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お世話になります。自動列車停止装置ATS-Ps について2点教えて下さい。
(1)ATS-PsはATS-Snの機能も持ち合わせているのでしょうか。
先日長野県に出張で行ったところ、飯山線のATSがPsの搭載表記だけだったもので、驚きました。飯山線は未だATS-P対応ではないはずなのですが。しなの鉄道も非ATS-P区間ですよね。しかし長野総合車両センター115系3両編成は P Ps のみ。しなの鉄道車はSnのみ。謎が深まりました。

(2)ATS-PsはJR東海のST対応機能を持ち合わせているのでしょうか。雑誌などによると、長野総合車両センター115系3両編成のうち、JR東海乗り入れ対応のN1~N16編成しか東海区間に乗り入れできないそうですが、JR東海飯田線飯田行きにN21~N33が充当されていたので目を疑いました。
皆様のお知恵をお貸しください。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

ATS-PsにはATS-Pと同様なブレーキパターンによる速度照査機能があり、安全性はATS-P並に上がります。

しかし、全く別物で動作は異なります。
ATS-Pはブレーキパターンに当たると常用最大ブレーキが自動でかかって減速し、ブレーキパターンより下回ると自動でブレーキが緩解するATCに近い動作をします。
ATS-Psはブレーキパターンに当たると非常ブレーキが自動でかかって停止します。停止後に手動でブレーキを緩解させます。これは従来のATS-S系の動作と同じです。
また、地上と車上のやりとりが、ATS-PはデジタルでATS-S系(ATS-Psを含む)はアナログなので基本から全く違います。

つまり、ATS-PsはATS-Snにブレーキパターンによる速度照査機能を付けたものです。さらに、ATS-STやATS-SWのような時素式速度照査機能にも対応しています。ATS-S系の上位互換ですので、ATS-Ps搭載車はATS-SnやATS-STの路線を走行することが可能です。

ちなみに、ATS-Snには時素式速度照査機能がありませんので、JR東海に乗り入れるJR東日本のATS-Ps非搭載車はATS-STに対応させた特別なATS-Snを搭載しています。
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この回答へのお礼

なるほど。詳しい説明ありがとうございました。それで長野総合車両センター115系3両編成は編成番号をN1~とN21~に分けているんですね。納得がいきました。ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/24 11:11

1) ATS-PとATS-Psは全く違う物です。


 ATS-PsはATS-Snに常用ブレーキでの停止パターン制御を追加した物。
地上設備がSnで有ればSnとして機能します、また地上設備がPsで車上設備がSnであればSnとして機能します。

2) ATS-Sn,St,Sw,SF等各社のATSは互換性がありますので東海への乗り入れはS,Sn,Psのいずれかが装備されていれば(ATS以外の条件を別とすれば)可能です。
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この回答へのお礼

早速のお答えありがとうございます。お礼が遅れて申し訳ございません。よくわかりました。謎が解けました。ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/24 11:15

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