人生のプチ美学を教えてください!!

数学の位相の問題が分かりません。詳しい方、教えてください。

ハウスドルフ空間において、一点だけからなる集合は閉集合となることを示せ。

A 回答 (6件)

● 下記の Web ページ によりますと、「 閉包 」についての知識を freedomdn さん はすでにお持ちなのかもしれませんね。



  http://okwave.jp/qa5476166.html

 「 閉包 」という語を用いてもよいのでしたら、次のような証明のしかたもあろうかと、私は思います。

● 任意に選んだ 1つ の Hausdorff 空間 において、任意に選んだ 1つ の点を x と表わすことにします。
 「 {x} が閉集合である 」ということを示すには、「『 {x} の補集合 』が開集合である 」ということを示せばよいと、私は思います。
 「『 {x} の補集合 』が開集合である 」ということを示すには、「『 {x} の補集合 』から任意に選んだ 1つ の点 y が『 {x} の補集合 』の 内部 ( もしくは、開核 ) に含まれる (*) 」ということを示せばよいと、私は思います。

(*) これとともに、「『 {x} の補集合 』の 内部 ( もしくは、開核 ) から任意に選んだ 1つ の点が『 {x} の補集合』に含まれる 」ということも示す必要がありましょう。ですが、それは 内部 ( もしくは、開核 ) の定義より明らかなことであると、私は思いました。よって、それを示すことを私は省きました。

● x と y は同じ Hausdorff 空間 上の点です。そして、y は「 {x} の補集合 」から任意に選んだ 1つ の点ですから、y は x と異なる点です。ゆえに、y を含むけれども x を含まない開集合が存在します。その開集合を V と表わすことにします。
  ゆえに、{x} は 開集合 V に含まれません。すなわち、{x} は「 V の補集合 」に含まれます。

  {x} ⊆ (V の補集合)

  ところで、V は開集合ですから、「 V の補集合 」は閉集合になります。そして、閉包 ( もしくは 触集合 ) の定義により、「 {x} の閉包 」は「 V の補集合 」に含まれます。

  ({x} の閉包) ⊆ (V の補集合)

  ゆえに、y は「 {x} の閉包 」に含まれることはありません。換言すれば、y は「『 {x} の閉包 』の補集合 」に含まれます。内部 ( もしくは 開核 ) と 閉包 ( もしくは 触集合 ) にかかわる定理により、「『 {x} の閉包 』の補集合 」は「『 {x} の補集合 』の内部 」と同じです。
  ゆえに、y は「『 {x} の補集合 』の内部 」に含まれます。

● ( 繰り返しになりますが … 、) もっともらしく私は記述してまいりましたが、その内容の確かさについて私は自信が持てません。まちがっていましたら、ごめんなさい。
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質問者からの補足からは、近傍とか、内部とか、そういったものはすべて派生的な概念であると読み取れます。



ANo.2 氏の方針がもっとも単純かつ明瞭だと思われます。
またその証明からハウスドルフ空間であることは条件として「強すぎる」ことも明らかです。
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●「 近傍 」という概念を用いないで、Hausdorff 空間 が定義されているのですね。

でしたら、証明は次のようになるのではないでしょうか。

● 任意に選んだ 1つ の Hausdorff 空間 において、任意に選んだ 1つ の点を x と表わすことにします。
 「 {x} が閉集合である 」ということを示すには、「『 {x} の補集合 』が開集合である 」ということを示せばよいと、私は思います。
 「『 {x} の補集合 』が開集合である 」ということを示すには、「『 {x} の補集合 』から任意に選んだ 1つ の点 y が『 {x} の補集合 』の 内部 ( もしくは、開核 ) に含まれる (*) 」ということを示せばよいと、私は思います。

(*) これとともに、「『 {x} の補集合 』の 内部 ( もしくは、開核 ) から任意に選んだ 1つ の点が『 {x} の補集合』に含まれる 」ということも示す必要がありましょう。ですが、それは 内部 ( もしくは、開核 ) の定義より明らかなことであると、私は思いました。よって、それを示すことを私は省きました。

