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「法律」カテゴリで質問すべきかとも思ったのですが・・・。
条文や判例について質問したいというよりは、実際のところどうすべきかアドバイスがもらえれば、という性質の質問ですので、こちらに書きます。
ふさわしいカテゴリではなかったかもしれませんが、一応読んでいただければ幸いです。


中途採用の専門職として就職活動をし、採用の内定をもらいました。
採用内定通知とともに誓約書などを受け取り、サインして後日提出するよう求められ、現在はまだ誓約書を手元に持っている状態です。
その誓約書の中に、退職後の競業禁止の規定があります。

実は、私は、将来的にその専門職としての独立を目指しているのですが、そのことを就職活動中に会社に告げませんでした(もちろん、あえて嘘をついたりはしていませんが・・・)。
というのも、その専門職は独立することが極めて多い職種なので、「守秘義務を守り、社員や顧客を奪わず、競合が少なければ、会社は独立を応援してくれるもの」と軽く考えていたのです。
また、私の目指す独立の形は、特殊な地域的事情を強みとするもので、その特殊な地域的事情を詳しく知るためにあえて開業を目指している地域に絞って就職活動をしましたが、もちろん、今から就職しようとしている会社の顧客を奪って独立しようなどとは全く考えていません。
就職しようとしている会社は、私が目論んでいるような特殊な地域的事情に特化した営業形態ではなく、むしろ全く別の分野に特化して営業しており、客層は競合しないと思われるからです。

しかし、誓約書には「退職後2年間は社の営業地域内で競業する業務をしない」等、退職後の独立を制限するような規定が複数ありました。
わざわざ誓約書を提出させるということ、また、その内容から、独立を応援してくれるタイプの会社ではないようだ、と、そこでようやく気付いたのです。

慌てて「競業禁止規定」について調べましたが、私が受け取った誓約書のフォームは、期間も限定的で、「営業地域内」というのも地名で指定してあり、特に不合理なものとは思えません。
つまり、会社がひどいのではなく、私が勘違いしていた、ということです。浅はかでした。

このまま就職し、後に独立しようとする時になって揉めてしまったら、会社にお世話になっておきながら迷惑を掛けることになってしまいますし、特殊な地域的事情に特化するという開業のプラン自体も危うくなってしまいます。

独立したいという意思を、今からでもきちんと会社に伝え、誓約書について話し合うべきでしょうか?
それとも、就職後に信頼関係を築くことができれば、競合しないということを説明して独立させてもらえる可能性があるでしょうか?
もしくは、独立を応援してくれるような企業を探し直すべきでしょうか?
内定通知をもらう前に気付いていれば、3番目の選択をしたと思いますが、既に内定通知を受け取ってしまい、会社も採用活動を終了してしまったようです。
今から入社の意思を翻せば会社に大きな迷惑を掛けてしまうため、悩んでいます。

諸事情により職種等限定しない書き方しかできず、分かりにくくてすみません。
何か書いていただけると嬉しいです。

A 回答 (3件)

http://www.tamagoya.ne.jp/roudou/134.htm

法的にはこれが回答。

当方、起業家ですが、あなたのようなタイプは見込みがあると思う。
よく考えていますし、筋を通してますから。
死屍累々の世界ですが、残っている人間はそれなりに骨がありますからね。

さて、法的には起業しても大丈夫だと思うんですが、筋を通すなら言うべきでしょう。・・ただし、途中は全部飛ばして、『社長にだけ』、です。
社長の玉が大きいなら、たぶん応援してくれると思う。
玉の小さい社長なら辞めると良い。
辞め時は選ぶべきだが、腕のいい/業績のいいエリアのちがう会社に一回移るといいと思います。
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この回答へのお礼

参考URL、分かりやすい解説で助かりました。
また、起業家の方から「見込みがある」とのお言葉をいただけて、大変励みになりました。

いただいた回答を読んで考えたのは、社長の人柄や、実際独立する人がどの程度あるか、独立する場合はどのような形で独立しているか、など、中に入らなければ「本当のところ」が見えないことがあるのはどの会社でも同じだ、ということです。
建前で独立を応援していると言っている会社が本当に独立しやすい環境だとは限りませんし、その逆もあり得ると思います。
「退職後の競業禁止規約」が法的にはそれほど強い力を持つものでない以上、「働く中で知識・経験・情報を増やし、独立出来そうかどうかを見きわめ、円満な独立の可能性を探る」という手順を踏まなければならないのは、競業禁止規約の有無に関わらず同じ。つまり、結局どの会社に就職しても手順や姿勢は同じなのではないか、と思い至ったのです。

