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中国は、発展途上国ですか?

以前にもこういった質問がありましたが、
2009年、今現在の、中国の状態で知りたいです。

A 回答 (4件)

♯3の方が書いておられることが現状認識としては正解だと思いますが、問題は政府が「都合のいいことは先進国」の立場で、都合の悪いことは「発展途上国」の立場で、と意図的にダブルスタンダードで国際社会と接していることだと思います。


そして日本の政治家や識者のなかにも、それを理解したうえで、都合よく中国と付き合おうとしている確信犯がたくさんいます。
ですから、質問者様のような疑問が出てくるのだと思います。
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「どちらでも無い国」


「そういう分類に適さない国」
あたりが正解だと思いますよ。

正確に言えば
「マクロ的には先進国の要件を多く満たしつつ、ミクロ的には問題が多く、途上国に分類される部分が多い国」
ってトコでしょう。

そもそも発展途上国・開発途上国というのは、もともとは後進国と言われ、これは経済的先進国に対する対義語です。
ですから、「あくまで経済に限って、どの様な状況であるか?」ということです。

いろいろ定義や目安があるようで、例えば国民の平均所得がいくら以上とか。
部分的・ミクロ的には、中国は先進国の要件を満たしていない点は多くありますから、「完全には経済的先進国とは言えない」と言えるかと思います。

でも、物価や為替の絡みがありますし、平均になると、中国の場合は世界一の人口が足を引っ張ります。
各国をUS$換算で対比するのは完全に正確では無いし、鵜呑みにも出来ないでしょう。
ただ、こういう部分が要件を満たせば、完全に先進国であり、そうなった途端に、世界一の大国になっている可能性さえあります。

現実的にも、目下は「世界の工場」と言われ、多くの工業製品の50%以上を製造しており、特に第二次産業に関しては、中国は世界経済に多大な影響力を持っています。世界経済は、もはや中国抜きには語れないと言っても良いかな?

ミクロ問題は、現在の中国は、沿岸部と奥地の経済格差が大きい点ですが、これは面積的な大国では当然のことで、アメリカ・ロシアでも言えることでしょう。(アメリカのアラスカ州や、ロシアの東部など。)
日本でも、一部県を見れば、先進国の要件を完全に満たしていない地域があるんじゃないかな?
その様な地域を有すからと言って、アメリカやロシアを途上国とは言いません。

一方、国全体としてマクロで見れば、他国への経済支援を行っている点や、何より外貨準備高や米国債の保有が世界一である点、またGDPも世界3位で、もうすぐ2位の日本を追い抜くのは確実です。
これらマクロの数字を尊重すれば、中国は既に欧州の先進国を遥かに凌ぐ超先進国です。

非経済部分で言えば、アジア最大の軍事大国で、国連常任理事国、主要国首脳会議参加国でもあります。

中国の場合は、問題部分が飛び切り極端であることと、問題の原因が経済的問題だけでは無い(チベット問題など)点を抱えているからややこしいので、更にそのややこしい原因が、自由主義国では無いことと、東西対立構造の外に居たことす。
従って、1990年代までの区分で「先進国or発展途上国」という概念では推し量れない部分があるし、無理に区分すること自体が間違いではないかと思います。

現在の中国は、「未開発地域が多くある」「思想的に問題がある」という理由で、安易に「途上国」に分類して良い状況では有りません。
それにも関わらず、日本政府が屁理屈を付けて途上国に分類し、ODAを中国に出すのは、バカげた話しです。
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発展途上国、いえ後進国だと思います。


物質的なことではなく精神的な面です。とにかくその場所のルールに従わないことが理由です。
例えば駅のホームでは電車が来ると先に並んでいる人を押しのけて、我先に乗ろうとする。
他には、少しでも仲良くなれば「使っていない電化製品あったらくれ」ですから。
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そうです。


中国のごく一部=水際地帯=は発展しましたが、農村部や奥地はそのままです。
就労者も2-3億程です。  国民は10億を越えるほど住んでいますよ。
中国政府は、外国に知られたくないので戸籍を農村部と、都会部に分けて、都会部のみの経済指標になる失業率などを発表しています。
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