ギリギリ行けるお一人様のライン

現在、公立中学校2年生の娘がいます。
昨日、個人懇談があり、担任の先生から、美術の評価が1と聞かされました
(1~5の5段階評価です)
2学期は、期末テストしかなく、点数は平均点を超えていました。
大きな作品を1学期から作っていたといい、それが未完成だったことが原因と娘は思ったようです。
しかし、未完成とはいえ、授業にはちゃんと出て、やることが遅いなりに
頑張っていたと思います。

納得いかなかったので、美術の先生に聞いてみました。

今回の作品は、1、2学期を通して仕上げる大作で、ほとんどの生徒が、完成していたもの。
授業内で終わらなかった生徒は、指定した日に居残りをして仕上げました。
未完成だったのは、学年で3人ほどだったので、評価は1としました。

とのことでした。
確かに、居残りはしていなかったようです。
理由は習い事が指定された日に全てかぶっていたからと、娘は言いました。
ですが、先生は娘に
「どうしても完成させたいので、別の日に居残りさせてください」
とも言ってこなかったでしょうと言いました。
娘は、居残りできないので、作品の一部分を持って帰りたいといと言ったそうですが、それは却下されたとのこと。
先生は、持ち帰りは、居残りをして、さらに出来なかった人のみ許したと言いました。

作品を完成できなかった娘に落ち度はあると思います。
とてもやることが遅く、マイペースな子ではあります。
しかし、学校にはちゃんと行ってるし、ふまじめでは決してないと思っています。

居残りできなかった理由は、習い事のほかに、体調不良や、インフルエンザで出席停止になっていたこともありました。
先生にお願いしなかったことが、やる気がない、と評価されてしまったと思います。

でも、学校にいかず、作品を作らず、テストもうけずではありません。
それなのに、不登校の子と同じ評価というのがやはり納得できないのです。

ペーパーテストの点は100点満点
作品の評価が170点満点
と聞いています。
それから計算すると、相対評価では1にはならないはずなんです。
たとえ、作品が0点だったとしても…
絶対評価での作品を完成させるということの評価がとても大きいということなんでしょうか?
そうであるなら、どんなにぐちゃぐちゃで、雑でも、完成といって出せば
最低でも2はもらえるということになってしまいます。
テストも受けずにいいかげんにつくったもののほうがよいということになりませんか?
そうであるならば、これから、娘には、中身がどうであれ、期限内に提出だけしなさいと指導していきたいと思います。

先生方のお考えをお伺いしたいです。

A 回答 (5件)

 ひとつだけ補足。

美術が1になるラインと、体育が1になるラインは、全くの干渉関連性がありません。教科の主体性にゆだねられています。ただし、教科で決められた評価基準から非常勤講師を含めて複数で今回の成績を確認することですし、成績は全体の成績会議もありますから、成績不良の者については、全体の中で、美術ならこれこれの提出、遅れて提出、未提出により作品点何点、欠席何回と遅刻やこの日の授業態度注意により減点で平常点何点と細かく説明されるはずです。
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自分の非は棚にあげて、屁理屈でゴネる娘さんに育てたいのですか?



その先生の採点の方針がどうなのかがわからないのですが、
普通は授業時間中に十分完成出来るような課題に成っているはずです。居残りでの作業だって教師にとっては大サービスです。本来なら授業時間中に(他の子と同じ作業時間で)完成させるべきなのに、個人の事情や作業スピードの個人差も考慮してくれているのです。

美術の目的は、作品の出来不出来以上に、期間内に完成させるとか、計画的に作業出来るようになるとか、そういう能力を鍛えることにあります。
常識的な社会ルールですね。

中学生ですとそういうルールが理解できていなかったのかもしれません。
今回の成績によって、そのようなルールに気付けてよかったですね。

手を抜いた作品は論外ですが、設定された時間内で作品を完成させることは非常に重要です。
居残りが減点になるなら、授業時間内に。減点にならない場合でも、なるべく授業時間内に完成させることが要求されます。
自分の都合で授業を抜けたなら、その分はスピードを上げたり、居残りで取り戻さなくてはいけません。
「中身がどうであれ、期限内に提出だけしなさい」って言い方はどうかと思いますが、作品の完成度を下げてでも、時間内に間に合わせることは重要です。完璧主義でこだわりすぎてもダメです。芸術作品ではなく授業の課題なのですから。
(例え話ですが、いくら丁寧に作られていても、誕生日に間に合わない誕生ケーキだと、客は「金返せ」って言ってきますよね)


今回は体調不良での欠席があったのですよね。
授業のほうが重要なんですから、習い事を休んで居残りしなさい、と指導してあげましょう。

ところで、娘さんの作品の完成具合や出来はどうだったんですか?

