プロが教えるわが家の防犯対策術!

大学で建築を学んでいる者です。

建築物で屋外機スペースや室内の機械室・電気室には、
機械基礎を設けるという話をよく耳にしますが、
この基礎は何故必要になるのでしょうか?

また見ていると、べた基礎形状のものや桁基礎形状のものなど、
場所に応じて形状が変わっており、また高さも異なっています。
この使い分けを行う理由についても教えていただけますでしょうか?

入学したばかりで、知識がほとんどない状態です。
可能な限り分かり易く説明していただけると幸いです。
お手数ですが、ご教授のほど、宜しくお願いいたします。

A 回答 (1件)

1)役割


・重たい基礎の上に振動機器を置くことにより、建物躯体への振動の伝播を防ぐ(ポンプ基礎、コンプレッサー基礎、冷却塔基礎など)
・床構造とは別のもので考えることで、後々の改修などで痛めても建物の構造への影響を考えなくともよい
・パネル水槽下部に人間が点検で入れるようにかさ上げする(受水槽や高架水槽のゲタ基礎)
・荷重を分散してスラブの強度を上げる
・床にくっついていては始末の悪い機器の高さを上げる(電気盤基礎など)
・(屋上など)防水面にアンカーを打てないので、防水上に基礎を置きそこに機器固定アンカーを打つ (屋上基礎)
・パラペット高さより高い位置に基礎を設けることにより雨漏りを防ぐ(屋上アンテナなどの基礎)
実際にはこれらのうちいくつかの役割を受け持つこともありますし、コンクリートではなく鉄骨で基礎(ではなく構造物)をつくりそこに置くこともあります
 
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この回答へのお礼

非常によく分かりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/11/15 17:28

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