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海水魚の水槽の水温管理について質問させてください。
現在、海水魚を飼育しています。いわゆる「熱帯魚」系の魚ではなく、関東近郊の磯で取れるような小魚がメインです。水槽のテーマというか、目指しているのは「なるべく自然の磯の状態に近い水槽」です。
現在ヒーターを設置しておらず、先日水温を計ったら、15度ぐらいでした。一方、各種サイトを見てみると、冬はヒーターを設置して、水温を例えば25度(人によって意見が分かれるようですが)とかに維持する必要がある、というのが常識のようです。
で、ヒーターを買おうかなと思ったんですが、ふと「自然界(海)の水温はどれぐらいなんだろう」と思いました。気象庁のホームページを見ると、関東近郊(千葉・伊豆等)の海水温は、冬は15度とか、かなり低めになっています。
そう考えると、例えば25度とか、そういった水温は「暖かすぎる」ということにならないでしょうか。そもそもヒーターを付けることが「不自然」のような気もします。なぜ自然の状態ではヒーターなどなく、水温も低いのに、家の水槽だとヒーターをつけるべき、ということになるのか、いまいち腑に落ちません。
ヒーターをつけるべきかつけないべきか、明確な答えはないのかもしれませんが、考える上での参考意見を伺えれば幸いです。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

yadokariさん、こんにちは。


海水魚暦8年ほどで、水温28度派です。

水温についてですが、「生存可能な温度」と「快適な温度」という考え方ができるかと思います。
自然界は「生存可能な温度」で、水槽は「快適な温度」と言えるでしょう。

「快適な温度」であった方が、病気などのトラブルが発生しにくく、温度変化に対応するエネルギーを削減できるので寿命が伸びる
、などのメリットがあるかと思います。
水槽では、なるべく魚には生きていて欲しいですから、「快適な温度」を選択して、ヒーターを入れるのだと考えます。

人も、エアコンがなくても生きていけますが、あった方が体調を崩さない、のと同じですね。
参考意見となれば、幸いです。

海水魚との楽しい生活を・・・
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この回答へのお礼

lunatismさん
ご回答ありがとうございます。また、お礼が遅くなりすいません。
大変分かりやすいご回答で、納得しました。確かにそうですよね。。そういえば冬に入って、なんだかサカナたちの動きが鈍くなっているような気がします。
私も早速ヒーターを取り付けようと思います。
ありがとうございました。
yadokari

お礼日時:2010/01/09 12:17

> 例えば25度とか、そういった水温は「暖かすぎる」ということにならないでしょうか。


・設備コストの問題です。
日本近海の一般的な温帯魚は、20℃~25℃程度でも飼育可能だからです。

> なぜ自然の状態ではヒーターなどなく、水温も低いのに、家の水槽だとヒーターをつけるべき、ということになるのか、いまいち腑に落ちません。
・水温の問題ではなく、水温変化量の問題です。
水生生物の多くは、短時間の温度変化を嫌います。
ところが、水槽飼育の場合、外気温の影響をモロに受けるため、自然界とは比較にならないほど、大きな水温変動が起こります。
この昼夜間の水温変化を安定させるためにヒーターが一番安価ということです。

水温変動は、水生生物の体内の油分が凝固したり、サラサラに液化しすぎたりしないように、酵素で油分の粘度のコントロールをしています。
この酵素の分泌を、あまり頻繁に行うと、やがて酵素切れが発生し、魚は回復不可能のダメージを被る危険性があるのです。
このため、急激な水温変動は危険なのです。

もちろん、低水温飼育が絶対条件のタラバガニなどを飼育する場合は、大型水槽クーラーを設置したり、水槽部屋ごと24時間、10℃程度にエアコンを使用する飼育します。
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この回答へのお礼

x530さん、ご回答ありがとうございます。
参考になりました。特に、水温変化量についての部分がためになりました。

お礼日時:2010/01/09 12:18

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