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岩波文庫では
作家さんの名前の後ろに作
がついています
夏目漱石 作
川端康成 作

他の出版社には見られません
岩波文庫の方針なのでしょうか
理由をご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください
よろしくお願いします

A 回答 (3件)

明治大正の昔は単行本でも「○○○作」とタイトルにつけられることはごく普通でした。


岩波文庫はこの種の文庫本の嚆矢となるもので、昭和初頭に発刊するに当たって当時の風習をそのまま踏襲したものだと思います。当時藤村作という著名な国文学者がおられまして、この方の著作を刊行したら「藤村作作」となると、笑い話のように言われました。
そういうこともあって、他の後発の文庫で戦前のからのもので現存では新潮文庫ただ一種(これも戦前版とはすっかり様変わりしています)、こちらはやや近代的に「著」を使っています。
他の文庫は皆戦後のものであり、昨今の風潮としてごく自然に作はもちろん、著もつけなくなったのだと思います。
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この回答へのお礼

tasogare32さん

そうだったのですね
これで納得
疑問が解けてすっきりしました
本当にありがとうございました

お礼日時:2010/02/01 19:22

私も個人的な意見ですが、



ある程度の古典、というか、現在の印刷事情とは違う時代の作品を現在出版する場合、残念ながらその出版当時のままの表記はできません。仮名遣いや、漢字、ふりがななどが違うわけです。なので、厳密に言うと、文庫本などで今現在手に入れられるものは、作家が意図したものとは違うわけです。なので、「作」とつけているのではないでしょうか。極端に言うと、差別用語などについて修正されている可能性もあります。文学などの難しいところは、その当時の空気の中で普通に通用していたことが、いまでは違ったニュアンスになってしまう点です。そのあたり、岩波書店は厳密にしておきたいという会社なのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

mickymacさん

なるほど
岩波書店らしいですね

ありがとうございました

お礼日時:2010/01/30 16:57

個人的な意見ですが、・・・



○○○○ 作は、


○○○○ 訳や、

○○○○ 解説、  ○○○○ 偏  などと 明確に区別するためでは?
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この回答へのお礼

DIooggooIDさん
私もその辺りかな、とは思いました
ありがとうございました

お礼日時:2010/01/30 16:53

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