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サッカーでロスタイムって何であるのでしょうか?
人に聞いてもみな「ファール等で試合が止まった分の時間を埋め合わせるため」といいますが、
その試合が止まった際に毎回時計を止めればいい話ではないでしょうか。
バスケなんかがそうですよね。
またロスタイムの時間も、「2」のとき2分なのか、2分13秒なのか、1分54秒なのか、、、非常にアバウトだと思うのですが。
現行のやり方のほうが良い理由を教えてください。

A 回答 (6件)

昔(1990年代中頃まで)はロスタイムが何分か、観客も選手も知らなかったんですよ。

なので、一点差だといつ笛が吹かれるかドキドキ、時には疑惑のロスタイムなんてこともありました。
個人的にはこの方が逆に面白いと思うのですが
なお、通常、主審は二個時計を持っており、一つは動かしっぱなし(場内に大時計があると省略することも)、もう一方は負傷者の治療などゲームと関係ないアクションがあった時点(タッチに出たりゴールキックくらいでは停めません)で必要に応じて停める時計でこちらが正タイムとなります。で、終了が近づくと、この二つを比較してロスタイム何分とアシスタントレフェリーに連絡します。

元々、英国のフットボールではサッカーもラグビーも主審が試合のすべてのマネジメントを行っていました。現在ではアシスタントレフェリーと言いますが、当時はラインズマン(ラグビーはタッチジャッジ)で、主審の判定に口を出すことも許されていなかったんです。それが、アシスタントレフェリーの成立により、主審の権限が軽くなり、次に来るのはタイムキーパーの導入だと思います(時期はわかりませんが)。アメリカでは、NASL(ペレやベッケンバウアーの所属していた昔のサッカーリーグ)や一時期のMLSで採用されたことがあります。

なお、ラグビーでは、国際試合はタイムキーパー制に移行しました。これは、ご指摘の通り、ロスタイムがわかりにくいし、最近、ロスタイムが長くなりつつあった(5分以上は当たり前になってきた)ということもあると思います。なお、ラグビーでは、タイムキーパーが時計を判断するのではなく、主審が時計を止める合図をし、インプレーで時計が動くようになっています。
で、タイムキーパー制になって何が変わったかというと、実際の試合時間が長くなったと言うことがあります。最近の上位レベルの試合は、ほとんどが2時間の放送枠いっぱいになっています(以前は余裕があったのですが)。
何故かと考えると、主審がロスタイムを取る場合、ある程度の裁量で短縮しているケースがあったのではないでしょうか、10分以上中断があったとしても、ロスタイムとしてはそれより短くしているようなことがあったのかもしれません。実際、かなり長い中断があった試合の場合だと、そのままロスタイムとしてはいなかったと思います。それを、タイムキーパーによって厳密に計時したら試合が長くなってしまったと言うわけですね。

ラグビーの場合は、40-10-40というフォーマットですから、伸びても二時間で納まりましたが、41-15-45というサッカーだと、現在でも、最低で1時間45分で、2時間の放映枠ぎりぎりですから、実時間が伸びるて2時間で終了しないのはメディア側からすると迷惑かも知れません。

もうひとつの問題として、タイムキーパーはどの試合にも導入できるわけではないと言うのがあります。場内に電光掲示で試合時間を知らせる設備が必要です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

歴史的背景も教えてくださり、非常に勉強になりました。

お礼が遅くなりましてすみませんでした。

お礼日時:2009/08/09 20:43

#3ですが、どうも、ロスタイムを誤解した前提の回答があるので



ロスタイムが発生するのは、負傷選手の救護、乱闘の発生、不必要なゲームの遅延といった、本来のゲーム要素でないことか発生した場合のみです。
タッチやゴールラインをからボールが出た場合も、ファールの発生()負傷者が出れば上記のように別)も、ゲーム内ですから、時計は動き続けます。もし、こういった場面ですべて時計を止めて正味90分やるとしたら、実試合時間は2時間半を超え、これを毎試合やったら、選手の体力がもちませんよ。
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この回答へのお礼

