プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

この前古文の授業で、「つ」「ぬ」について習ったとき、

てむ、てき、てけり
なむ、にき、にけり
てば、なば、てばや、つべし、ぬべし
てまし、なまし

というのを覚えさせられたのですが、肝心の訳し方を忘れてしまいましたので、教えてください。

A 回答 (2件)

こんにちは。


私には古文の知識はまったくないのですけれど、辞書やサイトで調べてみました。
私の推測などがまったく入っていないので、おそらく合っていると思います^^;
念のために、下記サイトもご参照ください。
「てばや」については、完了らしいというのは分かりましたが、意味までは分かりませんでした。すみません。

「つ・ぬ」+推量の助動詞⇒「きっと…だろう(しよう)」
■てむ・なむ
―「て」は完了の助動詞「つ」の未然形、「む」は推量の助動詞。
―「な」は完了の助動詞「ぬ」の未然形、「む」は推量の助動詞。
○確かなこととして述べる。
○訳すときには「きっと」「本当に」「確かに」「まさに」などの言葉を補う。
○未来のことを推量する「む」や「べし」と併用されているときは、完了の意味合いを含まないことが多いが、「……してしまいそうだ・……してしまっただろう」などと訳される用例もしばしば見られる。
○「てむ・なむ」は、可能の意味を含むことがある。

■てき・てけり
―「て」は完了の助動詞「つ」の連用形、「き」は過去・回想の助動詞。
―「て」は完了の助動詞「つ」の連用形、「けり」は過去・回想の助動詞。
■にき・にけり
―「に」は完了の助動詞「ぬ」の連用形、「き」は過去・回想の助動詞。
―「に」は完了の助動詞「ぬ」の連用形、「けり」は過去・回想の助動詞。
⇒「…してしまった」

■つべし・ぬべし
―「つ」は完了の助動詞の終止形。「べし」は推量の助動詞。
―「ぬ」は完了の助動詞の終止形。「べし」は推量の助動詞。
○「つ」「ぬ」の下に推量の助動詞がある時には「強意」と考えて訳す。
⇒「きっと~だろう」「ぜひ~よう」

■てまし・なまし―「つ・ぬ」+反実仮想「まし」
―「て」は完了の助動詞「つ」の未然形、「まし」は推量の助動詞。
―「な」は完了の助動詞「ぬ」の未然形、「まし」は推量の助動詞。
(―ましかば/ませば/せば/ば/ + ~まし)  
⇒もし―だったら~だろうに
○後半の結果部分は省略される場合がある。

■てば
―「て」は完了の助動詞「つ」の未然形、「ば」は接続助詞。
⇒…ているならば。…たならば。

■なば
―「な」は完了の助動詞「ぬ」の未然形、「ば」は接続助詞。
⇒…てしまうときは。…たならば。

■てばや

(参考)
大学入試 基礎講座 『古文の基礎』
http://wsfp.blog71.fc2.com/blog-category-17.html
古文 助動詞の公式
http://www.zkai.co.jp/high/k1k2/mihon/pdf/ml2ahy …
『三省堂例解古語辞典』
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。助かりました。

お礼日時:2009/09/20 17:40

No.1です。

補足いたします。

■てまし
⇒きっと…だろうに。…だったろうに。

■なまし
⇒(もし…だったら)きっと…だっただろう。…てしまえばよかっただろう。『三省堂例解古語辞典』
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!