電子書籍の厳選無料作品が豊富!

K2Cr2O7 や Na2SO3 のような式の酸化数はどうやって求めればいいのでしょうか?

Oに-2、Hに+1を当てはめるくらいまでは分かったのですが...

回答お願いします。

A 回答 (2件)

全体でゼロになるようにすればOKです。



Kが+1、Oが-2なのでCrは+6ですね。Crはこのほか+3、+2などの酸化数を取ることがあります。

Naが+1、Oが-2なのでSは+4です。Sはこのほか+6、-2などの酸化数を取ることがあります。

電子の状態を見ると判るのですが、原子によっては何種類もの酸化数を取ることがあります。酸化数が記載されている周期率表もあります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

このような式でも同じように全体が0になればいいのですね。ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/26 23:46

Cr2O7^2-は少し難しいですので、過マンガン酸から行きましょう。


過マンガン酸イオンに水素イオンを附けて過マンガン酸にするとHMnO4になります。
(O=)3Mn-OHになるので、酸素がO^2-、水酸化物がHO^ーですからマンガンは、
(ー2)×3+(ー1)=ー7と釣り合うので7+になります。
二クロム酸カリの場合は、先にクロム酸を考えます。クロム酸はH2CrO4で過マンガン酸そっくりです。
(O=)2Cr(-OH)2なので、クロムには酸素二つと水酸化物二つが付いており、
(ー2)×2+(ー1)×2=ー6、でこれに対応するクロムは6+です。
二クロム酸はクロム酸二分子から水が一つ抜けたので、
(O=)2Cr(-OH)-O-(HO-)Cr(=O)2となります。クロム一つには水酸化物の代わりに酸素半分が付いており、酸化数は変わりません。
チオ硫酸の構造は(HO)2S(=O)(=S)でこの場合これを数えるのは不適切なのです。
というのはチオ硫酸塩の酸化反応というのは、例えばヨウ素と反応して、
2S2O32^- + I2→ S4O6^2-+ 2I^-
という複雑な反応だからです。
数えれば反応前のイオウが6+で反応後には5+になっていることはわかりますが、性質の違うイオウが入っているので、正しい計算とは言えません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。結構難しいですね...

お礼日時:2009/09/26 23:45

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!