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現在、オスのコクワガタを1匹飼っています。
今年の夏に、オスとメスの1ペアを飼育していて、9月にメスが死に、そのオスがまだ元気に生きているという状態です。
最近、そのオスの姿を見なくなったので、飼育ケースの側面を見てみると、なんと幼虫(2~3センチ)が4~5匹いることに気づきました。
メスが卵を産み、知らない間に幼虫になっていたようです。

飼育環境は以下のとおりです。
・飼育ケースのサイズは幅12センチ、奥行20センチ、高さ12センチ。マ
・マットは100円ショップのものを使用、クヌギマットを少し混ぜている。
・マットの深さは7~8センチ。
・マットの中に、長さ15センチくらいの大きめの木を埋め込んでいる。
・一日一回、霧吹きで軽く保水している。

そこで質問です。
(1)ネットで調べると、幼虫1匹に対して1容器に入れる、と書かれていますが、それは必須でしょうか?
(2)成虫のオスの姿が見えないのは、冬眠を始めたのでしょうか?
(3)もし、冬眠を始めたのならば、(1)のために飼育ケースをひっくり返しても大丈夫なのでしょうか?
(4)ひっくり返さない方がよいならば、現在の環境で幼虫を育てて問題ないのでしょうか?

要は、(成虫オスが冬眠しているならば)飼育ケースをひっくり返すことによって、成虫オスが死んでしまわないか、また、その逆で、成虫オスを守るために、ひっくり返さないことによって、幼虫の成長を阻害してしまわないか、というジレンマがあるということです。

クワガタ飼育初心者ですので、できるかぎり分かりやすく教えていただけると助かります。

よろしくお願いします。

「コクワガタの幼虫の飼い方」の質問画像

A 回答 (1件)

クワガタの幼虫は、最終的には必ず共食いしますので、一刻も早く個室に入れる必要があります。


オスは冬眠していないと思います。気温が下がってきたために食欲が低下しているのと、寒いので暖かい土の中にもぐっているのだと思います。
写真ではゼリーが見えませんが大丈夫でしょうか?エサを切らすと、成虫が幼虫を捕食します。

餌や住んでいるスペースが十分であれば、その間は共食いしませんが、「蛹室(ようしつ)」=さなぎ部屋(土まゆ)の段階で悲劇が起こります。先にさなぎになった幼虫を、あとの幼虫が蛹室を壊して食べてしまい自分の栄養としてしまいます。
自然界でも朽木のサイズが限られている場合は、木のなかで共食いして、最強の幼虫がその朽木を独占して立派な成虫になります。自然界の仕組みとも言えます。
現在のケースは小さすぎますので、早い目に「個室」に入れないと、餌不足による共食いが始まります。
現時点でも本来20頭だったのが、ケンカのときのキズに雑菌が入って死亡したり、共食いで頭数が減っている可能性があります。

