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現在、夫婦ともに妊娠希望の者ですが、
主人が膣内での射精がうまくいかず、
試行錯誤して、ようやくここ最近
2度ほど、膣内での射精ができましたが妊娠に至っておりません。
(基礎体温、排卵チェッカー、頸管粘液等で自分なりにタイミングをみていますが
 うち、1度はタイミングが少し早すぎました。)

私は、もうすぐ38歳で、主人は35歳です。

今回妊娠に至らなければ
(病院へ行くことを主人が了承してくれましたので)
不妊治療の病院へ行こうと考えていますが、
可能性があるときに中だしができたのが2度ほどしかないので
不妊とも言えない状態です。

病院へ行く前に、不妊治療の本を読んだほうがいいと聞いたので
「不妊治療はつらくない」という本を(私には少し難しく、まだ冒頭のみですが)
少し読みましたところ、
ヒューナーテストが良好で1年ほど夫婦生活をしても
妊娠しない夫婦には、体外受精のみが有効とのことで
人工授精の際の薬や、排卵誘発剤の多用により、より妊娠しにくくなる
というようなこと(ステップアップ治療の弊害)が書かれていました。

現在、体外受精の費用も貯めていないですし、
夫婦生活もきちんと持てていなかったので、
とりあえず、ヒューナーテストを受けて良好であれば
自分なりに月のタイミングの回数を増やし
後、何度かきちんとタイミングはみてから
不妊治療を考えたほうがよいでしょうか?

それとも、年齢の事も考え
やはりすぐにでも、体外受精を考えた方がいいのでしょうか?

病院へ行ってから考えることかもしれませんが
一度医者に言われてしまうと、それから自分の意思を持つのは難しい気がしています。

不妊治療をよく知らない素人が
病院にも行く前に方法を考えること自体が無理があるかもしれませんが、
不妊治療をされた方、年齢が近い方等
何かアドバイスしていただけることがあればお願いいたします。

体外受精も年齢が大きく左右するとのことで
ぎりぎりの歳のような感じもあり、今後の事が不安です。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

#1です。

お返事ありがとうございます。

>私の場合、タイミング法をとらないため
第一段階がないので、人工授精からおこなっても
「ステップアップ治療の弊害」がおこらないのでしょうか?

#2さんへのお礼にある疑問と併せてお答えしますね。
仰る御本で指摘されている「ステップアップ治療の弊害」とは、「適応」がないのに人工授精を漫然と続けることを言っています。
「適応」とは何か?つまり「人工授精で解決できる要因がない」という意味であります。人工授精で解決できる要因と言えば、単純に「子宮に精子が入っていかない」というもの。
ヒューナー(フーナー)テストが結果良好であれば、この要因は既に満たされているということですので、人工授精の適応ではありませんね。それを、漫然と続ける、あるいは単なる人工授精では成功率が低いからと言って、複数排卵させて(過排卵刺激)受精チャンスを増やそうというので排卵誘発剤を乱用する等...、こうした治療のやり方を「ステップアップ治療の弊害」と仰っているのです。
質問者さんの場合は#1でも書きましたように、 そもそも、質問者さんのようなケース(膣内での射精がうまくいかない)は、一般的な不妊症のパターンとは言えず、最初から人工授精の絶対的適応なのですよ。
お解り頂けたでしょうか?
そしてまた、確かに不妊症の原因は多岐に渡りますから一般的には一つ一つ検査してから(あるいはしながら)治療を進めていきますが、質問者さんの場合は検査をするまでもなく「膣内での射精がうまくいかない」ことが不妊以前の問題として現にあるわけで、それを一番よく解決できるのが人工授精です。なので、検査をしてそれから...という時間的ロスを最小限にするために、いきなり人工授精で正解なのです。

次に「人工授精の成功率が低い」という件に関して。
人工授精の妊娠率(成功率)は5%-10%程度とされています。これは確かに自然妊娠が一般的にだいたい20%(質問者さんの年齢ですと、もっと低いですが(^_^;))というのに比べて低いわけですが、これは人工授精を受けるカップルにそもそも妊娠しない・しづらい要因があるからですね。男性不妊であったり、それこそ本来は体外受精や顕微授精の適応であるカップルも最初は人工授精をするからです。そういった不妊要因のないカップル、つまり普通に自然妊娠する問題のないカップルに人工授精を施せば、自然妊娠と同率の成功率が得られるのは言うまでもありません。質問者さんの場合は人工授精の絶対的適応がありますので、「自然妊娠のためのタイミングがどうしても合わない、膣内射精ができない」状態よりは成功率が悪いはずがありませんね。その点で、人工授精は「やる意味が大いにある」ということです。

