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(上記の文字は、字体が正しく表現されていないので、正字をご確認ください)

Q1.先ず、下側のツクリについてですが、「勤」や「難」に似ていると思ったのですが、
 詳細観察すると縦棒が上に突き抜けています。
 「勤」や「難」とは異なった字源を持つものでしょうか?

Q2.草カンムリの下に横一棒があるのも「勤」や「難」と違います。
 なぜ横一棒が必要なのでしょうか?
 これはどんな意味を持つのでしょうか?

A 回答 (3件)

1.縦棒が突き抜けていることについて


「菫」「勤」「難」はそれぞれ共通の文字に「くさかんむり」「ちから」「ふるとり」を組み合わせたものです。
共通の文字なのに字形が違うのは、常用漢字表に入れるときに省略字形を使ったためです。本来「勤」も「難」も、「くさかんむり」ではなく「廿」で、縦棒も突き抜けた字形です。
そして共通の文字とは、「黄」と「土」とが合わさった"キン"と読む字(JISに登録されていない。「僅」の右側の字形)です。字義は、ねんど、まこと、つつしむ(謹)、わずか(僅)、ぬる、です。

2.「菫」の横棒について
この横棒は"キン"という字の「廿」の部分が変化したものと考えられます。

以上、手持ちの漢字辞典(大修館書店『新漢語林』)を引いて書きました。
漢字の字形は、PCでは表示できないものもあるので、辞書を開いて見ることをおすすめしたいです。
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この回答へのお礼

草かんむりではなかったのですね。

「本来、草かんむりではないのに、常用漢字表に取り入れるときに、草かんむりのように
なってしまった文字がある」ということは知っていましたが、これがそれだったのですね。

勉強になりました。
有難うございました。

お礼日時:2009/09/07 21:20

 「勤」「謹」「僅」がいずれも「きん」とよみ、それらの字の部首(力・言・イ)以外の部分が「きん」と読むことを表す「音符」といいます。

「菫」の字は、その音符に「草かんむり」がついたもののようで、音符の「草かんむり」のように見える部分が、「菫」の字の場合は横一棒に省略されているようです。漢和辞典で旧字体を確認されると、新字体で横一棒になった部分が確認されると思います。「勤」「謹」「僅」の「音符」の「草かんむり」のように見える部分は、旧字体では「草かんむり」ではないことがわかります。ただ、その部分が表す意味というのは何なのかわかりません(黄色の意味かも)。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。

お礼日時:2009/09/07 21:17

音:【キン】


訓:【すみれ】です
木偏をつけると、韓国の国花【むくげ】に成ります。
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