● x と y は同じ Hausdorff 空間 上の点です。そして、y は「 {x} の補集合 」から任意に選んだ 1つ の点ですから、y は x と異なる点です。ゆえに、y を含むけれども x を含まない開集合が存在します。その開集合を V と表わすことにします。
  ゆえに、{x} は 開集合 V に含まれません。すなわち、{x} は「 V の補集合 」に含まれます。

  {x} ⊆ (V の補集合)

  これと、補集合にかかわる定理により、「 {x} の補集合 」は「『 V の補集合 』の補集合 」を含むことになります。なお、「『 V の補集合 』の補集合 」は V と同じです。

  ({x} の補集合) ⊇ V

  これと、内部 ( もしくは、開核 ) の定義およびそれにかかわる定理により、「『 {x} の補集合 』の内部 」は「 V の内部 」を含みます。

  (({x} の補集合) の内部) ⊇ (V の内部)

  さらに、V は開集合ですから、内部 ( もしくは、開核 ) の定義およびそれにかかわる定理により、「 V の内部 」と V は同じになります。ゆえに、「『 {x} の補集合 』の内部 」は V を含みます。

  (({x} の補集合) の内部) ⊇ V

  y は V に含まれます。ゆえに、y は「『 {x} の補集合 』の内部 」に含まれます。

● もっともらしく私は記述してまいりましたが、その内容の確かさについて私は自信が持てません。まちがっていましたら、ごめんなさい。
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● 任意に選んだ 1つ の Hausdorff 空間 において、任意に選んだ 1つ の点を x と表わすことにします。


 「 {x} が閉集合である 」ということを示すには、「『 {x} の補集合 』が開集合である 」ということを示せばよいと、私は思います。
 「『 {x} の補集合 』が開集合である 」ということを示すには、「『 {x} の補集合 』から任意に選んだ 1つ の点 y が『 {x} の補集合 』の 内部 ( もしくは、開核 ) に含まれる (*) 」ということを示せばよいと、私は思います。

(*) これとともに、「『 {x} の補集合 』の 内部 ( もしくは、開核 ) から任意に選んだ 1つ の点が『 {x} の補集合 』に含まれる 」ということも示す必要がありましょう。ですが、それは 内部 ( もしくは、開核 ) の定義より明らかなことであると、私は思いました。よって、それを示すことを私は省きました。

● x と y は同じ Hausdorff 空間 上の点です。そして、y は「 {x} の補集合 」から任意に選んだ 1つ の点ですから、y は x と異なる点です。ゆえに、x を含まない y の近傍が存在します。その近傍を V と表わすことにします。
  ゆえに、{x} は 近傍 V という集合に含まれません。すなわち、{x} は「 V の補集合 」に含まれます。

  {x} ⊆ (V の補集合)

  これと、補集合にかかわる定理により、「 {x} の補集合 」は「『 V の補集合 』の補集合 」を含むことになります。なお、「『 V の補集合 』の補集合 」は V と同じです。

  ({x} の補集合) ⊇ V

  これと、内部 ( もしくは、開核 ) の定義およびそれにかかわる定理により、「『 {x} の補集合 』の内部 」は「 V の内部 」を含みます。

  (({x} の補集合) の内部) ⊇ (V の内部)

  ところで、V は y の近傍 ですから、y は「 V の内部 」に含まれます。ゆえに、y は「『 {x} の補集合 』の内部 」に含まれます。

● もっともらしく私は記述してまいりましたが、その内容の確かさについて私は自信が持てません。まちがっていましたら、ごめんなさい。
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その一点以外のすべての点の十分小さい開近傍をとって


すべての和集合をとるとどーなる?
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ハウスドルフ空間と閉集合の定義を補足にどうぞ

この回答への補足

Xを位相空間とする.X上の任意の異なる2点x,y∈Xに対し、二つの開集合U,Vで
x∈U, y∈V かつ U∩V=φ
となるものが存在するとき、Xをハウスドルフ空間という.


位相空間Xの部分集合Fは、その補集合X-Fが開集合となるとき、閉集合という.

補足日時:2009/12/18 09:54
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