あと、「人工授精やタイミング法において薬の投与等で、かえって妊娠しにくくなる可能性」についてですが、これは人工授精の成功率を上げるために、排卵障害のない人にも排卵誘発剤を乱用して過排卵刺激にする(複数の卵子を育てて排卵させる方法)などのことを仰っていると思いますよ。通常の、タイミングを取るためのクロミッド+hCGのことではないと思います。

ついでですので気になったことを少し。#2さんの回答にある、フーナー(ヒューナー)テストと抗精子抗体に関してです。
「精子に問題なく抗精子抗体がなければ子宮に精子は届く」と仰っているのですが、フーナーテスト結果不良の原因で最も多いのは「頚管粘液不良」が原因です。頚管粘液の量が必要十分でない、質がよくないなど、薬で改善することも可能ですが、ホルモン剤を使いますので使い方が難しく、全体的なバランスを崩す結果にもなりかねません。そういう場合には人工授精をすれば解決策になりますね。
ちなみに、「抗精子抗体」というのは「精子不動化抗体」のことですから、抗精子抗体がある人のフーナー所見は「数は十分だが動いている精子がいない」という結果になります。なので、フーナー不良の内容が、「精子がいない」や「元気に動いてはいるが数が少ない」などであれば抗精子抗体は検査するまでもなく否定できます。

最後になりましたが、私はまる4年も不妊治療をし、体外受精をして5年目に39歳で双子を授かりました。原因不明でしたが、体外受精をしたらいとも簡単に妊娠しました。私こそ、「ステップアップ治療の弊害」の被害者かもしれません。なにしろ、人工授精は12回やりましたから(笑)最初から体外受精していたら...とは思いますが、それでも人工授精10回してダメだった後に、流産に終わりましたが何故か自然妊娠もしているんです。授かった子らは体外受精児で、そんなこととは無関係に愛していますが、人生でたった一度だけ「自然妊娠もできた」ということが、女性としての私の気持ちを満足させているということは否めません。最初から体外受精していたら、こんな気持ちは味わえなかったでしょうからね(笑) なので質問者さんは、もちろん人工授精されて速効妊娠されることをお祈りしていますが、もしも少し時間がかかって、人工授精も何度かやって、体外受精もやって、それもできない周期にはぜひともご主人に頑張ってもらって自然妊娠も諦めないで欲しいと思います。切にそう思います。
幸運を願っています。
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この回答へのお礼

丁寧なご説明、質問へのお返事、
また、ご自身の体験談まで、本当にありがとうございます。

人工授精の色々なご説明をいただき、
私たちのケースでは、人工授精が絶対的に適応するという意味がよく分かりました。

検査については、どこまでするのかによっても
変わってきそうですね。

年齢のことを考えますと、なんとなくですが
人工授精と同時進行になるのかもと想像しています。
でも、病院や先生の考え方によっても、異なりそうですが…。

また、人工受精が、自然妊娠よりも成功率が低くなる原因もとてもよく分かりました。
余談ですが、ご説明いただくまで、本では洗浄後の精子の受精能力が6時間ほどしかないと
書いてありましたので、これが(妊娠率が低い)原因かもと思っていましたが
今は、きちんと、排卵日を調べて前段階で人工授精すればおそらく、6時間でも十分なのかもと思っています。

フーナー(ヒューナー)テストと抗精子抗体のご説明については、
今の私には少し難しく、理解がきちんとできているか分かりませんが、
こういったことからも、人工授精の意味があることがよく分かりました。

sky_blue様へのお礼の中で、
主人が子供を作るのを反対したことを書かせていただきましたが、
今の私は、総合的にみて母になる資格がないのだと思っています。

私のような者がいるなか、
ameyo様の5年間の努力のことを考えますと
ますます、頭が上がらない気持ちで情けないです。

先日まで主人とも双子がいいねと夢のようなことを言っていたのですが、
現時点では、即効に人工授精のうえでの妊娠は難しそうです。
せっかくのアドバイスをいただいたのにすぐに実行できず
申し訳ありません。

