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No.1
- 回答日時:
2通りの考え方があります。
1つはS-O結合がすべて二重結合であるとする考え方
(なぜこうなるかは、d軌道を使うという説、MO法でOの孤立電子対がσ*軌道に供与されるという説などがあります)
これではオクテットを満足しませんが、第3周期以降の元素は原子価を拡張することができるので問題ありません。
もう1つは、1つのS-O結合が二重結合で2つのS-O結合がS→Oの配位結合、またはS-O-に分極しているという考え方です。
この場合各S-O結合は「共鳴」によって4/3重結合になっています。
これはオクテットを満足しますが、実測の各S-O結合長と結合解離エネルギーが二重結合相当であることをうまく説明できません。
私は1つ目の考え方をお勧めします。
どちらの考え方でも陰イオン同士が結合しているとは考えません。
2つ目の考え方で結合が分極しているというだけです。
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