dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

社民党が海賊対策を海自ではなく海保にするべきだと主張しています。

たしかにその方が憲法との関係でいえば問題ありません。

では実際に今の業務を海保がやるとしたら何か問題が起きるでしょうか?

社民批判でも支持でもありません。純粋な疑問なので、冷静な回答をお願いします。

A 回答 (6件)

私は海上保安庁が海賊対策を行うほうが、むしろ憲法に抵触するのではないかと思っています。



日本の机上保安庁は、日本の領海内において、警察行動ができます。警察とは、属している国家の主権が及ぶ地域内において行動できるものです。たとえばFBIが日本に来ても、日本の警察と協力して行動は出来てもあくまで民間外国人であり、銃器の使用など出来ません。

ソマリア沖では国の管理能力が低下しているといっても、主権国家の領域内です。一部公海の部分もあるのかもしれまんが、その場合はなおさら、その地域で日本の国権を発動することになりますので、海上保安庁の行動は、侵略行為と同義となるような気がします。

対して軍隊は、最初から国外に出て行動するものです。ある国からの正式な要請があれば、国を代表して行動し、指揮官にはその国での活動について、国として発言・行動する権限を与えれられます。逆にいえば、その指揮官が間違った判断をすれば、その責任は国が負うということです。
いろいろな国の軍隊が出動している地域なら、国同士が外交的に(外交官のレベルで)仕事の分担や命令系統などを決め、具体的現実的な細則は各国の指揮官がミーティングして決めます。このミーティングに参加して発言するには、外交官と同等の資格が必要ですので、軍が国を代表することになるのです。

ほかの国が出動しておらず、ソマリアの国が日本に派遣要請をしているのなら、海上保安庁でもいいでしょう。
しかし他の国も出てきている(しかも命をかけた)外交の場ですから、海上保安庁にまかせるのは適当で無いとおもいます。

この回答への補足

PKO活動で実際に警察が行った例があるので、憲法に抵触することはないでしょう。
相手国の要請さえあれば問題ないはずです。
ただ、多国籍軍になると、たしかに海保では扱いが軽くなってしまうでしょうね。
これも過去のPKO活動でも同じでしょう。
他国は軍隊を出してましたから、自衛隊でないとものが言えませんよね。
(外国から見たら自衛隊は日本の軍隊扱いなのですよね)

補足日時:2009/07/25 09:01
    • good
    • 0

まず、社会民主党のその主張は、まさに「日本の常識は、世界の非常識」というやつです。


国際ルールの基本は、相互主義です。
別に海上保安庁を揶揄するわけではありませんが、日本はフランス等で再処理した核燃料を日本に輸送する際、その護衛を専用に建造した巡視船で行っていますが、海上自衛隊の護衛艦ならば入港に際して優先権を与えられ、かつ、軍港でも入港を許可されるところを、巡視船は、あくまでコースガードのため、一般商船よりも後回しにされ、更には軍港等への入港もできません。
憲法の問題を云々する人達に聞いてみたいですね。
外国に行って、商船以下の扱いを受ける巡視船の船員の気持ちをどう考えるのかと。
これは、海賊対策で出て行った場合も同じです。
護衛艦ならば、自国の軍艦と同等に扱われるのに、巡視船ですと商船以下の扱いです。
補給を受けに港に入っても、商船以下の扱いしか受けられません。
それほど、世界では、コースガードの船と軍艦の国際的地位の差は大きいのです。
社民党だけではないです。
日本人は、もっと世界の常識を身につけるべきですよね。

この回答への補足

核燃料処理の巡視船と海賊対策の船が同等の扱いを受けるとは思えませんが・・・。
軍艦より扱いが劣るのは確かでしょうね。

補足日時:2009/07/25 08:56
    • good
    • 0

「しきなみ」クラスをあと5隻ほど作って、外国海軍や海自のP3Cとの


リンクができるように改造すれば、活動できるでしょうけど
そのような第4軍としての強化を本当にしたいのかな?
逆にいえば、そのような強化が行われない限り、海保では対応困難です
どのみち、人員と予算はふやしてあげたいね
    • good
    • 0

 取り締まる海域と相手のレベルによりますが、さしあたりの問題であれば、巡視船の数と装備の問題があります。



 現在問題となっているソマリア沖については、航続距離や装備の問題で、海保の保有する船舶で対応できるのは「しきしま級」一隻だと聞きます。しかしながら、外洋で常時1席の船舶を行動させるためには最低でも同クラスの船が3~4隻は必要ですので、現時点では派遣は不可能です。同型船があと2~3隻は必要です。
 また昨今の海賊は武装強化が進み、最低でもAK47などの自動小銃、場合によってはRPG7などの個人携行ロケットも装備しています。これを射程外から確実に撃破できる火器と、万が一の被弾に耐える装甲強化も必要ですね。しきしま級の装備するエリコンの35mm機関砲なら射程の問題はなんとかなるかもしれませんが、装甲はなんとも。

 以上のことから、現しきしま級の装甲と武装の強化発展型を4隻ほど建造すれば、海保でも可能になるのではないでしょうか。

 ただし、諸外国ではコーストガード(日本の海保にあたる)は準軍隊として位置づけられているのが一般的ですので、外国から見たら日本が護衛艦を出そうが海保の巡視船だろうが同じことです。
 こんなくだらないことで騒ぎになっているのは日本だけですね。

 まあ、社民党はかつて国会という国権の最高機関の場で「空母からB52が発進」というボケをかましてくれた政党です。少なくともこういう分野でのまともな知識や見識が欠落していることは明らかですので、この問題で社民党の発言をまともにとりあう必要はないのでは。

この回答への補足

前半は説得力があるのですが・・・後半は「くだらないこと」と社民党批判ですね。残念です。

補足日時:2009/07/25 09:06
    • good
    • 0

装備からしてちょっと無理では無いかと。



ロケットランチャーでミサイル打ち込んでくるような海賊に対し、機関銃・機関砲数門だけで対処できるかねえ?

海上保安庁=警察ですので、ほとんど軍隊であるソマリア沖の海賊に対しては荷が重いと思いますけどね。
(他国は軍隊を派遣している)
    • good
    • 0

海保の規定に盛り込まれた活動領域を広げられるかが鍵でしょうが…



ただそもそも設立時、海保という名前は国境に接してる海域を守る意味でインド洋からアフリカ沖を守る義務を持たせるのはちと拡大解釈と思います。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!