性格悪い人が優勝

GPSとDGPSについて仕組みと違いをお教え下さい。フィッシングボートにつける魚探でDGPSにしようか迷っています。しかし、アメリカが衛星をいじって?GPSの誤差もすくなくなったので、費用対効果を考えると、GPSで充分だとも聞きます。GPS一般のお話として、誤差はそれぞれ現在何m位ありますか。今後の誤差はどうなりますか?

A 回答 (2件)

おはようございます。





 誤差ですが、#1さんのおっしゃるくらいを思っていただければ構わないと思います。

 ただ、GPSは機器によって精度は大きく変わってきますので、安物を買えばそれなりに精度は悪くなります(私が過去に使ったHandyなものは悪かったです)。



 ではGPSとDGPSの仕組みをお話しします。


 まず…DGPSについて勘違いされている方が多いです。
 GPSはそれだけで測位が可能です。
 DGPSはそれだけでは測位が不可能です。
 つまり質問者さんがおっしゃっている選択肢ですと、

・GPS機器
 …GPS
・DGPS機器
 …GPS+DGPS

なのです。(ご存じでしたら大変失礼しました)



 DGPSの仕組みを理解するために、まずは実際のGPSを用いた測量がどんなものかを簡単にご説明します。


 GPSの精度そのものはあまりよくありません。
 そのGPSの誤差を修正するため、通常「電子基準点」というものを用います。
 この「電子基準点」は三角点と同様の精密な測量により、「mm(ミリ)」まで保証されている、「既知点」です。

 簡略化して書きますが…

・電子基準点(既知点)をO(0)
・GPSにより今回測った点(未知点)をA(a)

とします。

 さて、GPSにより

・O(-5)
・A(100)

と測位されました。
 通常のGPS機器ではここで
「あぁ、ここ(A)は100なんだな」
で終わります。

 さて、電子基準点による補正を行います。

・Oは既知点で(0)である
・しかしGPS測位の結果はO(-5)だった
・つまり全体が(-5)だけずれている
・つまりA(100)も(-5)だけずれている
・Aは(105)が正解でした

 これが電子基準点による補正です。


 しかし、電子基準点による補正はリアルタイムではなく、後日になります。
 この「電子基準点」の「リアルタイム補正」版、それが「DGPS」です。


 DGPSは各国によって様々な電波が使われています。
 日本のDGPSの場合、海上保安庁が発する「ビーコン」という中波です。
 このビーコンは電子基準点と同じように「GPSの値が既知点から○○mずれている」というデータを持っています。
 このビーコンをリアルタイムに捕らえることにより、GPSのリアルタイム補正を行うのです。


 DGPS(ビーコン)補正の仕方は、電子基準点補正がリアルタイムになった、と考えていただければ仕組みがわかりやすいと思います。



 ちなみに、電子基準点やビーコンは、ある程度近くのものしか使用できません。北海道の両者の補正データを使い沖縄のGPSデータの補正…とはいきません。

 ですので…日本のDGPSの場合は海上保安庁の発するビーコン…つまり海のことしか考えられていません。
 内陸部や山中にDGPS対応のGPS機器を持っていっても、ビーコン(DGPS)をキャッチしてくれないことが多々ありますので、ご注意ください。
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>GPS一般のお話として、誤差はそれぞれ現在何m位ありますか。



 GPSの誤差は以前は100mくらいだったのが、アメリカがいじってから(正確にはいじるのをやめてから?)10mくらいになっているそうです。

 DGPSの誤差は「おおむね5mくらい」とのことです。

http://e-words.jp/w/DGPS.html
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