日本経済は90年代のことを失われた10年と呼んでいますが簡単に言うとどういった事なのですか?こうゆうことは苦手なので初心者にもわかるようにどなたか教えてくれませんか?お願いします

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A 回答 (2件)

これは、80年代以前の日本経済と比較した言葉と考えると分かり易いです。



それまで日本経済は成長を続けてきて、アメリカを抜きそうになりました。アメリカも「なんで日本はこう強いんだ?」と国をあげて、日本の強さを勉強したほどです。『ジャパン・アズ・ナンバーワン』という本も書かれたりしました。その頂点が、80年代後半に起こったバブル経済です。(いまでこそバブルといいますが、当時は日本経済が世界一になると思われていたのです。)

ところが、その世界一になりそうだった日本経済が見せかけだったということが、90年代に入ってばれてしまいました。国家経済の指標であるGDP(国内総生産)は上がらなくなるし、株価は急落するし・・・。これがいわゆる「バブル崩壊」です。その後いままで、日本経済は泣かず飛ばずで来てしまいました。この10年間を、誰が言ったか、「失われた10年」と呼んだのです。

何故そうなったのかは、多くの経済学者が研究して、本も一杯出ています。有名なのは、宮崎義一『複合不況』中公新書です。原因として一番言われているのが、銀行が膨大な不良債権を持ったからというものです。つまりバブル経済の時には、土地や株がどんどん値上がりしたので、もっともっと値上がりすると見て、お金をどんどんつぎ込んだのです。
ところが90年代に入ってそれらが急落したものですから、買ったときの値段より安くなってしまいました。つまり銀行などの金融機関から経済建て直しのためのお金が出なくなってしまったのです。それに加えて、不良債権処理の先送りということも、よく言われる原因の一つです。持っている不良債権を公にして、どんどん損切りしてしまえば、ここまで日本経済がひどい状態にはならなかったというものが、メンツとか責任逃れのために、損切りをしてこなかったのです。そしてついに銀行倒産という信じられないところまで追いつめられてしまいました。これらは日本的経営体質の悪い面が出たからだという人も居ます。もしこうした原因にご興味がおありなら、関係する本をお読み下さい。とっかかりは、前述の『複合不況』や野口悠紀雄『1940年体制』東洋経済です。

というわけで、日本経済は90年代の戦後一番の大不況を乗り越えられないまま、21世紀に入ってしまいました。その間、せっかく『ジャパン・アズ・ナンバーワン』といわれた日本の国際競争力もどんどん落ちて、スイスのIMDというシンクタンクの評価では、10位以下にまでなってしまいました。まさに「失われた10年」になってしまったのです。
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直接的な回答ではありませんが、以下の成書はいかがでしょうか(内容未確認!)?


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東京圏における1990年代の経済構造変化/中島清/横浜市立大学経済研究…/2000.3 
経済ニュースが驚くほどわかる本/石倉浩/三笠書房/2000.7 
◎村上龍“失われた10年”を問う/村上龍/日本放送出版協会/2000.5 
=====================================
蛇足ですが、村上龍がMMで配信してますが、以前にこれに関連して取り上げ(専門家の質疑応答形式?)てました。

ご参考まで。
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Qアメリカ経済における80年代と90年代の違いを説明 。

タイトルの通りです。
軍需産業の時代からITの時代になったというのが大きな違いでしょうが、他に細かなキーワードはどんなものが挙げられるのでしょうか?
自信がないので、ご専門の方、宜しくお願い致します。

