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よくここで質問をさせていただいています。
以前は受付の仕事についても質問させていただいていましたが、校正の仕事についても興味を持ち、
質問させていただくことにしました。
仕事内容ですが、原稿の中の誤りを見つけ、
それを直していくというぐらいしか
校正の仕事に対してはイメージがわかないのですが、
具体的にどのような仕事をするのでしょうか。
また、ハローワーク等で校正の仕事に
ついて探していると色校正という言葉に
出会うのですが、これはどのような
仕事内容を指すのでしょうか。
また、年齢要件に、20歳~40歳とあったりするところが
あって、体力、視力等が業務遂行上
不可欠、とあるところがあるのですが、
その40歳という年齢を超えると
他の部署に回されたりするのでしょうか。
また、転職活動中で、校正の仕事は全く
未体験ですが、講座等で勉強しようとは
思っています。
ですが普通の会社等で校正の仕事を未経験では、校正の仕事につくのは難しいものでしょうか。
また、仕事はとても厳しいのでしょうか。
よろしければご回答お願いいたします。

A 回答 (7件)

校正の仕事は特に難しいというものではありませんよ。


簡単に言うと「間違い探し」なのですが、その「間違い」と言うのは
常識などと照らし合わせての間違いを見つける、というものではなくて
元原稿との間違いを見つける、というものですから
必要とされるのは分析能力ではなくて比較能力です。
どれだけ元原稿に忠実に比較できるか、という能力です。地味な仕事です。
常識では間違っていても、元原稿がそうなら、それは間違いじゃない、という世界です。
ストレスが溜まりやすい人には向かないかもしれません。

勘違いがあってもいけませんので、くどくなりますが
校正とは「元原稿」をチェックするのではなくて
元原稿から作成された印刷版下などをチェックする仕事です。
もちろんその段階で校正者が元原稿の誤りを見つけることがあってもいいのですが
本来、元原稿をチェックするのは編集者の仕事です。
ただ、今ではその辺りの線引きが曖昧になっているのかもしれませんが。

年齢は関係ないと思います。能力的には、どちらかと言えば年配者に向く仕事といえます。
年齢要件は人件費などが考慮されているんだと思います。それと、現実的な面では、
労働時間に関わる体力的なものも考慮して年齢要件が設定されているんだと思います。

講座等で教えるのは、主に校正記入のしかただと思います
(私が実際に受講した訳じゃありませんので確かなことではありませんが…)。
校正には専門の用語や記号がたくさんあります。
それを使いこなせないことには、校正の結果を現場に正確に戻すことができませんから
それを学ぶのだと思います。

「色校正」というのは「校正」の同類ですが、少し違います。
説明が長くなってしまいますので、今回はやめておきますが、
「校正」を仕事にしたい人にはあまり向いていません。

それと、「DTP」の話がありましたが、必須ではありません。
実際、一般的には校正者が原稿版下(或いはDTPデータ)を直接修正することはしません。
それは版下作成者やオペレーターの仕事です。
ただこれも、今ではその辺りの線引きが曖昧になっているのかもしれませんが。

最後になりますが、「校正」の仕事は
印刷物や出版物のミスを防ぐ最後の砦とも言えるものです。
そこでミス(間違いの見落としなど)があれば、商品として通用しない訳ですから
仕事の内容や量によっては、会社の業績に直接影響してきます。
ですので未経験でいきなりその仕事に就く、ということはまず無いと思います。
採用されたとしても、そこで充分な下積み期間が必要だと思います。
「難しい仕事」ではありませんが「厳しい仕事」という認識は必要です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
またなにかありましたらよろしくお願いいたします。

お礼日時:2003/04/20 15:41

色校正は詳しく回答が出ていますから、


校正とDTPの知識が必要かどうか、だけ、触れます。

今、中小出版社の制作手順は
1)筆者から原稿がフロッピーやメールで来る。
2)挿絵、図、写真をスキャンする
3)本文と挿絵等をDTP上で配置する
4)校正=DTP上で修正する
5)ある程度出来上がったものを編集者、筆者に渡し
  最終チェックをしてもらう
6)それをDTP上で反映(修正)する