それは知りませんでした。
質問する以前にきちんとルールを把握すべきでしたこと、お詫びします。

とても勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/09 20:41

こんにちは。


現行法の利点や必然性は、皆さんが既に回答していらっしゃいますので、
私は敢えて質問者様と同調論を提言したいと思います。
「広いフィールドに厳密なタイムウォッチ」と言えば、真先に浮かぶのは
私の好きな競技のひとつ、アメフトです。
これを参考に、サッカーに厳密な時間管理を導入したら、という設定で考えてみました。
尚、登場チームはひいきの浦和ですが、ご勘弁を。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■残り時間3分36秒。1点を追う浦和、FKを獲得。
 →インフィールドでの試合寸断はカウント続行。急いでプレー再開!
■FKの際、キックより先に相手の壁が動いた!
 →ホイッスル。キックの瞬間まで時間を戻し、そこで時間停止。
  10ヤードの罰退でキック位置を敵陣へ移動。
■再度キック。これはラインを直接割った。
 →ラインアウトによる寸断は、時計をストップ。
  尚、プレーは寸断後から30秒以内に再開しなければならない(タイムは流れない)。
■浦和、再度攻撃を仕掛けるもオフサイド。
 →ホイッスル。時計は流れたまま。
  リードしている相手チームは、30秒ギリギリまで使って再開。
■残りタイム1分30秒。浦和陣内深くで、浦和が相手にファール。
 →相手は30秒を使い切り、しかも攻撃意思なしとしてニーダウン。
  これで更に10数秒稼ぐ。時計は流れたまま。
■残り40秒。浦和、決死のロングキック。
 →無理な空中戦がファールとなり、相手のFKに。
  この時点で残り28秒。時間は流れている。
  相手は30秒を使い切れば良いだけなので、事実上このプレーで勝負あり。
 →プレー再開すること無く、喜ぶ相手チーム。
  うなだれて引き揚げ始める浦和。
  電光掲示板の時計だけが進んで、観客のカウントダウンの声と共に試合終了!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いかがでしょうか。
戦術的なタイムコントロールドライブが発生して、これはこれで楽しいと思いますが、
皆がこうした試合を望むかは疑問ですね。
長文失礼致しました。

 
 
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この回答へのお礼

わかりやすいご回答ありがとうございます。

たしかに、正確な時間を管理することと、観客を楽しませることは、
別ですね。非常に納得しました。

お礼遅くなりましてすみません。

お礼日時:2009/08/09 20:39

バスケットはファールがあると直ぐに笛がなりますが、サッカーはアドバンテージをとることもあり、キッチリとしたロスタイム算出はむずかしいです。


なのである程度アバウトなほうがいいのではないかと思います。

サッカーはバスケットに比べてプレイエリアがとても広いので、バスケットのようにキッチリやろうとすると大変でしょうね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

たしかに、正確なロスタイムの算出は困難ですね。
またプレイエリアの比較にも大変納得しました。

お礼遅くなりましてすみません。

お礼日時:2009/08/09 20:37

殆ど下の方と同じことを述べますが・・・


主審の時計はイチイチ止めています。しかし、会場の時計はイチイチ止めると大変です。勿論、不可能ではないのでしょうが。

アバウトな方がいいのは、サッカーはある程度タイムアップとなっていても、チャンスの際には試合は終わらせず、プレーが切れたら(大きくクリアするなど)試合を終わらせるからです。ラグビーなんかもそうですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

たしかにそうした方が観客も楽しめますね。よくわかりました!

お礼遅くなりましてすみません。

お礼日時:2009/08/09 20:35

主審の時計は止められるのかもしれませんが、競技場の大きな時計はいちいち止めてられない。

だから止めずに別途ロスタイムという形で測っているのでしょう。ロスタイム2というのは2分から2分59秒までをいいます。いずれにせよアバウトなものですから、ボールがラインを割ったとか、ゴールキックをしたなど、プレーが中断したときにホイッスルが鳴りがちですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なるほど、区切りがいいときに試合を終了できるのですね。

お礼が遅くなりましてすみませんでした。

お礼日時:2009/08/09 20:34

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