大人になっても苦手な食べ物、ありますか?

経済には、素人なので基本的な思い込みの間違いがあるかもしれませんが、宜しくお願いします。

日本では、1990年代バブルがありました。日経平均株価も4万円近くまで上がり、不動産の値段も上がりました。
その後、株価は下がり続け現在は1万円を切るほどになっています。不動産の値段も下がりました。
その時、マスコミではバブルが弾けたといい、実際銀行も経営危機に至りました。
自分が、素朴に疑問に思うのは、株価は需要と供給の関係で決まるのであれば、高値で売り抜けた人が人がいるから株価も下がったのであって、それで儲けた人も多いはずです。
不動産も、地上げ屋という人がいて、高値で不動産を買い付けた人もはずです。ならば、それで儲けた人もいるはずです。
つまり、ゼロサムの関係がある程度なりたっているのではないかと思っています。

今回の、アメリカを発生地としたサブプライムローン関係の証券商品がアメリカ、ヨーロッパを中心に金融危機を起こし、銀行の多くが経営危機になっていると聞きます。
マスコミでは、莫大なお金が失われたといっています。
それも、上の例同様、証券商品が多量に売れたということは、多量のお金がアメリカに流れたはずです。
それも、ゼロサムが成り立つかどうか分かりませんが、お金が一方的に失われたとの報道には疑問を感じています。

日本のバブルもそうですが、今回の金融危機でも、本当に物が消滅するように、消えてしまうのもでしょうか?
どこかに、金が流れてそこが儲けているという、素人感覚は間違っているのでしょうか?

A 回答 (1件)

バブル崩壊で金が消えたというのは、正確には「現金が消えた」んじゃなくて、


「資産価値が失われた」ってこと。
それを「○○兆円が消えた」と表現したりする。
資産価値を表現するのは金額、つまりは貨幣との交換比率なんだから、
そのような表現になるのは致し方ない。
たとえば、株が下がった場合、「○○万円損した」と表現したりする。
決して「現金」が消えたわけじゃない。

世の中の資産は、土地やクルマ、企業在庫といった実物資産や、
株や債券、現預金などの金融資産といった形で存在している。
バブル崩壊ってのは、このうち、現金以外のほとんどの資産価値が下落したってこと。

バブルがあったんだから土地を売った人は儲かっただろうと思うのは正しい。
だけど、売った人が全部現金で保有し続けているわけじゃない。
普通は他の土地を買ったり、株を買ったりしている。
で、そういう資産も下落しているから、そういうのを日本全体として見れば
膨大な資産価値が消えたことに変わりはない。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。自分は理系出身なので、どうしてもエネルギー保存の法則とか、前後で変わらない現象で、物を考える傾向があります。
評価損という概念になじみがないのですが、理屈は分かりました。

ありがとうございます

お礼日時:2009/10/23 19:59

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