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礼の旧字が禮、と教えてもらいましたが、
およそ千二百年前にひらがなが作られたとき「れ」は「礼」の草書からつくられたんですよね。
だとすれば、礼はその時代からあったことになりますよね。

いつごろから礼が禮とされたのでしょうか。礼→禮→礼という変化なんでしょうか。それとも、両方を使いわけていたのでしょうか。使いわけていたとしたら、どのように使い分けていたんでしょうか。

A 回答 (3件)

なるほどと思いました。

私は体という字について同じような疑問を持っていましたが、体と違って平仮名の起源と関係している礼の方がもっと不思議だと思いました。白川静さんの「字統」を参照しても、このような問題には触れておられないようです。ちょっと形が似ている札という字がありますが、これは関係がないようです。
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私が確認したところによりますと『説文解字』第一篇上には「禮」として収録されております。


”『説文解字』に「礼」と収録されていて、本来「禮」とは違う意味の字である”ということであれば、No.1さんの該当部分の説明は誤りであると思われます。
『説文解字』には「禮」の古文として篆書の「礼」が記録されております。
「禮」に限らず甲骨文の時点では示へんがつけられておりませんので、
神事のさかずきを表す「豊」はこの文字において不可欠な要素であるものの、
同時にこれを略した異体字である「礼」も古くから行われていたようです。
「禮」と「礼」はもともと同じ意味の漢字で、「礼」は異体字であるとお考えください。

ここからはただの推測に過ぎませんが、
万葉仮名からやがてひらがなが成立していく唐代には「禮」と「礼」、いずれの文字も行われていたものの、
表音文字として採用する場合にはより画数の少ない字体が好まれたというだけのような気がします。
使い分けという点では、たとえば『禮記』などの漢籍を楷書できっちり書写する場合には、
よりオーソドックスな「禮」の字体を使っていたような気がするんですが、
実際の史料に基づいて言っているわけではありませんので、これも憶測です。申し訳ありません。
ただ、その字が使われる文脈によって「禮」と「礼」が使い分けされていたということは考えにくいかと思います。
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 禮はもともと豊で、甲骨文にもある古い字です。

紀元前2000年頃かな? 「酉へんに豊」で、儀式のときの酒を表したりするようになりました。

 礼は後漢(紀元100年少し前か?)の「説文解字」という最古の辞書に出ています。今の「礼」とほぼ同じ意味です。

 もともと礼と禮とは別の意味ですね。
 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

礼と禮は別の意味なんですね。

儀式、神事などのときが、「禮」で、「礼」が、動作や言行などの愼みみたいなものをいう、という感じでしょうかね。

じゃあ、正しくは、朝礼の場合は礼で、祭礼のときは祭禮なんでしょうか?

お礼日時:2009/09/26 23:18

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