主人にだけは母になってもいいよという
気持ちをもってもらえるよう、これから頑張っていきたいと思います。

本当にありがとうござました。

お礼日時:2009/10/28 02:43

お礼拝見しました。



まず人工授精の件ですが、タイミングより妊娠率が下がるという統計があるのは事実です。ですが、タイミングが取れなければそもそも妊娠は不可能です。ご主人の射精障害がある以上「確実に精子を子宮に入れる」ための方法が人工授精です。「精子が子宮に入ったかどうか分からない」では、妊娠率が良いとは言えません。本来、人工授精というのは「精子が子宮に届きにくい障害がある場合に有効」な手段です。そのため、先の回答でも述べた抗精子抗体が陽性の人などは、人工授精が適応になりますが、射精障害やEDなども人工授精が最も有効です。統計的な人工授精の妊娠率が低いのは、そういう問題がないにも関わらず、不妊治療をしている人には人工授精をする人が多いからです。それはなぜか。本来は先にも述べたように「精子が子宮に届きにくい」という問題が特になければ、人工授精というのはあまり効果はありません。が、特に大きな問題もないのにタイミングで妊娠できなかった場合、いきなり体外受精では敷居が高すぎるのです。身体的にも経済的にも精神的にも負担が大きい体外受精を、いきなり簡単に「します」とはいかないご夫婦がほとんどなんです。体外受精という治療に抵抗がある人も多いですしね。そのため「とりあえず人工授精で様子を見ましょう」ということなんですね。ですが、人工授精というのは「精子を子宮に入れる」だけのことですから、その部分に問題がなければ、やっていることはタイミングと同じなんです。タイミングで妊娠できなかった人が、人工授精で妊娠できる率というのは、その「精子が子宮に届きにくい」という障害がある人の確率にもなるんですね。もちろんそういう問題がなくても、人工授精で妊娠される人もいます。そういう人の多くは「もう少し頑張っていたらタイミングでも妊娠できていた人」です。そういう人の率が人工授精での妊娠率に反映されています。

ですから質問者さんのように射精障害があるというのは、ある意味、最もに人工授精が適応される状態です。

それからステップアップに伴う弊害を心配されているようですが。人工授精だけなら何も問題ありません。ご主人の精子を子宮に入れるだけです。問題になるのは排卵誘発のことだと思います。奥様の卵に問題がある場合、例えば、実は卵が育っていない(あるいは十分に成熟できていない)、卵が排卵されない等の問題があれば、誘発剤で育てて排卵させることになります。おっしゃるように誘発には副作用があります。誘発の卵巣への負担や、おりものが減ったり、子宮内膜が薄くなったり、というのが代表的なものでしょう。ですが、妊娠するためには「質の良い卵」が必要です。それがなければ妊娠できません。確率が低い中で頑張るよりも、副作用と引き換えに卵を育てた方が有効な状態も多々あり得るのです。誘発で卵の成熟度が上がる(=妊娠できる卵である確率が高くなる)ため、特に問題がなくても誘発するケースも非常に多いです。副作用は、程度や出る時期は個人差がありますが、早い人で数周期、長い人で1年。まぁ平均すると半年ぐらいが多いかな、と思いますが、メリット(効果)よりデメリット(副作用)が大きくなったと判断された時点で、誘発はお休みになります。治療というのは何でも、メリットとデメリットを天秤にかけて、メリットが大きくなった場合に有効となります。そこをどう判断するか、ということにためにも、きちんと検査を受けて、ご夫婦の状態をきちんと見極めることが必要かと思います。そもそも誘発というのは、人工授精以前のタイミング療法でも日常的に一般的に行なわれていることです。また、不妊治療をされる方の3割ぐらいは原因不明と言われていますが、だからと言って「検査を受ける意味がない」とは違います。検査で分かる問題もたくさんあるのです。それを明確にしておくことも、適切な治療を受けるためには非常に重要です。

一番大切なのは「1日も早く妊娠すること」です。38歳という年齢は、日に日に卵子の質が低下していっています。時間が経てば経つほど妊娠率は日々下がるのです。そのためにも「妊娠率が高い治療」を行なう必要があります。副作用を心配して尻込みすることのほうが、個人的には心配です。もちろんどういう治療をするのかということはご夫婦次第ですが、実際に病院に通われたら、医師が専門的な話も交えて納得いく説明をしてくれると思いますよ。「どんな治療が良いのか」と悩まれるより、まずは検査です。「どういう治療が本当に必要なのか」ということは、検査結果を踏まえた上で、専門家である医師がアドバイスしてくれます。悩むのは、そのアドバイスを受けてからで十分です。そして医師の説明に疑問が出たら、その場で全てを質問することが大切です。そうして納得いかない部分を全部解消して初めて治療を前向きに受けられるというものです。

