プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

日本語教育関係者のみなさま
そうです、ようです、みたいです、らしいです、の違いをお教えください。下は何が違う・同じなのでしょうか。
例)
山田さんは来るそうです。
山田さんは来るようです。
山田さんは来るみたいです。
山田さんは来るらしいです。

できれば、教師に対する違いの説明・例文、学習者に対する違いの説明・例文をお教えください。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

>それでは、学習者にはどう説明しましょう。


>どんな例文を与えたらいいでしょうか。

「正しくはこうだけれど、実際にはこういう使い方をする人も多いよ」という教え方をすればよいと思います。

今回の例で言えば、
「すべて似たような言い方で、混同して使っている人も多いよ」
ということを、大前提として教えるべきなのです。

そのうえで、
「でも、正しい日本語としてはね…」と付け加えた上で説明をすれば良いと思います。

例文ですが、
◆1 …そうです の場合なら、
電話を受け取った(事情を全く知らない)受付嬢が、他の人に伝える場面など。

受付嬢「もしもし、××商事です」
山田「お世話になっております。▲▲株式会社の山田です。鈴木さんはいらっしゃいますか。」
受付嬢「只今、鈴木は席を外しております」
山田「そうですか。では、伝言をお願いできますか。本日7時に伺う予定です、とお伝えください」
受付嬢「かしこまりました」

受付嬢「鈴木さん、▲▲株式会社の山田さんですが、7時に来る(いらっしゃる)そうです」
鈴木「わかりました」


◆2…ようです の場合なら、
受付嬢ではなく、その仕事に関わっている同僚が電話を受け、同僚自身の推測も含め、上司に伝える場面など。

鈴木「もしもし、××商事です」
斎藤「お世話になっております。▲▲株式会社の斎藤です。鈴木さんはいらっしゃいますか。」
鈴木「はい、私です。」
斎藤「先ほどの件ですが、なんとかなりました。弊社の山田ですが、予定通り7時にうかがえると思います。」
鈴木「そうですか。良かったですね。ではお待ちしております。」

鈴木「山田さん、予定通り来る(来られる)ようです」
上司「そうか。」

※1との違いは、山田さんではない、斎藤さんという他の人から聞いたという点で、必ず来るという自信度が少し下がる、ということ。
そして、斎藤さんからの情報をもとに、鈴木さんは「山田さんは来る」という推測をしている、ということ。


◆3…みたいです の場合なら、
仕事ではなく、近所のおばちゃん同士の話で、「隣の奥さんねぇ、…みたいですよ」という例はどうでしょう。

おばちゃんA「ねぇ鈴木さん、お隣に山田さんっていう方が引っ越して来るみたいですよ」

※なんの根拠もない推測です。そして、話し言葉です。


4…らしいです の場面なら、
仕事場で、ある情報を聞きかじった同僚が、「…らしいよ」と言っている場面とか。

鈴木「ねぇ知ってます?山田さんって、この部署に来るらしいですよ」

※こちらも、なんの根拠もない推測です。3に比べると、もう少し丁寧な言葉です。
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直接の答えになっていないかもしれませんが。


1 山田さんは来るそうです。
2 山田さんは来るようです。
3 山田さんは来るみたいです。
4 山田さんは来るらしいです。
回答者:rosavermelha さんの言われるように、3は正しい日本語とは思えません。

4も問題と私は思います。日本語の形容詞は助動詞「です」と結びつけることは出来ないのです。
....は美しいです。これを過去にして、....は美しいでした。何となく違和感がありますね。
これに対し、....はきれいです。....はきれいでした。であれば問題ないように思えます。

文法的な説明では「美しい」は形容詞であり、「きれいだ」は形容動詞であるからです。「美しいだ」と言えないところで、見分けます。(形容動詞という品詞を認めない文法学者がおられることも承知しております。)

では「らしい」は形容詞でしょうか。私には「らしいです。」はしっくり来ません。教師は生徒に対し、使うことを推奨しない方がよいと思います。

この回答への補足

日本語教育関係者のご回答をお待ちしています。
もしくは現在、国語を教えていらっしゃる方、
よろしくお願いします。

補足日時:2010/02/11 10:34
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関係者です。



日本人ですら説明に困ったり同じ場面でも使うほど、どれも似通ったもの、ということは大前提において、
「強いて言えば」次のような違いがあります。

1 山田さんは来るそうです。
2 山田さんは来るようです。
3 山田さんは来るみたいです。
4 山田さんは来るらしいです。

まず、3は話し言葉。書き言葉もしくは品のある敬語としては適さない。

そして、1は自分の推測は全く入っていない、他人(山田さん本人含む)から聞いたことの「伝聞」です。

それに対して、
2、3、4は、なんらかの情報を得て、「推測」として発した言葉です。

また、「来るかどうか」の自信度が違います。
この文で、山田さんが来ることが予測できるのは、
1>2>3=4
です。

国語と日本語が違うというのはわかります。
ただ、
このカテゴリーで言う「国語」と
学校で教科として扱われている「国語」とは
異なるものとも思います。

学校で教科として扱われる「国語」は、小学校1年生の最初から、過去形やら現在進行形やら入ってきますから、
「日本語」の学習とは異なりますよね。

でも、このカテゴリーでは、「国の言葉」=「日本語」として扱われているもの、と私は思っています。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
わかったような気がします。
それでは、学習者にはどう説明しましょう。
どんな例文を与えたらいいでしょうか。
よろしくお願いします。

補足日時:2010/02/10 20:59
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余計なお世話かもしれませんが、


「国語」のカテゴリーが合うような気が...
まあ、回答はつくと思いますが。

掲示板の管理人さんへ、私のこの回答は削除していただけるとありがたいです。
こんな回答は準禁止事項になるのでしょうかね?
でも、なかなか回答がつかなくてがっかりしたこともありますので。

この回答への補足

私の認識では、「国語」と「日本語教育」は別の物として、研究されています。
ですので、一番近いカテゴリーは外国語です。
外国語として日本語を研究する、ということです。

補足日時:2010/02/10 17:11
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