dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

今日、学校で古典のテストが返ってきました。しかし、どうしても納得いかない問題があります。

--------
相模の守時頼の母は、松下の禅尼とぞ申しける。(1)守を入れ申さるることありけるに、すすけたる明かり障子の破ればかりを手づから小刀して切り回しつ張られければ、兄人の城の介義景、その日のけいめいして候ひけるが、「賜はりて、なにがしをのこに張らせ候はん。さやうのことに心得たる者に候。」と申されければ、「そのをのこ、尼が細工よりもまさりはべらじ。」とて、なほ一間づつ張られけるを、義景、「皆を張り替へ候はんは、はるかにたやすく候ふべし。まだらに候ふのも見苦しくや。」と重ねて申されければ、「尼も、のちは、さはさはと張り替へんと思へども、けふばかりは、わざとかくてあるべきなり。物は破れたる所ばかりを修理して用ゐることぞと、(2)若き人に見習はせて、心付けんためなり。」と申されける、いとありがたかりけり。

世を治むる道、倹約を本とす。女性なれども、聖人の心に通へり。(3)天下を保つほどの人を子にて持たれける、まことに、たゞ人にはあらざりけるとぞ。

現代語訳はこちらでお願いします。
http://kokugonobenkyou.net/kobun/2009/03/post-68 …
-----------
Q.(2)の「若き人」とは誰のことか。固有名詞以外の言葉で抜き出せ。
A.(3)の「天下を保つほどの人」(「相模の守時頼」は固有名詞なのでNG)


私は(1)の「守」を書きました。しかし不正解でした。先生によれば、
・守とは相模の「守」時頼の省略した形である
・よってこの文章中では固有名詞という扱いになる
だそうです。

私は
・守とは相模の守時頼を指しているが、「守」という言葉自体は役職名である
・よって普通名詞である


私の意見は間違っているのでしょうか。先生の説明にどうしても納得できません。もし間違っているならば理由をお願いします。もし私の意見が間違っていないなら、先生になんて言ったらよいでしょうか。交渉を試みましたが互いに一歩も引かず、結論は得られませんでした。駄文・長文ですが、回答よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

第一に、


固有名詞うんぬんについてはあなたが正しく
教師が間違っています。
なぜなら品詞の分類は元素的なものであり
文脈以前に決まっているからです。

第二に、
設問に対する答としては「守」は正解ではありません。
これは文脈を読む問題であり、
守は固有名詞が指す人物とただちに同じなので
考える余地がありません。
「天下を保つほどの人」ならば普遍的意味としてその種の人を
指すので、こちらが正解です。

そして、第一と第二は無関係なので差し引きすることはできません。
第一についてはあなたが正しく第二については間違っている、
これが結論です。
プリントして教師に渡して終わりにしましょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

設問的には私の考えが先生の言う通り間違っていたようですね。私の問題を読み取る力が足りませんでした。回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/26 20:40

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!