この回答への補足

自分の非は棚にあげて、屁理屈でゴネる娘さんに育てたいのですか?

いいえ。非は十分認めていますし、作業が遅い自分が悪いと言っています。
居残りが出来なかった理由が、習い事があったからとしか言わなかったし書きませんでしたが、それも休めない理由がありました。
(人に迷惑をかけてしまうからです)
そして、居残りをしなくても、残りの授業で取り戻せると判断したようです。
ですが、その後、インフルエンザで出席停止
予後も悪く、授業と、居残り指定日には欠席でした。
先生は私と話した時に、欠席を知ったみたいです。
でも、評価は変えられないとのことでした。
それは私も仕方のないことだと思います。
授業内におわらせる、期限を守ることは当然のルールですから。
言い訳は通用しないのが社会です。
おっしゃる通り、今気づけて良かったねと娘には言いました。
なので、居残りができなかったから、それを顧慮してくれといってるわけではありません。ごねているわけではありません。

お聞きしたかったのは、今学校で取り入れられている
相対評価と絶対評価を合わせた採点ということです。
細かい計算は上記までしか教えてもらえませんでしたが
書き込みの後、訂正の電話があり、
作品の評価が140点満点で、娘は34点
テストが60点で、合計94点ということを教えてもらいました。

評価1の残りの3人の生徒は皆0点ということです。
これは、不登校の生徒なので、わかっていました。
なので、その3人と娘の4人が評価が1という結果に納得がいきませんでした。
1にする基準が、100点までとしたこと。
これは、決められてボーダーラインではなく、先生が決めるラインであることもわかりました。
そして、作品の完成ということが今回はとても重要だったということ。
「では、どんな形であれ、完成ですと出していれば、2になったのでしょうか?」
と聞いたところ、
「そうです」と言われました。
これが、先生が決める絶対評価ということになるのでしょうか?
ならば、次回から、美術に関しては、どんな形であろうと完成と言って提出するということが大切ということになりますよね。

教科によって、どこに重点を置くかが違う
それが絶対評価ということになるのでしょうか?


ちなみに、体育は全て休んでる生徒のみ1です。
なので、出来なくても、マラソンなど完走できなくても1にはなりません。

補足日時:2009/12/20 00:07
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 あ、#2一般人ではなく、専門家です。

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 テストの点は、割合が100/270で、60点だとしたら、22点しかありません。

しかし、期末しかないのでしたら、さらに1/2になって、11点かもしれません。テストは、実技教科にとって課題のひとつでしかないのです。
 作品は、実技教科にとってはテストより重要なモノです。それ故倍近い点数配分になっているのでしょう。未完成は、どのような理由があろうと、途中での欠席やインフルエンザもその担当教員のの責任ではありませんし、居残りの日も指定するのは問題ないと考えます。ずらせば、いつまででも理由をつければいいという理屈ができあがりますので、平等に切って、個人の理由である習い事も一切考慮せず、私も0点をつけます。途中点はつけられません。みんながんばっているので、「がんばっててん」と言われても何を基準にするのか、完成したパーセンテージを割り出せと言うのか、不可能です。
 なぜなら、社会に出てからは、結果のみ見られます。私はそれを挙げて、「期日までにきちんと出すことを第一義とする」と明言します。期日までに出せないのも能力点です。それが他よりも劣っているので、その評価と思われます。私には問題ないモノと思います。
 ぐちゃぐちゃでも出せばいい、そうですよ。極端な話それは点数をつけられるモノですから。下手くそで苦手な子には、そう言います。だけど、努力してぐちゃぐちゃなモノと、手を抜いて出せばいい姿勢の作品は、我々もプロですので、わかります。授業態度も見ていますし。手を抜けば、本来取れるはずの点を損するのは明白です。それだけで短絡的に考えて、上っ面の部分だけを教えるのは子供の教育に悪いと思いますよ。
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この回答へのお礼

丁寧な御回答、ありがとうございました。
おっしゃる通りだと思っています。
娘に非があるのは明らかですし、認めています。
どんな理由があるにせよ、期限を守れなかったということは、
致命的な結果を招くと言うことがわかったと思います。
これで、マイペースすぎる性格が少しかわってくれればいいと思っています。

