No.3ベストアンサー
- 回答日時:
なんだか面白いことになってますね。
no.2でのやりとりからすると、この質問は「なぜ生物は”存在しつづけようとする”のか、なるべく長い時間にわたって”ありつづけようとする”のか、という問いに言い換えられるようです。さらに言えば、生命にはそのように過去から未来へとつながろうとする「意思を持っている」かのようにさえ見えます。
ただ、no.2の方の言うことと重複しますが、もし仮に、そのような意思を持たないかのようなふるまいをする何らかの生命が過去に存在したとしても、とうに滅びてしまって我々が目にすることはないでしょう。
ゆえに必然として我々が観察することができる範囲には「遺伝子を残そうとする生命」しかいないことになります。
このような考えをさらに超えて答えを求めるとすれば、そもそもこの世界における生命の発生にはなんらかの意味があるのか、つまり必然なのか、それとも単なる偶然であり深い意味など持たないのか、という根源的な問いかけに帰着せざるを得ず、これは誰もその正解を知ることはできません。
私は私個人の勝手な信念として、生命の誕生を必然とする立場をとることで、どんなに科学が進歩しても人間には知りえない最後の領域があることを信仰しています。結局人間が絶望せずに生きてゆくには何らかの形で神サマが不可欠なのかもしれませんね。
ありがとうございます。私の質問の意図を的確に捉えらえていただきとても嬉しいです。
補足させてください。no.2の方のお礼で生きる意思と書きましたが、DNAのプログラミングの中で「遺伝子を時間的に長く保存する」が含まれてる状態のことを指しています。
>ゆえに必然として我々が観察することができる範囲には「遺伝子を残そうとする生命」しかいないことになります。
補足からです。あら捜しみたいですいませんが、現在でも「遺伝子を時間的に長く保存する」しようとするプログラムがない(性欲がない、自殺する)、人間も含めた動物を観測することができます。過去にもそんな動物はいたでしょうね。
私の信念、立場はmcrさんとは全く逆で、生物は偶然発生した化学物質を構築するプログラミングであり、もっと根本を言えば宇宙の発生でさえ偶然であり、生物が遺伝子を時間的に長く保存することに全く意味(ゴール)はないと考えております。それではあまりにも寂しいので質問させていただきました。
>私は私個人の勝手な信念として、生命の誕生を必然とする立場をとることで、どんなに科学が進歩しても人間には知りえない最後の領域があることを信仰しています。結局人間が絶望せずに生きてゆくには何らかの形で神サマが不可欠なのかもしれませんね。
すごく感銘をうけました。ほとんどの人間は五感でしか物事を感じとれないですもんね。人間の知り得ない領域は必ずあると思いました。もしかしたらそこに生物、宇宙の発生の答えもあるのかも知れません。
もしかしたら答えを知っておられる方がいらっしゃるかもしれないので、回答を待ってみます。どうもありがとうございました。
No.9
- 回答日時:
>ややこしくなりますので、回答の横取りはやめてください
ここは議論をする場とではなく、知識を集めて保存するために提供されています。
一対一の議論を望むのであれば別の場所で行うべきでしょう。いろいろな人の知識を検索できるデータベースを目指しているGooさんにご迷惑になりますよ。
>先天的に性欲のない人も現実にいると言うことを言ったまでです。
生物学で、ある性質が何故存在するかを考える場合には、進化の光に照らして考えるのがオーソドックスな方法です。
その性質がなぜ適応し生き延びられたのかを検討するのです。
その考えから、 「生存本能がある個体が生き延び子孫を残すことができる」 のは当然で疑問の余地はありません。
したがって、質問者さんの問いでは 「生存・繁殖に不利な個体が生き延びられる例があるのは何故か」 という部分だけが残るのです。
それぞれの例について個別に研究されています。働き蜂、利他的行動などですね。
ですから、疑問点については、「このような例ではどうか」というのに個別に答えていくのは当然の態度です。
「先天的に性欲のない人」がいるのであれば、なぜ存在するのかを具体的な例について答えなければなりません。
>おっしゃられてる意味がわかりません
簡潔に書いているつもりですが、分からない部分はどこでしょうか?
<NO.8で性欲がないのは環境によるものが全てとありましたが、先天的に性欲のない人も現実にいると言うことを言ったまでです。
と自分が返事しましたが冒頭のNO.8はNO.7の間違いでしたすいません。
<簡潔に書いているつもりですが、分からない部分はどこでしょうか?
横取りしてまで、簡潔には書いていただいてるのですが、NO.7での私の返事に関係ない回答なので意味がわからないと表現させていただきました。
<回答の横取り失礼します。
と書いておきながら、それに対して私が回答の横取りは止めて下さいと書くと、GOOのルール上一対一の討論はすべきでない、横取りはしてもいいと書く。netcatmeさんは反発したいだけなのですね。
これ以上しても反発のしあいになりそうですので、締め切らしていただきます。
No.8
- 回答日時:
>突然変異と言われるもので、
>生まれた時から精巣がない等の生殖機能のない
>人間もいます。そこを全て環境と言ってしまうと、
>生物は突然変異の繰り返しで進化してきた
>言われていますので、
>この進化の説を否定してるようなものです。
>時間的に長く遺伝子をの残すのに有利な方向だけに
>突然変異はおこりません。
>MasterJAKEさんは多種多様の生物を肯定して
>おられるのに矛盾しておられませんか?