お金や時間の制約ということもあるようですが、お母さまのおっしゃるとおりかと。「できれば」子供が欲しいのか「絶対に」子供が欲しいのか。そこをよく考える必要もあるかと思います。しつこいようですが、38歳という年齢は思っているほど時間の余裕はありません。妊娠率が高いと言われる体外受精にしても、効果的な治療を期待できるギリギリの年齢だと把握しておいて下さい。ご主人の射精障害は人工授精で何とでもなります。重要なのは奥様のほうですから、1日も早く病院で検査を受けて問題の有無を洗い出すことが先決かと思います。

箇条書きで長々と申し訳ありません。どうか適切な治療を受けられて、お子様が授かれますようお祈りしています。

この回答への補足

良回答、次点を迷いましたが、
はじめから詳しくご説明いただきました
sky_blue様にさせていただきました。

しかしながら、皆様のご説明
どれも、ベストアドバイスだと思います。

それから、主人が子供が欲しいという気持ちにさせてみせます!!
本当にありがとうございました。

補足日時:2009/10/28 23:45
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この回答へのお礼

とても、分かりやすく詳しいご説明ありがとうございました。
私たち夫婦の場合の人工授精の必要性がよくわかりました。
デメリットがある状態で、何となく人工授精を受けることが一番駄目なんですね。

不妊の方の結果的な原因不明の割合が6~7割以上と本で書いてありましたが、ご説明では3割とのことですので、本がオーバーなのだろうと思っております。

ところで、大変温かいアドバイスをいただいたのに
本当になさけない話ですが、今日(正確には昨日)主人に
「子供を作るのをやめよう。」とメールで言われました。

主人の仕事が不況で大変なようで
加えて、家事を主人に押しつけていた(うちは家事を主人がメインにやってくれています。)私のツケだと思っています。
「仕事も今以上にやらないといけない。家庭も(子供ができたら)今以上にやらないといけないと思うとどんどん滅入る」。「今以上に縛られるし、自分の幸せを考え出したら、作れないと思った。」とメールで言われました。

以前にも同じことを言われ、ここでもご相談させていただきましたが、
ちゃんと自分で解決してこなかったのが原因で
子供以前の問題だと思いますので、お恥ずかしい限りです。

私のほうは、(不況で)以前の様には仕事が忙しくない状態ですので
時間の余裕のない年齢ですが、一旦 子供のことは棚上げするほうがいいのかなと思っています。

もちろん、子供が欲しいです。
私の方の検査だけすることも少し考えましたが、
いろいろな面から、主人に分かってしまうので
この問題を解決する努力から始めようと(それでも、自信は持てていませんが…)思います。

せっかくのアドバイスをいただきましたのに
本当に申し訳ございませんでした。

「1日も早く妊娠すること」、できるかできないかは
自分次第と今、身にしみています。

お礼日時:2009/10/28 01:39

37才 自己タイミング2年、不妊治療3年、人工受精10回、子宮筋腫手術、体外1回目で妊娠したものです。

原因は不明でした。
もしかして不妊?と思ったときが病院へ行くタイミングだとおもいます。
病院選びですが、不妊専門でも、人工受精までの病院と、体外受精までの病院と、顕微授精までの病院とあります。
私の場合、自宅近くで、知識ゼロでとにかく産科がなく(妊婦さんを見たくなかったので)、不妊治療しているところと思い、病院を選びました。
担当医がとても相性が良くなんでも相談できよかったのですが、
人工受精では妊娠せず、県外の有名な病院を紹介してもらいました。
人工受精までの病院とは知らずに病院選びをしていましたが、体外受精、妊娠に至るまでを地元担当医としてフォローをいていただきました。
どんな病院でも先生との相性もあるので、とにかく病院へ行ってみる事だと思います。
費用は人工受精は、1回2,3万でも、薬代など含めると5,6万かかるので、早めに体外にステップアップするよう決めていたほうがいいかもしれません。
体外は、薬代を含めて50万~60万くらい、ほかに県外の病院だと、交通費、宿泊費がかかります。
私が体外を受けた病院は北九州市セントマザーです。
初診は、開院40分前に行き、1日がかりでした。
全国から患者さんがきていて、同じ年代の患者さんがたくさんきていました。
メールでの相談もできます。
参考になればと書きました。

