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初段を目指す級位者です。
将棋の勉強で、「次の一手問題」を取り入れようと思い、少し始めたところです。
そこで「次の一手問題」を解く意義について疑問が生じたのでお尋ねします。
イ)「次の一手問題」盤面全体を使った次にどう指すべきかという問題
ロ)「詰将棋」いわゆる詰め将棋(めあり派?)
イ)とロ)の違いについてお聞きします。
どちらも”読む力をつける”ということで大事ですよね。
ロ)の重要性は皆さんよく言われているので3手詰くらいを暗記しようと、繰り返しやっています。
ですが イ)となると・・・
1)解いてみてわからないから回答を見る。
2)なるほどと感心する。(自分もそう指せたらいいなと思う)
問題によるでしょうが、解くのに5~10分考える。
解説含む解答見るのに3~5分。
問題はその後です。
詰将棋のように繰り返し勉強する意味があるのかと。
次やっても解答は覚えていますよね。
やはり解くのに時間を多くかけるべきなんでしょうか?
棋力が伴わなければ時間の無駄かな?
「次の一手問題」を有効活用する考え方をお聞きしたいのです。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

>>次やっても解答は覚えていますよね。


ここにポイントがありそうです。
次の一手問題には共通点があります。
それは駒得優先主義(森下九段の名言「駒得は裏切らない。」)の指し将棋とは違う感覚が求められることです。

・手駒に飛車と香車があって、捨て駒をする時それが飛車であったり
・敵の王手に対し、何も無いところに宙合い(それも大駒)をしたり
・成れる角を成らずに引き戻したり
・取られそうな駒を、逃げるのでなく焦点に成り捨てたり
・自玉を更に危険な形にして、結果的に敵に打ち歩詰めと形に追い込んだり
・敵陣に居る大駒を自陣に引き戻し相手に取らせて自玉に一手の余裕を与えたり
等々であることに気が付かれておられると思います。
つまり答えを覚えることに意味があるのでなく、指し将棋の感覚で考えてもどうしてもわからないのに、答えを見て感動することが大切です。

それを覚えていたら、次に解く問題が前に見たことがあるかそうでないかでなく、「この局面は自玉に一手の余裕を与える必要がある。だから・・・」という思考になり、無意味な正解の丸暗記ではありません。

ただ問題を解く時にすぐに正解を見ても、感激がないと記憶にも残りません。
うんうん唸った末に正解を地力で見つけ出したり、
「この局面で先手を有利に出来る手は絶対無い」と思うまで考えた末に正解を見て「こんな手があったんだ」と感激すればいつまでも記憶に残ります。
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この回答へのお礼

(答え)次の一手問題有効利用法
記憶に残す為に、感動・感激するようにする。
感動・感激する為に、しっかり考える。
これですね。
ありがとうございました。
2009/08/14 03:30

お礼日時:2009/08/14 03:30

#1さんに概ね同意ですが、個人的にはすぐに答えを見る事が棋力の向


上に効率的とは考えていません。考える事に意義を見出すタイプです。

次の一手を解く意義は、筋や狙いを理解して自らの大局観やひらめきの
栄養素にすることだと思っています。実戦中、完全に一からオリジナル
の筋を組み立てるのは時間制限もあり、難しいのです。次の一手は、
そういう時にも「過去の経験」としても活きてくると思っています。

次の一手の本を一冊解き終わったら、もう一度最初からやってみると
いいと思います。以前は解けたのに今回は解けなかった、なんてことも
ありますし、答えを覚えているだろうと思っていても、案外忘れている
ものです。

自分の体験に基づく私見ですが、初心者ならまだしも、3手詰みの反復
学習は棋力向上への効果が薄いと思っています。四則演算の算数ドリル
を延々と解いているような気がしてしまいます。5手詰みや7手詰みには
当然3手詰みが内包されています。最後の3手が3手詰みなので。解けは
しなくても、考える事によって十分読みの力は付くと思いますし、考え
ないと読みの力が付かないと思っています。答えを見る事は考えない
ということなので、棋力向上になるとはなかなか思えないのです。

このあたり、性格や棋力の違いもあって、人それぞれ適した学習方法は
違うでしょうし、考え方も異なりますのでご参考までに。
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この回答へのお礼

次の一手問題が、「過去の経験」として栄養になるというお考えに大変感心いたしました。
以前解けたものが時間がたって覚えてないことは全くそのとおりで経験あります。

【3手詰の反復によって、四則演算ドリルの粋に達したいと思います。】
【だって、計算は基礎でしょ?】

そうですね、答えを見ることは考えることを中断することですね。
んー、でも
いくら考えても解けない、解答が出ない、ということは
”知らない”ということにはなりませんか?
知らないことはずっと知らないことなので正解がわからず答えを見る。
そのときのその記憶が「過去の経験」となって次回に生きる・・・
んだけど自分なりに時間を使って悶々と考えないで答えを見ると
「過去の経験」にはならないということなんでしょうか。
いろいろな考えがあることを知り、質問してよかったなと思います。
最後に’5手以上’詰の最後の3手が3手詰であることは目からうろこです。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/13 06:43

>3手詰くらいを暗記しようと


全ての棋譜や詰将棋を暗記するといった様な事は
不可能であり、同じ局面と出会う確率も低いので
丸暗記する事に意味は有りません。

むしろ、考えるのは短時間にして、すぐに答えを
見るようにし、自分の考えた手が正しかったか否
かをすぐに確認する方をおすすめします。
間違えていた、又は手が思い浮かばなかった問題
がどれかを記録しておいて、日をおいてから再度
問題に挑戦。
#同じ問題を何度も間違える場合は、九九を覚える
#時と同様に重点的に繰り返す。
これを繰り返して、正解が直感でイメージできる
様になれば棋力は向上していくと思います。
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この回答へのお礼

早速のアドバイス、ありがとうございます。
詰将棋は・・・
同じ局面に出会わない理由から暗記が無意味とされるご意見はごもっともですね。
次の一手問題は・・・
正解手を直感でイメージできるようにするために繰り返すのですね。
納得です。
おっしゃるように進めようと思います。
ありがとうございました。
2009/8/12 5:09

お礼日時:2009/08/12 05:09

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