ですが、疑問だったのが、採点の仕方でした。
残りの3人が不登の生徒で、0点というのがわかっていましたから
それと同じ評価と言うのが納得できませんでした。
後で聞いたのですが
娘は94点ありました。
1に基準が100点以下
作品の完成点が、100点近くあったようです。
なので、完成させることが、今回とても大きなことであったのがわかりました。
この基準が絶対評価と言われるものみたいで、
そうならば、それに意義を申し立てることは出来ないと思っています。

余談ですが
先生は欠席してた事実を知らなかったようなのです。
そして、配慮がちょっと足りなかったと、謝罪もしてもらいました
でも、評価は変えられないと。
そして、できる子なので、(1学期は4でした)3学期はリベンジしてほしいと
お言葉をいただきました。

お礼日時:2009/12/20 00:59

教員養成系大学の教員です。


これは、娘さんに落ち度があるケースです。

まず「習い事が指定された日に全てかぶっていたからと、娘は言いました。」ということですと、娘さんは作品が出来上がっていないことも承知していたし、完成させない場合どうなる(当然成績が下がる)かも承知した上で、敢えて学校の勉強よりも習い事を優先させたということです。

それなら、どんなに厳しくても学校の評価に異を唱える資格は無いでしょう。こういうのを「自己責任」と言います。通常、学校の教員は生徒から「この日は残れない」「まだ作品が完成していないが、どうしたらいいですか」と申し出があれば「いつなら残れるの」「こうしなさい」と質問や指示を出します。それをしなかったのではないですか?

>「どんなにぐちゃぐちゃで、雑でも、完成といって出せば最低でも2はもらえる」

誰もそんなことは言っていません。あなたが勝手に想像しているだけです。それが証拠にあなた自身が「そうであるなら」というように、自分の推測であると述べていますよね。

その単なる想像がいつのまにか「正しい」「自明の」前提となって、「テストも受けずにいいかげんにつくったもののほうがよいということになりませんか?」と問いかけられても(前提が単なる想像なのですから)誰も答えられません。こういう議論の進め方はフェアではありません。

当たり前のことですが、評価・評定には基準があります。その基準は様々な観点(中学美術だと最低でも四つの観点)から作られています。その中には、作品自体の技術的な出来、完成度もあるでしょうし、態度や意欲もあります。もちろんペーパーテストの得点もあるでしょう。

そうした複数の観点から成績は付けるわけで、「完成しているか」「未完成か」の単純な二元論で評価するわけではありません。ただし、未完成の理由が「習い事優先で居残りをしなかった」ということなら、それは意欲や態度のマイナスとして、特に絶対評価の場合、大きく減点の対象になります。逆に、居残りもしたし、一生懸命、丁寧に取り組んだけれど未完成の場合だったら、「いいかげんにつくったもの」よりも高く評価される場合だってあるでしょう。

親御さんとして今すべきことは、「学校の勉強よりも習い事を優先させてしまったことが失敗だったね。学校の勉強をきちんとやるようにしようね」と諭すことではありませんか?

学校の勉強で大切なことは「何を学ぶのか、どのように学ぶのか」です。それを抜きにして「中身がどうであれ、期限内に提出だけしなさい」と「成績がすべて」というような功利的な話をすることが本当にお子さんの教育ですか?

もちろん、あなたや娘さんが習い事を優先する、というならそれはそれで一つの考え方です。世の中にはそういう人もいます。ただし、その場合成績が悪くても文句は言わないことです。

この回答への補足

>「どんなにぐちゃぐちゃで、雑でも、完成といって出せば最低でも2はもらえる」
このことについて補足させていただきます。
先生が、未完成だったからと強くいっておられたので
「なら、どんな状態でも完成と言って出せば2になったのですか?」
ときいたら
「そうです」というお返事でした。
私の書き方に不備があり、申し訳ありませんでした。

なので、中身がどうであれ、期限内に出すということが重要と教えるべきなのでしょうか?という質問です。
それと、現在の評価
相対評価と絶対評価を合わせた成績の出し方がよくわからないということです。
どこの部分を重視するかが、教科によって、先生によって違うということが絶対評価なのでしょうか?
個人をみての評価だと思っていましたので…

それと、習い事を優先させる考えはもっていません。
たまたま、休めない状況であったということです。
休んだら、一緒にやっているメンバーに迷惑がかかる時だったからです。

先生にそれしか言わなかったし、他のすべを考えるとか、先生に相談をしなかったということは、娘の落ち度であると思っています。
完成させることがそんなに重要と思わなかったみたいなので…
それに、欠席する前までは、そう、遅れをとっているという認識もなかったようです。

そのことは、マイペースすぎる娘にとってはいい勉強になったと思っています。

補足日時:2009/12/20 01:00
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