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東北新幹線に最高時速320kmの車両が導入されるそうですが東海道山陽新幹線でも時速320kmの運転が可能ですか?。

A 回答 (3件)

320km/hでの走行は可能です。

しかし営業上の観点や、騒音規制等の問題から営業運転は行っていません。

2009年11月16日の深夜には、「高速鉄道シンポジウム」参加者へのアピールとしてN700系での332km/hでの走行を行っています。500系ですでに環境対策は打てていますので、N700系の投入により、300km/h超の営業運転も可能でしたが、速度向上によるメリットとデメリットを比較した場合に、デメリットのほうが大きかったため(車両価格が高騰することに加え、他形式が300km/h超対応でないために、追い抜きポイントを考慮しないと速度を維持できない)営業運転は見送られています。また市街地は騒音対策のために速度を落とす必要があることから、300km/h超運転が可能な区間も限られてしまいます。


今後の速度向上ですが、JR東海はリニアによる500km/h運転を目指していますので、鉄軌道への投資は控えるものと推測されます。よって、東海道山陽区間における300km/h超の営業運転が行われる見込みは低いと言えるでしょう。
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一に線路規格の違いです。


山陽新幹線は、R=4000mと高規格のため、500系の原型となった試験車は、開発名N350からも分かるとおり運転最高速度350Km/hを目指していましたが、経済性と騒音対策上、断念せざるを得なかった経過があります。
今でも、山陽新幹線の新大阪-姫路間は、市街地を走行する為、東海道新幹線と同じ270Km/hに抑制しています。
また、東海道新幹線は線形が悪く高密度運転ですから、大幅な速度向上は技術的にも経済性からも困難でしょう。
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 東北新幹線でできたのならば、軌道条件がほぼ同じ山陽新幹線区間であれば、技術的には充分可能でしょう。


 それをしないのは、技術的な問題ではなく、東海道区間に乗り入れる車両の、各車両の座席数等を全列車統一しなければならないという営業上の問題です。これが理由で、かの名車500系が東海道区間からもう間もなく追いやられようとしているわけです。
 従って、東海道区間への乗り入れを必要としない、山陽区間~九州新幹線乗入れ用車両には、(当面はN700系ですが)今後は新たな車両の開発も、充分考えられるのではないかと思います。

 但し、東海道区間となれば話は別です。
 山陽区間や東北新幹線は、カーブ区間の最小半径=4,000mに設定されていますが、東海道区間は建設時期が古いため、最小半径=2,500mとなっています。つまり、東海道区間の方がカーブがきついのです。
 このため、おそらくですが、このたび東北新幹線に導入されるE5系の技術だけでは、東海道区間で時速320kmを達成するのは難しいと思われます。
 今後、東海道区間でも300kmを出せる新たな車両の開発を検討すると、JR東海の社長が公言しているとおり、東海道区間では時速300kmを出すのにも新たなテクノロジーが必要です。それ以上の速度域となると、これから建設されるリニアとの二重投資になる懸念もありますので、JR東海単独では難しいのではないかと考えます。
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