Aベストアンサー

 日本がバブル崩壊で沈むのと入れ替わりにアメリカがおっしゃるようにIT産業を軸にして大飛躍を遂げたのが1990年代でした。そのきっかけを作ったのは実はクリントン時代の副大統領、ゴア氏でした。それは情報スーパーハイウェイ構想と呼び、アメリカのすべてのコンピュ-タを光ケーブルで繋ごうというものでした。この計画は結局失敗に終わりましたが、その過程でインターネットという副産物が生まれ、これが大化けしてアメリカ大飛躍の土台になったのです。
 一方の日本はその当時からアメリカを上回るハード技術を持ちながら、このような構想を有する人物に欠け、また社会でもそれを評価できる環境がなかったので大きく遅れを取ることになってしまったのは痛恨事でした。日本はイノベーションを起すような新しい構想や技術に冷淡な社会ですね。これは反省しなければならないと思います。
 ゴア氏については下記をどうぞ。彼が選挙で惜敗したのはアメリカにとっては大変な痛手だったと言えます。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/アル・ゴア

Q円高、海外移転で軒並み失敗(90年代中期時

90年代中期の円高時の時も日本企業の海外移転が起こり、しかしその後それら企業は移転によってどこも軒並み大失敗し大きな損失を抱えることになったと聞きました。他の話題の中でサラッとこの話がでたので、この事についてはその後ふれられませんでした。

90年代中期の日本企業の海外移転はなぜ失敗が相次いだのでしょうか?
この時期のことにお詳しい方、ご解説をいただきたく思います。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

>90年代中期の日本企業の海外移転はなぜ失敗が相次いだのでしょうか?
私はそんな話を聞いたことがなかったので、前知識ゼロの身ながら確かめてみました。


ざっと調べたところ90年代の中盤は逆に全体的に海外投資は順調だったみたいです。ただし…90年代の終りのアジア通貨危機でけっこう手ひどくやられたみたいですね。(97~98年を90年代中期とは言いますかねぇ?)そのため海外投資や海外進出が一気に減ったらしいです。
http://www.meti.go.jp/hakusho/chusyo/H12/Z225-01-00.htm
http://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je04/04-3-2-11z.html


そのときの経験が中小企業白書に載っていたので該当URLを貼っておきます。(まあここに載る話はまだヌルイ例かもしれんけど)
http://www.meti.go.jp/hakusho/chusyo/H12/02-02-05-01.html



もし海外移転の失敗の要因をこのアジア通貨危機にするのであれば、失敗の要因は当然「現地の景気が悪化したから」ということになります。景気によって現地の需要が減少し売上が減少するリスクがあるのは、当たり前ですが考慮に入れる必要があるかと。

●具体例(PDFです。けっこう長文なので基本は読まなくていいと思います)
http://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1022127/www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/tyousa/tyou032i.pdf
上のPDFにはアジア通貨危機時のインドネシアの状況とそれに対する日本の対応が書いてあります。まあそれはどうでも良くて、東南アジア諸国の自動車の販売台数のデータが載っていますが、98年に一気に減っているのがわかりますね。ヤマハの現地の苦闘が色々書かれていますが、小難しく書かれていて、読む気がおこらない(苦笑


ただ、公平性を保つために書いておきますが、97~98年当時不調だったのはアジア地域だけでありほかの地域はそこまで不調とは言えないと思います。さらに言うと製造業の影響が大きかったですが非製造業はそこまでの影響はありませんでした。(まあ全体的にあまり良くなかったのは事実)ここらへんの話は1998年の海外事業活動基本調査で売上高の状況や現地法人の収益状況を見ればわかるはずです。

第29回海外事業活動基本調査結果概要速報
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/kaigaizi/result/result_8.html


まあこんなところでいかがでしょうか?

>90年代中期の日本企業の海外移転はなぜ失敗が相次いだのでしょうか?
私はそんな話を聞いたことがなかったので、前知識ゼロの身ながら確かめてみました。


ざっと調べたところ90年代の中盤は逆に全体的に海外投資は順調だったみたいです。ただし…90年代の終りのアジア通貨危機でけっこう手ひどくやられたみたいですね。(97~98年を90年代中期とは言いますかねぇ?)そのため海外投資や海外進出が一気に減ったらしいです。
http://www.meti.go.jp/hakusho/chusyo/H12/Z225-01-00.htm
http://www5.cao.go.jp/j-j/...続きを読む

Qラテンアメリカの1980年代の経済危機について

「ラテンアメリカの1980年代の経済危機」の原因・状況・解決策について
教えてください!レポート提出なので早めに答えほしいです!

