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有機溶剤を使用するときは、健康上の被害を防止するために防毒マスクの使用が義務づけられていますが、「有機溶剤の使用」の使用量の条件はあるのでしょうか?
当社でも塗装作業場などは防毒マスクの使用を義務づけていますが、少量の使用の場合は義務づけていませんでした。
最近、産業医から使用量にかかわらず、防毒マスクを使用するよう指示がありました。
防毒マスクを使わねばならない作業環境の定義を教えてください。

A 回答 (4件)

はじめまして、よろしくお願い致します。



職場には、有機溶剤作業主任者がいます。

講習を受けて修了証明を持っているのでその人に聞けば良いことです。

わたしもその資格持ちです。

ご参考まで。
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自分以外(従業員)に有機溶剤作業をさせる場合は局所排気装置の設置か有効な防護マスクの使用が義務づけられています。


使用量に対する緩和条件はありません。
使用量が少なければ大掛かりな装置でなく扇風機レベルの送風機による換気でもOKな場合もあります。
但し 有効な排気装置 と見なされるかどうかは不明確なため 有機溶剤用の防護マスクを装着させる事が多いのです。
有機溶剤による健康被害は急性中毒よりも慢性中毒のほうが怖いです。
匂いがするレベルでも長年その環境にいると重篤な慢性中毒になり肝機能 腎機能にダメージを受ける可能性があります。
面倒くさいですけどキチンとマスクを装着して下さい。
但し マスクに使う吸収体(フィルター)には可使時間が厳密に決められています。この時間を守らないと単にオマジナイと一緒で何の効果も期待出来ません。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
緩和条件がないということは、事務室でセメダインを使わせるときも防毒マスクの使用が義務づけられているということですね。使用可能時間を厳密に管理したマスクを装着する必要があるのですね。
ここにはリスクに対する考え方が全く無いと思います。
セメダインの取扱上の注意にはマスクの着用が書いてありますが、セメダインを買う人で防毒マスクを使っている人はどのくらいいるのでしょうか?
家庭で使う場合と職場で使う場合の違いなんでしょうね。訴える人がいる場合といない場合の違いでしょうか?

補足日時:2009/10/05 22:21
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。間違えて補足欄に書き込みました。
マニキュア作業は有機溶剤取扱作業であり、防護マスクが必要なのですね。ニオイでマニキュアができない人も確かにいますが、多くの人が慢性疾患にならずに使用しています。
しかし、従業員に命じるときは防護措置を講じなければならない。矛盾を感じます。

お礼日時:2009/10/18 10:25

私は有機溶剤作業主任者を塗装作業の現場で十数年務めてきました。



●セメダインを買う人で防毒マスクを使っている人はどのくらいいるのでしょうか? 家庭で使う場合と職場で使う場合の違いなんでしょうね●
誤解を与えてしまったとしたら申し訳ありません。
セメダインに限らず、有機溶剤を含有する物には必ず 換気の良い所で使用するように と言う趣旨の注意書きがあります。
事務所でセメダインを使うレベルの使用量だと、通常の換気扇があれば部屋全体に有機溶剤が充満するとは考えにくいですよ。
仮に 始業から終業まで狭い部屋の中で大量にセメダインを使う作業を日常的に行う(それを事務所と呼ぶのか疑問ですが)としたら何らかの防護措置が必要になると思います。
防毒マスクは義務付けられてはいませを。
局所排気装置の設置が困難とか 臨時の作業とかの時に使用するのが防毒マスクです。
防護措置の基本は 局所排気装置(換気扇の大型版) です。
マニキュアにはアセトンと言う有機溶剤が含まれています。除光液などはアセトンそのものと言っても過言ではありません。(実際はアセトンとエタノールの混合物が主成分)
しかしマニキュアや除光液を部屋の中で何リットルも使用すると言う事は考え難いです。万一そういった作業をする必要があっても基本的には換気扇の使用と窓を開けるなどで十分に対応出来ると思いますよ。
プラモデルのマニアの方は後ろから扇風機を当てながら作業するそうです。

この回答への補足

丁寧な回答ありがとうございます。
セメダインの注意書きと法的に義務づけの違いは大きいと思います。
「事務所で・・レベルの使用量」、「何リットルも使う」と数量が出てきますが、10mLなら良いのですか?緩和条件が無いことと矛盾しませんか?
建物は建築基準法で決められた換気設備がついています。これは「通常の換気扇」と認められるのですか?認められないのなら、どのような条件が必要なのですか?
>「万一そういった・・・・対応できると思いますよ」
これは私も同じ気持ちです。この考えと「緩和条件はない」「義務づけられている」との違いに悩んでいます。

補足日時:2009/11/01 08:26
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許容濃度によります。


作業環境の濃度を測定する必要があります。
多い少ないは感覚的なものになりますので危険です。
測定するのには吸引式の検知管を使用するのが一番簡単だと思います。
先生がおっしゃるとおり常にマスクを使用するのも良いと思いますが、
防毒マスクにも種類があり、高濃度用防毒マスクでないと対応できないとか
一定濃度以上になると防毒マスクでは対応できない環境になります。
その時は、送気マスクや空気呼吸器という話になってきます。
まず、第一は作業環境改善をして出来るだけ有害ガス濃度を下げ
マスクの必要のない環境で作業をすることです。
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