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支那事変の頃を書いた小説に、次のような一節がありました。

(日本軍の下士官が、東京から現地視察に来た政府の偉い人に、占領地の説明をしているところ)

 蒋介石の住居跡と銀行が倒壊してできた瓦礫の間に、黒こげになった死体がふたつ、無造作に転がっていた。
「まだ★遺体の始末まで、手がまわらんのですよ。」
 下村軍曹が、ばつの悪そうな顔つきでそう言った。

(黒こげになった死体は、前後の状況から支那兵にちがいありません)

●質問● 当時、日本兵が敵兵の死体を「遺体」と言うでしょうか。

*(カッコ内)は、質問者の説明文です。

A 回答 (4件)

私の名前はOKWavejcomです。

後半部分が「jcom」になっています。

下は私の隣家の元陸軍中尉(ポツダム、甲幹上がり)のお話です。

「ワーハッハ、日本の兵隊が支那兵の遺棄死体を『遺体』というわけがない。遺棄死体の略称が遺体ではないよ。遺棄死体は遺棄死体だ。遺体は遺体だ。」
「支那兵の【死骸】と言うんじゃよ。」
「それを書いた小説家は、戦後生まれの若い人じゃないかい。」
「最近のテレビは、人の死体や死骸をなんでも遺体と言ってるね。」
「なんでも丁寧に言えば問題が出ないという、バカメディアの事なかれ主義だ。」
「犬に餌をあげる。」というのと同じだ。
「日本兵が敵兵の死骸に敬意を表し敬礼するということはあったらしい。支那軍でも弧兵で死守の上玉砕したという例はなくはない。もしそんな現場に居合わせたら敬礼もし、丁重に葬ってやるかもしれないが、ワシはそんな現場をみたことがない。99%支那兵は戦友の死骸をほったらかして、すたこらさっさと逃げよったよ。
日本の兵、下士、将校は、敵の遺棄死体を「遺体」なんていうはずがありません。ワーハッハ。」
・・・以上

たしかに、昔は「遺体」という言葉は、葬式以外にはめったに聞くことはありませんでした。
戦前や戦後も早い時期の書きものは下のような書き方が普通です。

「上村松園―中支遊記」 青空文庫
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今ここにあるいているところは支那兵の死骸でいっぱいであった、などとも言われ、城門の下のところに土饅頭の小高いのが彼処此処にみられた。 松篁の行った時にはまだ骨がところどころに残っていたそうであって、雨などにさらされて秋草がそこに咲いてい ...
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この回答へのお礼

やっぱり。
>「犬に餌をあげる。」というのと同じだ。
納得しました。ありがとうございました。

お礼日時:2009/11/11 18:23

教育のある「軍曹」なら政府の偉い人に対する会話で「遺体」(死体に敬意を払う)と言うでしょう。



兵隊同志なら敵兵の「死体」と言うかも。
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下村軍曹の性格ではないですか?


敵兵であっても死体には敬意を払う。
だから下村軍曹は「死体」と言わずに
「遺体」と言ったのではないでしょうか?
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支那事変なら、まだ下士官志願で相当軍歴ある人でないと


軍曹になれないので、「遺体」というでしょうね。
・召集されて教育期間終了で、すぐ内地から回された兵隊さんなら
「ホトケさま」とか言うかもしれませんが(^-^)/
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