回答の横取り失礼します。
だから、そのような繁殖に不利な個体は子孫を残せないということです。
一時的な突然変異による例外があっても矛盾にはなりません。繁殖に全く関与しない(仲間の繁殖や生存も助けない)性質の個体が、かなりの割合(割合が少ない場合は劣性のため普通は発現しない遺伝子が希に発現するためと考えられます)で発生する例をあげなければなりません。
そのような性質が遺伝される例があれば、なんらかの血縁集団への生存率の関与とかがあるのか、そのようなものがなくても遺伝子は複数の世代において引き継がれるのかが問題なるでしょう。遺伝子が引き継がれる要因を個別に検討する必要があります。
おっしゃられてる意味がわかりません。
NO.8で性欲がないのは環境によるものが全てとありましたが、先天的に性欲のない人も現実にいると言うことを言ったまでです。
ややこしくなりますので、回答の横取りはやめてください。
No.7
- 回答日時:
No.2です。
残念ながら私には質問者さんの意図がよく見えません。
理系の学問に質問されているので神などの超越者の存在は無視します。
で、生物のがなぜ遺伝子を残そうとするのかと言うのはおそらく前回の解答で説明がつくと思います。
でその解答を踏まえてなぜ遺伝子を残そうとするのかと疑問に思うのかが理解できません。
生命の誕生は偶然であるとおっしゃってますから、そこに理由がないということも理解しているのだと思います。
で、自分の複製を残すことにより積極的だったもの、または適応的だったものが現在まで残ってきたと言うのもわかっておいででしょう。
人間が自殺したり性欲がなくなるのは遺伝子にコードされている訳ではく環境によるものです。その様な遺伝子があったとしてもすぐに淘汰されるはずですからまず間違いないでしょう。
個体自身が生き残ろうとしつづける理由を聞いていないと言うのはNo.4の補足に違うと書いてあるのでわかります。
となると残る可能性は生物全体として生き残ろうとしてると言うようになるのですが。
ある捕食者が餌となる生物を狩り尽くすと餌がなくなり、自らも絶滅してしまう。ので、狩り尽くさない程度に捕食している。と。
これなら時間的に長く保存するに合致しますし。
が、遺伝子には長く保存するなんて情報はコードされてないと思われます。多くの生物は自分の遺伝子のコピーのみをより多く残そうとしているだけです。社会性の生物は自分の親兄弟の遺伝子を残そうとしますが、これも血縁淘汰で説明がつきます。高等な生物になってくると血縁関係がなくても協力したりしますが、個体識別と学習が出来るだけの知性があれば説明が付きます。
もう1度質問の内容をはっきりさせて下さい。
再びありがとうございます。よく考えてみましたらNO.2でしていただいた回答は、私のした質問の意図どうりでした。わけのわからない返事をしてすいません。
<人間が自殺したり性欲がなくなるのは遺伝子にコードされている訳ではく環境によるものです。その様な遺伝子があったとしてもすぐに淘汰されるはずですからまず間違いないでしょう。
全て環境に支配されるわけではないです。突然変異と言われるもので、生まれた時から精巣がない等の生殖機能のない人間もいます。そこを全て環境と言ってしまうと、生物は突然変異の繰り返しで進化してきた言われていますので、この進化の説を否定してるようなものです。時間的に長く遺伝子をの残すのに有利な方向だけに突然変異はおこりません。MasterJAKEさんは多種多様の生物を肯定しておられるのに矛盾しておられませんか?
No.6
- 回答日時:
こんにちは。
直接的な答えかどうかわかりませんが、
リチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子」という本の
要旨として、
「われわれは、遺伝子の乗り物に過ぎない」
というものがあります。
生物が遺伝子を残そうとするのではなく(能動的ではなく)、
遺伝子が命令して自分の複製を残そうとするものだと(われわれは受動的である)言われております。
ただその繰り返しであるに過ぎません。
つまり、われわれが「なぜ遺伝子を残そうとするのだろう」という問いには答えられないのではないでしょうか?
命令されているだけで、こちらから遺伝子の考えを知ることはできません。
いかに、その様態を調べて、タンパク質のアミノ酸からできていることや、4種類の塩基質が三位一体となって作り上げられていることがわかったとしてもその意思を計り知ることはできないと思われます。
私は蓋然論者で、この世の全ては確立だと思っています。
明確な因果律が存在していてもそれもひとつの確率で
作られたもので、絶対は存在しないと考えます。
存在したとしてもわれわれには認識できません。
「絶対」ですから。
しかし、ふと考えます。
ある意味、絶対的な存在である「神」をわれわれ一人一人が持っているのかもしれません。
遺伝子自体は絶対的な存在ではありませんが
その意思についてはわかりません。
ただ、自分のコピーを残そうということだけです。
それもひとつの確固たる意思ですが、
意思は抽象概念です。
数式ではっきりと表せるものではありません。
ただ、在りて在るもの、としかいえないのではないでしょうか?
