこにとらわれ過ぎて新しいものの吸収の障害になっているのでは、と最近少し心配です。についてですが、確かに過去の記憶は鮮明なのに、ここ数年の記憶は、はっきりしないとか、忘れている事が多少あるかもしれません。

しかし、過去の記憶が残りすぎるのと新しいものの吸収はあまり関係ないように思います。
大人になると、日常生活で様々な事がある為、ひとつひとつ繰り返し思い出す事も少なくなるから、さほど鮮明に記憶に残っていないのでしょう。

No.5 回答者： miranode 回答日時： 2009/07/10 04:32

「　普段もヒマな時、過去の思い出の回想に浸ってしまっている事がたまにあります。

」という事ですから、無意識のうちにふっと思い出す癖がある為、過去になればなるほど思い出す回数が多いのです。ですから、鮮明になるのではないでしょうか。

勉強もそうですよね。
１回やるよりも、２回、３回と繰り返し勉強するほうが、暗記が、しっかり出来ます。
普通、勉強しなければ、あんまり覚えられない。
という事は、過去を思い出さなければいいのです。

日々忙しくなると、思い出す時間も、気持ちもなくなるでしょう。
趣味を充実させたり、次の予定を立てたり、いろいろありますよね。

回想している時って、動きが止まっているでしょう？
周囲の人から、ぼーっとしてるねとか、動きが止まっているね、とか言われませんか？

幼い頃の楽しい思い出は、「きらきらとした宝物」です。
忘れてしまうより、心の中に大切にとっておきましょう。

No.4 回答者： booter 回答日時： 2009/07/07 23:19

もしこれが適切な形であれば、能力の一つと考えられます。

映像記憶 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A0%E5%83%8F% …

フィクション「煙か土か食い物」の中で、その能力をむしろ利用し、英和辞書をペラペラめくって単語を覚えて東大に行った（とされる）直感像素質者の奈津川二郎のお話しなどがありますね。

No.3 回答者： aeromakki 回答日時： 2009/07/07 12:56

アスペルガーやＡＤＨＤには、能力が突出した部分が影響するためか、詳しすぎる幼時の記憶がある例がよくあります。

もちろん、発達障害がないケースでもあるはずです。

２さんの紹介されたケースは確か、催眠療法によって作り出された偽りの記憶の話ですよね。
催眠療法受けてないなら、大体、大丈夫ですが、あまり鮮明にあるとその中に夢の記憶まで混じり込むこともあります。

私はそれで継母をものすごく落ち込ませたことがあります。
「そんな無神経なこと言ってないのに疑われた」と。
あまり、記憶を過信しすぎると、本当にこういう悪夢が記憶に混じり込むこともあるので、ご注意ください。

No.2 回答者： kigurumi 回答日時： 2009/07/06 13:53

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%99%9A%E5%81%BD% …

確かにあなたは自発的に回想しておられるが、、、、

例えばですね。
アメリカで30年ほど前にマンヒステリーが起こり、アメリカ社会がパニックになったそうです。

現在の問題は過去にあるので、過去を思い出して人に話すことで過去のできごとを認め、今その過去を許しますって言うことで、回復を図ろうって、集団セラピーがありますよね。


人の話を聞くうち、ある人は隣の人が悲惨な人生を送った話をした以上、自分はもっとすごい話をしないと、他人から注目されない　って思ったそうです。
それで、賢明に思い出した。
そしてすごい過去を思い出した。

「なんてことだ、あまりにもすさまじすぎて、とても自分で耐えられないので、無意識に領域に閉じ込めていたんだ」となり、自分は過去と対決するためその話をみんなの前ですべきだとなり、話をしたのだそうです。


で、両親とか親戚　誰もそんなことがあったことを記憶していない。
両親は自分の非を認めたくないので、とぼけているのか？
実際は起こらなかったことで、作られた偽りの記憶の可能性が高い。

人の注目を浴びたいという欲望が、偽の記憶を作り出し、自分もその偽の記憶を真実だと記憶を塗り変えてしまった。


ある女性は、セラピーを受けていて、子供の頃、両親に悪魔崇拝に儀式に参加させられたことを思い出した。
父親に性行為を儀式上されて、妊娠し、儀式においてハンガーで胎児を引き出されたという記憶を思い出した。


