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医療関係の仕事をしているものですが
最近 報告書などで気になる文章があるんです。
意味は分かるんですが、なぜわざわざその書き方にするのかな?と感じています。
ただ 私が馴染んでいないだけのものであれば、私もこの使い方を学ぼうと思っているので、正しい使い方などを教えてください。

例文:◎歩行器をレンタルするも、使用していない。
    →歩行器をレンタルしたが、使用していない。
     (こっちの方がすっきりと意味が分かります)
   ◎座ることが出来るも、姿勢は悪い。
    →座ることは出来るが、姿勢は悪い。(すっきり)

もっとあったはずなんですが、思い出せず、、、 
こんな感じの使い方なんですが、質問の意味を分かっていただけたでしょうか?

A 回答 (15件中11~15件)

(続きです)



長話をいたしまして申し訳ありません。
最後に引用いたします。

-------引用-------
【も】接助
文末用法の感動助詞が源流であるといわれる。接続助詞として定着したのは中世になってからであるが、その萌芽は平安時代にすでに見える。

(1)仮定の逆説条件を表す。たとえ…でも。とも。「身一つからうじてのがるる【も】、資材を取り出づるに及ばず」〈方丈記〉
(2)確定の逆説条件を表す。けれども。ども。「何らの理由ある【も】立ち入ることを禁ず」「月にはかられて夜深く起きにける【も】、思ふらむいとほしけれどもたち帰らむ【も】遠き程なれば」〈堤・花桜〉『角川国語大辞典』
-----------
【も】〈接助〉活用語の連体形に付く。
(1)逆説の仮定条件を表す。かりに…したとして、それでも。
(2)逆説の既定条件を表す。…であるけれども。…するけれども。…したけれども。『学研国語大辞典』
-----------
用例
(1)逆説の仮定条件 ても
「行きたく【も】行けない」
「良く【も】あしく【も】」
「多少の困難ありし【も】無事通過せり」
「どんなに多く【も】五人までだ」
「遅く【も】三時までには着く」

(2)逆説の既定条件 けれども
「鋭意努力する【も】残念ながら効果を見ぬ」
「受章する【も】辞退」
「疑念ある【も】解明できず」
「いかなる事由ある【も】返戻せず」

[俗]…は・する(ある)けれども。「相場は目先一服【も】反発しよう」「出馬【も】落選」三省堂国語辞典 ※これは俗な使い方のようです。
------------------

> ◎歩行器をレンタルするも、使用していない。
>
> ◎座ることが出来るも、姿勢は悪い。

ご質問の二例は、(2)逆説の既定条件となりそうですね。学研の語釈に当てはめれば分かりやすいかもしれません。


コピーペーストの際にミスがありました。
申し訳ありません。お詫びと訂正をいたします。

×> > 馴染んでいないだけだけのものであれば、

○> 馴染んでいないだけのものであれば、

長々と失礼いたしました。
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こんにちは。



> 意味は分かるんですが、なぜわざわざその書き方にするのかな?と感じています。

これについては、他の方のご回答にもあるように、医者の間で、またはその人個人が好んで使っている文体ということなのでしょう。他の言い回しを見てもそういう傾向が見られるのであれば、おそらくそういうことなのではないでしょうか。

そうではなく、他の言い回しは決して古めかしくはないというのであれば、その書き手の経験してきた状況から何らかの影響を受けているのかもしれませんね。

たとえば、最初に仕事を教えてもらった「上司」「先輩」などがそうしていたのでそれに倣っているとか、以前の報告書を手本として、必要なところだけ修正を加えて、以後もそのやり方を通しているとか、いくつか理由が考えられると思います。

また、医療関係の従事者全体にいえるのであっても、慣習化されているといった理由あたりが妥当なところではないかと思います。医療関係の報告書では「こう(文語体で)書かなければならない」といった決まりがあるわけではないので、また、この言い回しだけが特別目立つということから、疑問に思われ今回のご質問をされたのだと思います。

こういった言葉の使い方に限らず、どのジャンルの仕事でも特に理由があるわけではなく、慣例として行われていることが少なくないように思います。

> 私もこの使い方を学ぼうと思っているので、正しい使い方などを教えてください。

質問者様の挙げられた例示のご理解が正しい使い方だと思います。

> 馴染んでいないだけだけのものであれば、

これに関しては、私にしても同じです。
最後に引用しますように、古風な言い回しであると思います。
「○○、善戦するもむなしく敗れ去る」みたいに、たまに何かの見出しに出ていそうですけれど^^

> 私もこの使い方を学ぼうと

周りを見渡されて、ある程度慣例化されているとお感じになったのなら、質問者様も“報告書など”文書に限り使われればいいと思います。

ただ、口頭で話す言葉までは、そうする必要はまったくないと思います。
なぜならば、質問者様のご年齢は存じませんが、

> (こっちの方がすっきりと意味が分かります)

こう書かれているところからも、日常会話では硬い言い回しはされていないようにお見受けしますので、この部分だけ古風な言い方をされると、少し違和感が生じてしまう恐れがあるからです。使ったからといって誰の迷惑になるわけでもないですが、以下に挙げる私の事例からもバランスというものも大事だといえると思いますので。

私の場合、質問者様はじめ、ここに回答されている方々のように、統一された文体というものを持っておらず、大部分が恣意的な言葉遣いの選択になっています^^; これには性格も多分に影響しているのだと思います^^;

(続きます)
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「~も」というのは、「~しても」、「~する(した)のに」などの気持ちがあるように感じます。


印象としては、「~が」のほうがやや第三者的、「~も」のほうがやや当事者的であるように思います。
ただ、お医者様が公にする目的で書かれる文章ですので、やや古めかしいというか、硬い言い方が使われているのではないでしょうか。
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はじめに見たとき、「ものの」と全く同じだと思ったのですが、そう単純ではありませんでした。


「も」は、「ものの」と比べて接続する動詞の型に制限があるようです。形容詞、形容動詞、名詞には使えないと思います。
「ものの」は、それに続く事柄が、個人的なことや、あまり人に知られたくないようなことに使うらしいです。「も」もそれに似ていると思います。

・今日中に終わらせるとは言ったものの/言うも、とてもできそうにない。
・郊外に家を買ったものの/買うも、街まで遠く不便でしかたがない。
・企画の予算はあるものの/あるも、いいアイデアが出てこない。
・久しぶりにあった友人と飲む約束をしたものの/するも、なかなか暇がとれずそのままになってしまっている。
・あの会社は安いものの/?安いも、手抜きが多くて困る。
・父は医者ではあるものの/?あるも、自分の病気については何も知らないようだ。
・実力はあるものの/?あるも、試合になるとてんで振るわない。

間違いがありましたら、教えてください。
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「も」は逆説ですが,古めかしい言い方だと思います。

ふつうは,おっしゃるように使いませんが,医者用語としては使うんでしょう。

「投薬するも回復せず死に至る。」
のほうが,
「薬を飲ませたが良くならずに死んでしまった。」
よりも,なんとなく高度の医療を行ったように感じますね 笑。
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