Aベストアンサー

おそらく、ブラジルのインフレを代表する経済危機のことを言っているのではないでしょうか?
このあたりから攻めていくとレポートは形になると思われます。

参考URL:http://www.tradition-net.co.jp/door/door_siten/brazil.htm

Q90年代、日本不況下の円高に関して

2008年末、アメリカの経済状況悪化により
急激な円高ドル安が進行致しました。

しかし、
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この理由はどこにあるのでしょうか?

日本以上にアメリカの経済が悪化していたのでしょうか??

当時のアメリカの経済状況も合わせてお教え頂けると幸いです。

何卒宜しくお願い致します。

Aベストアンサー

簡単です。「円高ドル安」か「円安ドル高」かの基本要因は、

(1)日本とアメリカどっちが貿易黒字・赤字になっているか
  と
(2)円とドルどちらで預金した方が得か(株そのほかの金融資産所有を含む)
  の二つです。

「(1)」については、1970年代以降つねに日本が黒字です。と言うことは、ものの売り買いを清算すると

  アメリカで売った日本製品の売り上げ>>日本で売ったアメリカ製品の売り上げ

となって、それぞれの売り上げを自国に持ち帰ると

  ドル売り円買い>>円売りドル買い

となって、ドルの売りが増えて「ドル安」になります。これが基本です。日米の金利・運用利回りが同じなら常に「円高ドル安」になります。

次に「(2)」ですが、日本の金利が安くてアメリカの金利が高ければ、お金を持っている人がみんなお金をドルに換えて預金するようになるので、円が売られて「円安」になります。逆なら「円高」です。

円高、円安は基本的に利回りや貿易収支で決まります。
90年代の円高も今回の円高も基本的には日本の貿易黒字が原因です。
ドルの金利(運用利回り)が高いときだけ円安になります。

90年代は日本の経済状況が落ち込んでも、日本の貿易黒字はずっと維持されたので円高基調、今回はドル資産の利回りが低くなったので円に逃避して円高といったところかな?

円ドル相場は国の経済の人気投票ではないと言うことです。

簡単です。「円高ドル安」か「円安ドル高」かの基本要因は、

(1)日本とアメリカどっちが貿易黒字・赤字になっているか
  と
(2)円とドルどちらで預金した方が得か(株そのほかの金融資産所有を含む)
  の二つです。

「(1)」については、1970年代以降つねに日本が黒字です。と言うことは、ものの売り買いを清算すると

  アメリカで売った日本製品の売り上げ>>日本で売ったアメリカ製品の売り上げ

となって、それぞれの売り上げを自国に持ち帰ると

  ドル売り円買い>>円売りドル買い
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Q今と昔(1960年代)の経済の違い、経緯を教えてください

現在の経済状況と昔(1960年代)の経済状況の違い、経緯を教えてください。また、それに対しての皆様の考え、意見が聞きたいです。経済のことがよくわからないのでよろしくおねがいします。

Aベストアンサー

はじめまして、40代後半のおっさんです。
1960年代は、ちょうど私が幼稚園から小学校の時代です。
日本は経済成長率が平均10%前後でと今の中国並みでした。私は幼かったので経済成長率なんてもちろん意識していませんが成長は実感です。
64年の東京オリンピック、70年の大阪万博をへて日本中が高度成長に沸いていた時代ですね。
一回り年上の人たちは街頭テレビの時代ですが、私の時代は普通の家にはテレビが普及し、車も多くの人が手に入れていた時代です。
テレビも60年代後半にはカラーに変わり、新幹線が開通し、高速道路が建設され始めたモータリゼーションの幕開けです。
霞ヶ関ビルが建ち、本格的な高層ビルの時代が始まり、戦後の復旧期を終えた日本が、世界に羽ばたき始める時代だったと思います。