という手順になります。

フロッピーで入稿するのに校正が必要なのは
変に思うかもしれませんが、
出版社によって、数字の全角/半角、()の全角半角、
そして、「、」と「,」、「。」と「.」などの
表現が違いますから、
校正は必ず必要ですし、これはDTP上でやらないと
大変な話になってしまいます。
たとえば、「.」を使っている出版社に「。」の
フロッピーが来たら、一括変換で全部「.」に
変換してから、「。」でないといけないところだけ
戻すという作業が生じます。
ほかにも-(全角のマイナス)、-(半角のマイナス)
ー(長音)なんかも、要注意です。

新聞社や本当に大きな出版社では
専門の校正者を置いているようですが、
そうでないところでは、制作部が校正担当も
兼ねています。
ですから、DTPができず、校正だけ、それも赤ペン
校正だけという方は、今後仕事は激減するはずですし、
私が関係している出版社にはすでにそういう人はいません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
またなにかありましたらよろしくお願いいたします。

お礼日時:2003/04/20 15:48

No.4のayatakaです。

「色校正」の説明がまだでしたので、再々度失礼します。

「色校正」はすごく広い範囲の作業を指す言葉で、
次のような種類に分けられます。「色校正紙」と「色校正係」と「色校正」です。

順序でいくと「色校正係(人)」が「色校正紙(物)」を作り、
発注者が「色校正(作業)」を行う、という事になります。
順序どうりに話すとかえって複雑ですので、分かりやすい順序で話していきます。

まず「色校正紙」です。
これはカラー印刷(基本的に色校正はカラー印刷時に必要です)にかかる前の段階で、
実際の印刷と殆ど同条件で、印刷物を試し刷りしたものです。
カラー印刷でない場合には、版下のコピーやプリント出力されたものがこれに相当します。

次に「色校正係」です(誤解のないようにして欲しいのですが「色校正係」とは仮の名称です)。
上記の「色校正紙」を作成するのがこの係の仕事です。
色校正に使用するたった数枚の印刷物を刷るのに、本番用の大きな印刷機は使用できませんので
手作業で、ちょうど木版画を刷るように、色版にインキをつけて刷っていきます。
最近では全てを機械で行えるようになっていますが、それでも手作業の範疇です。

「色校正」は、仕事の発注者がその「色校正紙」を見て、
カラー写真の色具合や紙面全体の色調和などを検討する作業を指します。
文字の間違いや、図版のサイズや位置の調整などは
すでにこの段階では終わっているのが普通です。それが本来の「校正」ですから。
ここでは、白黒コピー紙で行う文字校正や、モニターを覗いて決める不正確な色指定では予測できない、
実際の印刷インキでの色目の問題などを検討し、必要があれば色変更や、写真の色調整などを指示します。
文字校正が客観的で無機質な「比較」であるのに対して、
色校正は「この色がヘン」だとか「この配色は嫌い」といった主観で行われる場合が多いです。
以前は、この段階で「指定どおりの色になっていない」と言った色作りのミスもあったのですが
DTPが一般的になってからはそれはなくなりました。

以上でお分かりかと思いますが、「色校正」は先に書いた「校正」とはまるで違います。
職種で言う「色校正」とは、上記の「色校正係」を指すのが一般的だと思います。
つまり「間違いを見つける」のではなく「間違いを(発注者に)見つけてもらう」ための
印刷見本を作る仕事です。どちらかと言えば技術職です。
それはそれで面白い仕事ですが「校正」のようなスリルは味わえません。

また、もし仮に「色校正をする」立場の仕事を望んだとしても、
比較検討する具体がなくて、センスとか発想といったあやふやな基準での判断が中心になりますから
職種として確立させにくいのが現状だと思います。

以上、何度も長々と失礼しました。
「こんなにムキになっちゃったヤツがいてさあ」ぐらいの話のタネにはなるでしょ?
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この回答へのお礼

>「こんなにムキになっちゃったヤツがいてさあ」ぐらいの話のタネにはなるでしょ?
そんなことは決してありません。詳しくお教えいただき、
感謝しています。
ご回答ありがとうございました。
またなにかありましたらよろしくお願いいたします。

お礼日時:2003/04/20 15:47

No.4のayatakaです。



「校正」と「訂正」の区別が曖昧になってもいけないので、少し補足させていただきます。

先にも書きましたように校正者が直接、版下やDTPデータを訂正(或いは修正)することはありません。
これは校正者の仕事ではないという事と、もうひとつ「するべきでない」という意味もあります。