もちろん父親は娘を愛しており、そんなことしていませんと裁判で証言した。

ところが、、、
兄はだんだん自分も両親に連れられ悪魔崇拝儀式に参加していたことを思い出した。
そして父親もついに思い出した。
そして父親は有罪になり懲役刑をくらった。


では、本人、父親、兄が思い出した共通の記憶は真実か？

ノー。
その女性は処女でした。
処女がどうやって妊娠できるのでしょう。
どうやって処女膜を破らず胎児を体内からハンガーで取り出せるのでしょう。

3人が記憶していた内容はスターウオーズのワンシーンでした。
3人でスターウオーズを見てたから記憶していたわけです。
しかし、それがスターウオーズの一シーンではなく、悪魔崇拝の儀式とそて、女性が証言したので、残り二人の記憶のリンクも塗り変えられてしまったわけです。


たまに体内にいたときのことを記憶しているって人がいますが、結局　親から大きくなって聞いたものを、体内にいるときに聞いていたと、記憶を塗り変えているから。
だって、体内にいるときは、まだ脳の記憶する部分ができていないのだから。
記憶できる臓器がまだできていないのに、どこで記憶できるというのでしょう。
どうしても自分は超人だって言い張りたい人は、この説明を受け入れません。
自分はスペシャル　超人だっって人に自己顕示したい人は、その欲望が強すぎて、冷静な説明を聞き入れません。

妄想を真実だと信じることで、その人の自尊心が保てるのなら、それはそれでいいと思います。
ただ、カルトの教祖となると、いろいろ社会に害を与えるので、なんとかしなければならないレベルです。

あなたの場合、過去を思い出すことに対してはそれは問題ではないと思います。
しかし、もしかしたら、物語を作り上げたりして、どうにも止らなくなって日常生活に支障をきたすレベルであれば、、、

えっとですね、記憶は無限に近いです。
だから一定の量があり、それ以上は記憶できなくなるってことは無いです。
記憶というのは、えっと、、、

例えば赤い毛糸の手袋ってあったとします。
「赤」「毛糸」「手袋」と分解され、紐でつながります。
で、これらはそれぞれ「帽子」や「信号」「かぎ棒」などともリンクされます。

だから「その手袋とって」といわれたとき、うっかり帽子を取ってしまったりするわけです。
刺激に対して芋ズル式でひっぱりだされるが、リンクが弱いと強い方がつながって記憶から出てきてしまう。

人間はそのままを記憶できない。分解して記憶する。
コンピュータは間違うことがありません、インプットされたものをちゃんとそのまま出力します。
人間の記憶はそういうシステムではないので、正確には再現できません。
が、その分解してリンクするという特徴があるので、無限にいろんなものを創造できるんです。

海馬は疲れない　とかいう本が会ったと思います。
これ以上は覚えられないという限界は無いのだそうです。
ただし、思い出さないとリンクが細くなりますので、刺激に対して、リンクが細くなっていたら、引き出せないこともでてきます。


しかし、リンクが絶たれていない以上、思い出すこともある。
脳溢血などで、回路が遮断されたら、リンク切れ起こしているので、アクセスできません。
が、強い刺激を与え、土砂崩れの先まで迂回路を使ってアクセスできれば、記憶は回復できます。


というわけで、

・人はそっくりそのまま覚えることができないという特徴を持つので、思い出したことが真実とは限らない。

・人間の記憶システムはコンピュータと違うので、リンクにより無限にいろんなものを記憶・創造できる。


ただし、サリン被害者のように、寝ている時まで記憶の部分に強い刺激がいき、過去が蘇ってしまう　あるいはイメージが湧き出てしまう　となると、治療が必要です。
ぼーっとスリープモードでいたくても、いろんなイメージが湧き出て混乱して日常生活ができなくなってしまうから。

No.1 回答者： kaitara1 回答日時： 2009/07/06 05:38

無意識の間に過去をいつも想起しているのではないかと思います。

いわばスキャンのような感じで常に過去を想起していても、現在の対象がおろそかになることはないのではないでしょうか。たとえば昨日の出来事などについてはほかの人と比べてどうなのでしょうか。おそらく違いはないと思います。