でも、今から思えば大部分の日本人はまだまだ貧乏だったと思います。(1ドル360円の時代ですから)輸入品は舶来品と言われ外国製品=高級品の時代です。
大学進学率も低いし、学校は公立が当たり前、私学に進学するのはごく一部のお金持ちだけでした。
私は大阪ですが、経済的な理由で中卒で働く人もいました。半分が高卒で大学進学率が大幅にあがったのは昭和40年代以降でしょう。

最近よく言われる、格差(お金持ちと貧乏人、東京と地方)は今の何倍もあったと思います。
この時代は、仕事と豊かさを求めてたくさんの人が東京へ東京へ集まった時代、地方の若者は東京へ進学し、または職を求めて東京に出てくる。農家のお父さんは出稼ぎに東京に出てきました。
ともかく、健康な人は働かないと食えない時代です。皆必死で職を求めいて、パラサイトシングルで気ままな独身生活なんて許されなかったと思います。

最近思うところあって、調べたのですが、犯罪発生率は現在の3倍あったそうです。(人口は現在の60%なので件数はもうちょっと差は縮まりますが)、未成年の凶悪犯罪に至っては現在の4倍だそうです。(犯罪発生率のピークは1963年だそうです物騒な世の中だったようです)

ともかく最近盛んに言われる、「格差社会」「東京と地方の格差」「犯罪発生率の増加」「犯罪の低年齢化」ってのは思い起こしてみると全く逆で1960年代の方が圧倒的に酷かった。

ちょっと、話がそれてしまいましたが、経済に話を戻します。当時は為替レートが1ドル=360円の時代です。単純に考えても購買力は今の1/3で、日本製品は海外でも評価が低く、「安物」扱いされていた時代です。
今より日本の経済力は何分の1の時代です。経済成長も著しかったけれど、インフレも激しく給料のアップとどっち?って感じです。
私は幼かったけれど、親父の稼ぎ以上に物価が上がり、袋がぼやいていたのを覚えています。

でも!(ここからが本題です) 日本中「成長感」に満ちあふれていたと思います。池田勇人首相が「所得倍増計画」をぶちあげ、東京オリンピック、大阪万博と国家をあげてのイベントが続き、新幹線、高速道路、高層ビルが建ち始める時代に、「成長」を感じないはずはないと思います。
企業は?当時の花形企業の繊維産業に続いて製鉄、造船業が飛躍し大企業となり、消費者からは松下やソニーの様な家電メーカーが飛躍し、トヨタ、ホンダがモータリゼーションと共に業績を伸ばしていました。

その後70年代にはいり、ドルショック、石油ショックの一服はありましたが、80年代に入りバブルへと一直線。90年代に入りバブル崩壊と続きました。
今、格差が広がっている、東京と地方の格差拡大、犯罪率の増加とか盛んに言われていますが、それはバブル時代と比べるからでしょう。

とりとめもない話に終始しましたが、1960年代は貧乏・物騒な時代でしたが、経済が成長し豊かになってゆく生活が実感できて、日本人が成長を無条件に信じていた時代だと思います。

はじめまして、40代後半のおっさんです。
1960年代は、ちょうど私が幼稚園から小学校の時代です。
日本は経済成長率が平均10%前後でと今の中国並みでした。私は幼かったので経済成長率なんてもちろん意識していませんが成長は実感です。
64年の東京オリンピック、70年の大阪万博をへて日本中が高度成長に沸いていた時代ですね。
一回り年上の人たちは街頭テレビの時代ですが、私の時代は普通の家にはテレビが普及し、車も多くの人が手に入れていた時代です。
テレビも60年代後半にはカラーに変...続きを読む


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