参考URL:http://www.stmother.com/index.html
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この回答へのお礼

実体験をお話いただきまして本当にありがとうございました。
大変な思いをし、妊娠に至られたのだなあと想像致しました。

私は不妊治療において、他の方のネット上での書き込みをみて
評判の良い病院で症例数を多く扱っている有名な病院へいこうかと思っておりましたが
ストレスがたまる治療かと思いますので、
おっしゃるように、先生との相性も大切かと思いました。

ところで、人工授精も、結構お金がかかるのですね。

〉もしかして不妊?と思ったときが病院へ行くタイミングだとおもいます。
とのこと、確かに理想だと思いますし、
もっと早く妊娠のリミットについて考えるべきでした。

今は、すでに37歳ですので少々焦る気持ちがでています。

あと、私は(実家ですが)フルタイムで働いていますので、
お金以外にも、時間についての制約が強い状態です。

母に言いますと、「そう(仕事のことばかり)は言ってられないよ。」と言われますが
他人も一緒に働いていますので、理解してもらえるか不安があります。

病院にメールでの相談が出来るのですね。

色々、問題が多い状態ですが
参考にさせていただき
検査から一歩を 踏み出してみます。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/10/27 00:10

まず、2回のタイミングで妊娠できれば大変な僥倖です。

1年ぐらいかかっても普通ですから、いくらタイミングを合わせたところで「たったの2回」です。今の段階では何も分かりません。妊娠に向けてということでは、可能な限り「毎周期タイミングをとる」ということですが、周期に数日しかないチャンスの日に、ご主人の状態(調子)に関係なく毎周期タイミングを確実に合わせるためには、人工授精が適応されるかと思います。

それから、フーナーテストにこだわってらっしゃるようですが、精子が子宮に入っているかどうかを確認されるためでしょうか?フーナーテストというのは「正交渉が上手くいったかどうか」を調べるテストではありません。「通常の性交渉をした」という前提で「精子が子宮に届かない問題が潜んでいないか」を調べるテストです。加えてフーナーテストは結果が不安定で、良い時と悪い時の結果が大きいです。たとえタイミングがバッチリあって検査できたとしても、1回の検査では何も分かりません。何度も検査する必要があります。そのため、何度もフーナーテストをするより、抗精子抗体の検査をする病院が増えています。抗精子抗体の検査では、女性の体が精子を拒絶しなかどうかを調べます。まずはご主人の精液検査も必要ですが、それで問題がない場合、通常であれば子宮に精子は届きます。通常でも、精子というのは女性の体からすれば異物なので、入ってくると多少の攻撃を加えます。それに負けない精子だけが奥へと進んでいくのですが、抗精子抗体がある場合、必要以上に精子を拒絶して殺してしまうというものです。通常の交渉を行なって、問題ない元気な精子が子宮の届かない場合は、この抗精子抗体が疑われます。

まず病院で必要なのは、ご主人の精液検査と奥様の検査ですね。奥様の検査は、ホルモン検査(生理期、卵胞期、排卵期、高温期と、それぞれ血液検査を行なって、それぞれの時期に必要なホルモン値を調べます)、卵管造影検査(卵管が詰まっていないかの検査)、子宮鏡検査(子宮内に内膜症などの問題がないかを検査)、抗精子抗体検査・・・などを行ないます。ご主人の射精以前に、38歳という年齢もありますから、一通りの検査をされる方が良いと思います。その検査の中で、個人的にはフーナーテストが一番優先度が低いと思いますよ。

その上で問題がないとなれば、あとは人工授精です。不妊治療というのは「妊娠率を高める治療」ですから「毎周期確実にタイミングを合わすため」には、「もしかしたら膣内射精がうまくいかないかもしれない」タイミングよりは、人工授精されるほうが率は高くなります。もちろんそこはご夫婦の考え方次第ですが、あくまで「どうするのが近道なのか」という意味で人工授精と申し上げておきます。ただ、生殖能力という意味での女性の体というのは、30代も半ばを過ぎたら衰える一方ですから、時間が経てば経つほど卵子の質が低下し妊娠率が下がります。タイミングが合っても、卵子、精子共に質が良くなければ妊娠には至りません。そのことから、年齢のことを考えると人工授精でトライするのは、先の方も言われるように半年ぐらいが1つの目処だと思います。それ以上になると時間のロスになりかねません。年齢的には、すでに卵子の質に問題が出ていてもおかしくありませんから、検査結果によっては体外受精を勧められる可能性もあるかと思います。全ては検査結果次第です。フーナーテストに限らず、不妊専門病院で一通りの検査をされることをお勧めします。

