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中学3年生です。2つ質問があります。よろしくお願いします。
イオンの勉強のところで、塩酸の中に亜鉛板と銅板を加えて電池をつくりました。
●その仕組みで、亜鉛板はとけて、塩酸の中に亜鉛イオンに。銅板は、電子を受け取って水素イオンが水素に。そのとき、塩酸の中の塩化物イオンは、どうなっているのですか?そのまま残っているのですか?亜鉛イオンと何か反応しているのですか?
●電気分解では、陰極に陽イオンである水素イオンがひきつけられ、水素が発生する。と習いました。(陰極に陽イオンがひきつけられる。納得します。)
 電池では、銅板がプラス極になりますよね。でも、陽イオンである水素イオンが発生します。プラス極に陽イオン?電気分解のときとは、違いますよね。なぜですか?

A 回答 (1件)

1.塩化物イオンは、イオンのまま塩酸中に浮いています。


何の反応も起こしません。

2.電池と電気分解は同じものではありません。
電池とは、化学反応のエネルギーを電気エネルギーに変える装置であり、+は「正極」-は「負極」と呼びます。
電気分解装置は、電気エネルギーを外部から取り入れて、無理やり化学反応を起こさせる装置のことで、+は「陽極」、-は「陰極」といいます。
陽極とは、電池の正極につながれた極のことをさします。

電流の向きが一定であることを考えれば、正極で起こる反応と陽極で起こる反応が全く逆の種類のものであることが理解できるかと思います。
つまり正極(銅版)では周りの水素イオンに対して電子を渡す反応。
陽極では、周りの陰イオンから電子を奪う反応がそれぞれおこるわけです。

あと、電池の正極(銅版)で「水素イオンが発生」と書いていますが、それは誤りです。
水素イオンだったものが、水素ガスにかわるのです。
これは、電気分解装置の陰極で起こっている反応と全く同じ反応です。
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この回答へのお礼

1については、そのままですね。
2については、電池と電気分解は別なものなんですね。
ありがとうございます(^^)

お礼日時:2010/01/19 01:26

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