ならば、縁のあった会社を信じて、しばらく頑張ってみようと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/03 00:44

>というのも、その専門職は独立することが極めて多い職種なので、



だからこそ退職後の競業禁止規定を作ったのかもしれませんね、
過去に多くの事例(節操のない)が有って会社としても困った事がある、など。
この場合は会社に相談しても難しいと思います。

>私の目指す独立の形は、特殊な地域的事情を強みとするもので、その特殊な地域的事情を詳しく知るために

これはその業種に就かないと分からないものでしょうか、独立の地域を変えればクリアできるので開業予定地を再検討してみる。
他地域の地域情報は一旦別の業種に就職して探ることは出来ないか、あるいは在職中にコツコツと収集できないか、を検討してみる。

ブランクが出来ると厳しいが、2年間我慢は出来ないか。
その間にその業種の競争力アップになるようなプラスαの知識などの習得を行えないか。

>むしろ全く別の分野に特化して営業しており、客層は競合しないと思われるからです。

同じ業種で同じ地域ならば、競合するという判断になると思います。

>「守秘義務を守り、社員や顧客を奪わず、競合が少なければ、会社は独立を応援してくれるもの」

『社員や顧客を奪わず』というのが、顧客開拓や営業手法の“足かせ”になってしまう事が考えられるのではないか。
結構大変です、独立当初は中々売り上げが伸びず、我慢できずに元の会社の顧客の所に出向いてしまった…。
ということも有ります。
基本的には他地域で開業する方が、しがらみが無く顧客開拓に一切の遠慮は要らないし、
厳しいけれど乗り越えれば良い結果を生むと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

いただいたアドバイスを読んで、やはり就職活動の前にもっとよく調べるべきだった、と反省しました。
というのは、私の開業プランの要である「特殊な地域的事情」とは、ほとんど開業予定地域特有の事情であり、開業の地域を変えることは相当に難しいのです。
競業禁止規定について、考えておくべきでした。

しかし、私の職種は、例えば提携に近いような形で独立するなど円満に独立することが多く、退職後の競業が禁止されるとは思わなかった、というのが本音です。
もし、そのような業界の中であえて競業禁止をしなければならないほど悪質な独立があった、ということならば、やはり円満な独立は難しいのかもしれません。

ですが、やはり今の会社が情報収集と経験・知識の獲得に有利なことは間違いないと思われるので、誓約を受け入れて入社し、しばらく働きながら、あきらめずに独立の道を探ってみようと思っています。
その際、他の地域に類似した事情を持つ所がないか、2年間別の地域や事業で待つ方策はないか、ということももう一度検討してみます。

お礼日時:2009/08/03 01:19

>独立したいという意思を、今からでもきちんと会社に伝え、誓約書について話し合うべきでしょうか?



自分の社内における立場がなくなります。
辞めていくことがわかっている人間に「仕事を教える」なんてことはしませんし、成長していくような仕事はさせてもらえない、極論、毎日「お茶汲み」「掃除」「資料整理」だけしか仕事がない・・・なんてこともありえますよね。

今、独立しようという気がなくても働いているうちに独立したくなった、自分の可能を確かめてみたい、独立後も共存してお互い助け合えるような関係になりたい・・・という方向で考えるのがいいのでは?

今はおとなしく「社員」としての仕事を全うして、その傍ら(休みの日)とかに独立に向けた準備をコツコツしていけばいいでしょう。

私も独立するときは大変だったなぁ・・・辞める4ヶ月前に告げたけどその4ヶ月はツラかった・・・。でもね、辞める間際はみんな応援してくれていたけどね。
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この回答へのお礼

経験に基づいたご意見、ありがとうございました。
大変参考になり、勇気付けられました。

まだまだ資金も必要ですし、せっかくご縁のあった会社なので、回答者さんのおっしゃるとおり、しばらくは社員としての仕事をきちんと全うしながらコツコツ準備していこうと思います。

お礼日時:2009/08/03 00:09

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