まず、本来頭数を調べる必要がありますが、とりあえず100円ショップに行って、直径10cm、高さ12cm程度の密閉容器を10ヶほど買ってきます。
それから薬局に行って、不織布ベースのサージカルテープ(通気性のばんそうこう)を買ってきます。
さらに、ホームセンターに行って、「クワガタ幼虫飼育用」のマットを10リットル買ってきます。これは、「カブト幼虫用」とは、まったく違います。クヌギのオガクズや朽木の粉砕片を原料としたものです。できれば「発酵済み」のものを買ってください。値段は2~3倍しますが、育ち方がまったく違います。10リットルで300~400円のものは、生命維持はできるものの栄養がまったくなく大きく育ちません。「クヌギ育成マット」のような名称のものを買ってください。10リットル700~1000円くらいです。「カブト幼虫用」や「クワガタ成虫用」はまったく原材料が違いますので注意してください。
このマットに水道水を少し加えてよく混ぜ、握ればおだんごになり、触れば簡単にくずれるていどの湿り気にします。握って水分がにじみ出すのは湿りすぎです。
半分くらいずつバケツに出して混ぜるとよい。湿りすぎた場合、マットを足して調整します。水分が多いとマット自体が腐ります。また、しばらく置いて、白い糸のようなものが発生した場合は問題がありません。多くの場合は、きのこの菌糸で、クワガタの餌になります。
湿り気を与えたマットを、密閉容器に9分目まで詰めて、手で軽く押さえ密度を高めます。
これを10ケ作ります。あまる可能性もあれば、足りない可能性もありますが仕方がありません。
余ってもまた使えます。
現在の飼育容器をひっくり返します。
古新聞でよいので、広い目に敷いて思い切ってぶっちゃけます。
そのときに、木などはあらかじめ出します。この木は産卵木として売っていたものでしょうか?あるいは、止まり木として売っていたものでしょうか?
産卵木として売っていたものなら、割って幼虫がいないかをチェックするひつようがあります。
木の割り方は色々なサイトに紹介がありますので参考にしてください。
さて、容器をひっくり返すと、うじゃうじゃという感じで幼虫がいます。
オスも元気にしていたら、ぶっちゃけた空き容器に仮に入れておきます。
この時期に冬眠することはありません。死亡している可能性はあります。また、地上にゼリーが切れている場合や、底だまりでアゴが邪魔でゼリーを食べられない場合は、餌として幼虫を捕食している可能性もあります。
いずれにしても、容器をひっくり返しても、それが原因でオスが死ぬことはありません(すでに死んでいれば別ですが)気温が10度以下になって足を縮めて冬眠している場合は、ゆすっても起きませんが、気温が上がるとたちまち目覚めます。
さて、幼虫はティースプーンですくって、密閉容器のマットの上に置きます。
幼虫は自力でもぐっていきます。もちろん1容器に1匹づつです。
幼虫を入れたら、軽くふたを置いておきます。
すべての幼虫を救出できればよいのですが、もし容器が足りなくなったら、いったんマットを世飼育容器に戻し、幼虫も戻します(それしか方法がありません)。そうしておいて、また100円ショップに密閉容器を買いに行きます。
すべての幼虫が個室に落ち着いたら、ふたに穴を空けます。キリでも千枚通しでもいのですがごく小さい穴(1~3ミリ)を1~2ヶあければ十分です。幼虫はほとんど呼吸をしません。この穴をサージカルテープでふさぎます。コバエやダニその他の雑虫の侵入を防ぐためです。
オスが元気なら、ぶっちゃけたマットを元に戻し、木も入れて復元し、ゼリーを入れて元の状態にしてやります。気温が10度以下に保たれれば冬眠してくれ、餌代もかかりません。人間の居る部屋だと暖かいので冬眠しません。
ふたを閉めて室内の暖かい場所に積んでおきます。今の時期からならメスはマット交換せずに2月にはさなぎになり、オスは1月の中ごろに一回マットの入れ替えをしてやれば、遅くても5月には成虫になると思います。マット交換は、新聞の上にぶっちゃけて、空ら容器にあたらしいマットを6分目ほど入れて押し固め、幼虫を入れて(でっかくて恐いかもしれません。手でつかんでも大丈夫です)ぶっちゃけたときの古いマットを上からかけてフタをします。
ただ、生後2~3ヶ月の間の栄養が悪かったと思われますので、大きな成虫にはならないと思います。コクワガタの幼虫は常温で問題なく育ちます。容器は過剰観察しないように薄暗い場所(下駄箱の中など)に置いて忘れておくのが一番よい。
多産されるとこのような状態になります。この写真の容器はジャムを作るためのガラスビンです。
右のほうに見える乳白色のは密閉容器です。(いずれも100円ショップで売っています。)
ふたには封入した日付を名前ペンで入れておきます。
「コクワガタの幼虫の飼い方」の回答画像1
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この回答へのお礼

返事が遅くなり申し訳ありません。
十分すぎるくらいすばらしい情報ありがとうございます。
おかげで幼虫はすくすく成長しています。
大変感謝しています。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/11/15 03:40

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