参考URL:http://kamakura.ryoma.co.jp/~aoki/paradigm/selfi …
回答ありがとうございます。「われわれは、遺伝子の乗り物に過ぎない」おもしろい言い回しですね。未来の遺伝子はどんな乗り物に乗ってるのでしょう。とても見てみたいです。在りて在るものですか。寂しいですね。ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
なぜ遺伝子を残そうとするのかは、意識的に残そうとしている訳ではなくて、そういうものが結果として存在しているに過ぎないと思います。
(遺伝子を残さないものは必然的に存在しなくなる)環境が変化していきますから1つの個体が永遠に生存し続けるのは難しいのだと思います。ですから適当な寿命で終わって次の個体に遺伝子を伝えていくのだと思います。
その際に微妙な変化を加え、より環境に適したものが生き残っていき、「進化」することで長期にわたり遺伝子を伝えていくのだと思います。
ただ、長期になればなるほど、最初の遺伝子とはかけ離れたものになり、「遺伝子を残した」ということになるのかどうか「?」なのですが…
この回答への補足
<なぜ遺伝子を残そうとするのかは、意識的に残そうとしている訳ではなくて、そういうものが結果として存在しているに過ぎないと思います。(遺伝子を残さないものは必然的に存在しなくなる)
この上半分と
<環境が変化していきますから1つの個体が永遠に生存し続けるのは難しいのだと思います。ですから適当な寿命で終わって次の個体に遺伝子を伝えていくのだと思います。その際に微妙な変化を加え、より環境に適したものが生き残っていき、「進化」することで長期にわたり遺伝子を伝えていくのだと思います。
ただ、長期になればなるほど、最初の遺伝子とはかけ離れたものになり、「遺伝子を残した」ということになるのかどうか「?」なのですが…
下半分の構成は、上と下での立場が変わっておられるので
下側の、「遺伝子を残した」ということになるのかどうかと言うことには下側の立場で補足させていただきます。
簡潔に言えば自分から遺伝子が派生していけば良しとするからです。いくら形態が変わろうとも自分から派生すればいいのです。
No.4
- 回答日時:
質問の回答なら#2で終了ですが、「生物はなぜ遺伝子を残せなくなっても生存を続けようとするのか」と変わっているように感じますが、そのような解釈でよろしいでしょうか。
基本的には、生存を長く続ける方が繁殖の機会が増えることがあげられます。繁殖できる状態で生存が長く続くある種の植物などは繁殖せずに生存を続けた方が種の保存の観点から考えればリスクが少なくなります。
次に、生存により他の血縁個体の繁殖を助けることがあげられます。
一般的には自力で生存できなくなった時点で寿命になるでしょうから自力で生存できる限り生存を続けた方が自己、もしくは血縁の繁殖が増えるということです。
必死で生きようとした方が生き残る可能性は多くなるのですから生き残ろうとするのは必然になります、
ただし人類の場合は、他の個体に依存して生存することにより、他の生物と違い繁殖の妨げとなっても生存を続けますが、これは文化的なものになりますので、哲学とかその他(社会)のカテゴリーに該当すると思います。
No.2
- 回答日時:
自分の遺伝子を残そうとしたものだけが生き残ってきたからでしょう。
たとえば自分の分身を作らず怪我をせずに生き残ろうとした生物がいたとしましょう。分裂するような生物はどちらが親と言う事は無いので、寿命はないものとします。
そんな生物がいたとして今でも生き残っていたとしてもたった一匹しか居ません。
しかし、自分の子供を残し、遺伝子を残そうとしたものはその個体は死んでしまったとしてもその性質は今でも受け継がれているはずです。たとえ事故や捕食によってどれかが死んだとしてもほかのものが残ります。
また分身を増やすときに生じる遺伝子の複製ミスから突然変異がおこります。
ほとんどのものは奇形となって死んでいくでしょうが、中にはうまく行くものもあるでしょう。そうして現在のたような生物種が出来たと思われます。
ですから、生物は遺伝子を残そうとするのではなく、遺伝子を残そうとしていたものが残ってきたのです。
回答ありがとうございます。
まさにその通りだと思います。しかし私がした質問の意図とは違います。MasterJAKEさんのおっしゃることを踏まえて、なぜ遺伝子を残そうとするのかと言う質問です。もう少し言いますと自分の遺伝子を時間的に長く保存しようとするのはなぜかです。
寿命がなく、繁殖もしない生物も生き残ろうとした時から繁殖する生物と同じように遺伝子を残そうとしてると考えています。
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