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先日、
殺人事件の遺体を見てしまい、PTSDに認定されたという記事を見ましたが
広島、長崎の原爆でたくさんの死体を見た人たちはPSTDになったのでしょうか?
というか、現代でも戦争に行っている人は皆PTSDと認定されるのでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

どなただったか失念したけど大変著名な女性の作家がエッセイの中で書いていたことの大意を記します。




私は子供の頃東京大空襲で生きながらえた。
何度も死を覚悟したが本当にあの状況で死ななかったことは奇跡のようだ。
ピンチを脱し,焼け野原に横たわる大量の焼けこげた死体を横目に私は自分が生き残った奇跡を幸運を喜んで享受した。亡くなった人を嘆くよりも、そのときはとにかく生きていることが嬉しかった。自分はラッキーだったのだ。
「死に直面しPTSDになった」という記事を最近良く目にするが、私にはその意識は良く理解出来ない。
とにかく生きていることは生物にとって儲け物なのだ、そのことを素直に喜び感謝せねば。そもそも生は死と隣り合わせなのだ。
現代人は死を現実の物として受け止める事が出来ず、言葉はあれだが少々やわなのではないか。


とというようなことを述べています。
色々なケースがあるでしょうが感慨深く拝読しました。

またその反面、PSTDという定義かどうか分かりませんがベトナム戦争の帰還兵は,その後も長らく精神的後遺症に悩まされ、それを描いた映画や小説も数多くあります。


同じような経験をしても「自分だけ生き残って申し訳ない」と感じる人と「自分はラッキーだった」と感じる人様々なのでしょう。
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この回答へのお礼

人それぞれ感じ方が違うのですね。ありがとうございます。

お礼日時:2009/09/14 23:35

表現が雑かもしれませんが、単発的な殺人事件に遭遇した方がPSTDになる事は、経験した事がない状況にパニックになるという意味合いではありえる話です。

しかし戦争の場合になると最初はPSTDのような症状になるでしょうけど、次から次へと同じ事が目の前で起こります。人間は適応性がある生物なので、ある意味その環境になれてしまえばPSTD云々よりも自分の生命を守るために強くなってると思います。戦争に参加した軍人はPSTDよりも自分が戦ってる意味について悩むそうです。戦場にいれば生きるか死ぬかの状況に置かれる訳ですから、その辺に転がってる死体を気にするような精神状況ではないと、イラクで従軍していた友人である米軍海兵隊の将校(少佐)が言っていた事を思い出します。
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この回答へのお礼

そうなんですね。ありがとうございます。

お礼日時:2009/09/14 23:36

PTSD…心的外傷後障害でしたよね。

これは、今までに経験し得なかった事柄に対して、脳に記憶としてかなりのダメージを受け、焼き付き、時間が経過するに当たり、その時に経験した状況・臭いとか酷似したものに出くわすと、脳が「これは!!」と判断すると、色々な体調不良に成るという事らしいですよ。テレビや本から参照ですが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2009/09/15 21:48

>戦場にいれば生きるか死ぬかの状況に置かれる訳ですから、


>その辺に転がってる死体を気にするような精神状況ではない

確かに戦場にいる間はそうなのでしょうが、帰還してから何十年も経過し、本人が老境に差し掛かってからPTSDが発症する例もあるようです。第二次世界大戦に従軍された元米軍兵士の方で、日本軍の戦闘機から機銃掃射を受けた方の例ですが、当時たいして恐怖を感じなかったこの経験が戦後二十年以上経ってからフラッシュバックし、車の運転中、バックミラーについた一点の汚れが、背後から迫る戦闘機に見え初めてパニックに陥ったそうです。このように、勝った戦争の記憶でもPTSDになるケースも存在しており、本人が悲惨さ、凄惨さを意識していない事は、後にPTSDが発症する可能性を否定できる要件ではないようです。
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この回答へのお礼

時が経ってから発症する場合もあるのですか。ありがとうございます。

お礼日時:2009/09/15 21:49

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