電気回路における、コンデンサーのtanδとQ値の関係

電気回路技術に関連した仕事をしているものですが、基本的なことで混乱しています。コンデンサー（種類を問わず一般的に）の性能を表すのに、損失角（tanδ）とQ値がありますが、Q値は単純にtanδの逆数と言って良いと思いますが、どこか間違いがありますか？

No.1 ベストアンサー 回答者： ore100 回答日時： 2009/12/02 09:28

コンデンサの性能を現す場合のQは、電荷のQではなくて、Q=1/tanδ　だと思います。

tanδ（タンデルタ）・・・誘電正接（誘電体損失を表す指標）
コンデンサの等価直列抵抗をR[Ω]、
コンデンサのリアクダンスをX[Ω]とすれば、
tanδ＝R/X　で現され、小さいほど損失が少ない（発熱が少ない）コンデンサと言うことになります。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

X=1/（2πfC）であり、
tanδ=R/X、Q=X/Rですから、当然、互いに逆数となりますよね。
確信できてほっとしました。改めてお礼を申し上げます。

お礼日時：2009/12/13 19:33