この回答への補足

大変丁寧なアドバイス、ありがとうございました。
何も分からない素人ですので、御気分を害す内容があるかもしれませんが
どうぞお許しください。

ヒューナーテスト(フーナーテスト?)にこだわるという訳ではありませんでしたが、
本(「不妊治療はつらくない」)の説明において、不妊は原因不明の不妊が多くしめるので
原因の確定がしにくいということでしたので
他の検査について、するべきか分かりませんでした。

また、同じ本にて
人工授精やタイミング法において
薬の投与等で、かえって妊娠しにくくなる可能性が示唆されていました。

後、この本のクリニックの病院が、35歳以上の妊娠率が他よりも高かったこと
他には、人工授精の成功率が低いことなどから
ステップアップ治療について、するべきかが分かりませんでした。

ただ、仰る通り私の年齢を考えますと
やはり、検査は必要なのかもと考えはじめました。

また、人工授精ですが
通常の性交渉よりも妊娠率が低く、卵の質が低下していくということでしたので
薬を投与してまで、皆がするのはなぜなのか分かりませんでしたが、
私のケースですと、考えないといけないのかなと思っています。

色々なケースがあるのかと思いますので、本当に素人では
難しいですね…。

病院へ行き、検査からはじめてみたいと思います。
本当にありがとうございました。

補足日時:2009/10/26 23:31
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この回答へのお礼

間違って、補足欄に書きこんでしまいました。
申し訳ありません。

お礼日時:2009/10/27 00:22

こんにちは。



>病院へ行く前に、不妊治療の本を読んだほうがいいと聞いたので
「不妊治療はつらくない」という本を(私には少し難しく、まだ冒頭のみですが)
少し読みましたところ、

ははぁ、また随分と高度な御本をチョイスされました(笑)

>不妊治療をよく知らない素人が
病院にも行く前に方法を考えること自体が無理があるかもしれませんが、

その通りです。
そもそも、質問者さんのようなケース(膣内での射精がうまくいかない)は、一般的な不妊症のパターンとは言えません。仰る御本に書かれている「ステップアップ治療の弊害」には全く当たりませんので安心してください。

>体外受精も年齢が大きく左右するとのことで
ぎりぎりの歳のような感じもあり、

はい、その通りです。なので、そうグズグズと様子を見ていては状況を不利にするばかりですので、半年くらいを目処に体外受精に進む覚悟をしておかれるのがよろしいかと。

>とりあえず、ヒューナーテストを受けて良好であれば
自分なりに月のタイミングの回数を増やし
後、何度かきちんとタイミングはみてから

ヒューナーテストを受けるには、タイミングが重要です。排卵直前の頚管粘液のコンディションがベストな時期をかなり狙ってすることが必要になります。今のご夫婦の状況で、そうやって「何度かきちんとタイミングをみる」ことができるのは、いつの日でしょうか?

ご主人は自慰は可能ですか?それとも膣外射精なら??
可能であれば、それで採精してもらって、人工授精をなさるのが最も現実的で効果のある方法です。効果のある方法であるとともに、38歳という瀬戸際の貴重な時間を無駄にしない方法でもありますよ。上手く行くか行かないか分からないタイミングで時間をロスしてはいけません。
そしてその人工授精も、いつまでもしていてはいけませんね。目処は5、6回(半年)です。それで結果が出ない時には迷わず体外受精に進みましょう。半年の間に資金も貯めておいてください。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
「不妊治療はつらくない」という本は、アマゾンでの評価が高かったので買いました。

主人の自慰行為は可能です。

主人がいきにくいということ以外にも
お互い共働きですので(子供を考える前は、仕事疲れと性交痛があり、私がセックスをしたがりませんでした。)
ヒューナーテストのタイミングに合わせることは
おっしゃる通り、難しいかと思います。

ところで、よくわからないのですが
私の場合、タイミング法をとらないため
第一段階がないので、人工授精からおこなっても
「ステップアップ治療の弊害」がおこらないのでしょうか?

人工授精も念頭におき、次に生理がきたら病院へ行ってみようと思います。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/10/26 23:00

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