「校正」の仕事の重要な役割のひとつに、校正履歴を残すという事があります。
分かりやすく言うと「どの部分にどんな誤りがあったか」を確かな形(校正紙)で残すものです。
それによって、後のトラブルの際に責任の所在がはっきりするからです。

たとえば、校正者がDTPデータを開いて、モニター上でチェックして訂正したとします。
その場合、データが書き変わってしまえば、どんな誤りだったのかが分からなくなってしまいます。
よくある「言った、言わない」のトラブルはだいたいこんな場合に起こります。
DTPデータで言えば「直した、直してない」に置き換えられると思います。

それを防ぐ意味で、校正者は「校正」という独立した作業のみをする事になっています。

ただ、これは「原則論」です。けっして他の回答者の方への反論ではありませんことをご理解ください。

先にも書きましたが、現実としては、人員整理などで校正の専門職を置かない企業が増えていることもあります。
その場合は実務の担当者が校正も兼ねることになりますし、
そうなれば、自分が管理する原稿を自分が訂正するのに校正履歴を残す必要もありませんから
原則論とは異なった状況がでてくると思います。
また、当然DTPデータを扱うスキルなども必要になってきます。

ただ、この質問内容は専門職としての「校正」を指していると思いましたので
くどくなってしまいましたが、原則を書かせていただきました。
広告代理店などに勤めて「これ、校正やっといて」は、ここでは校正の仕事とは切り離してあります。

「校正」というのは、れっきとした専門職です。これだけで生計を立てている人もいますし、
書籍によっては、執筆者やデザイナーと同様に「校正者」を表記する場合だってあります。
それだけ重要な仕事です。厳しい仕事です。責任も大きいです。
ただひとつ気の毒に感じるのは、仕事がいっさいオモテに出ない、という部分です。
「何ごともないのが良い仕事」なのですから。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
またなにかありましたらよろしくお願いいたします。

お礼日時:2003/04/20 15:44

校正。


1)くらべ合わせて、文字の誤りを正すこと。きょうせい。

(2)校正刷りと原稿とを照合するなどして文字や内容の誤りを正し、体裁を整えること。版下や原画との照合についてもいう。
(インフォシーク辞書より)

実際の仕事としては、ハードコピーなりゲラ刷りと元原稿を照らし合わせて相違点、ずれ、かけ等を見つけ朱書きすることです。
本来、文字の大きさ、書体、組幅、行間などといった組版の知識も必要です。

色校正とは、さらにカラーのテストプリントと色指示原稿、カラーポジなどを見比べ、使うインクの過多、カラー分解の補正などを支持する仕事です。
こちらはさらに印刷、特に色に関する知識が必要になります。

実際、組版はほとんどパソコンを使うDTPが主流になっています。
ですから校正の仕事も、パソコンを使ってする事が多くなっています。

これらの事を幾ばくかでも覚えていかないと、現場で校正のみの仕事を当ててもらえる事は少ないかもしれません。
しかし優秀な校正者はまだまだ必要であろうと思います。
できれば校閲など、文章自体に対する知識などもあれば強い武器となります。

こんな感じで参考になりますでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
またなにかありましたらよろしくお願いいたします。

お礼日時:2003/04/20 15:40

たまに校正のアルバイト求人があったりするので、見かけたらチャレンジしてみたらいかがでしょうか。


講座については分かりませんが、本も出ているのでそちらでも勉強出来ます。出版社で編集の経験があると、派遣などで校正の仕事を紹介してもらえます。なのでアルバイトをお薦めします。

文字の間違いの他に、書体やスペースの修正などなど、印刷の知識が必要です。あとは時事用語や何かの知識もないと、会社や有名人の名前の間違いに気付かない、なんて事になってしまいます。

校正のみの仕事は経験ないのですが、それ専門にやるなら大量に原稿を扱う事が予想されるので、かなり集中力と体力が必要でしょうね。校正が終わると、そのまま印刷されて世に出てしまうので、責任は重大です。

やると本当に漢字を覚えます。そして異常に肩が凝ります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
またなにかありましたらよろしくお願いいたします。

お礼日時:2003/04/20 15:38

校正関係の仕事をしたいんだったら、DTPができないとだめですよ。

現在編集は電子化されているので、校正だけという人は今後、一掃されると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
またなにかありましたらよろしくお願いいたします。

お礼日時:2003/04/20 15:37

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