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なぜ、日銀は国債買い取りに慎重なのでしょうか?

A 回答 (7件)

市場のマネーサプライが多くなるのを嫌がっている。


どこの中央銀行もインフレになるとコントロールしにくくなるので嫌がる
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中央銀行は政府に財政を健全な状態であること求めます。


だから、日銀は積極的に日本国債を購入することはあり
えないのかもしれない。ただし、日銀は経済や金融の
情勢しだいでは姿勢を変化させる可能性があります。

特に、白川日銀総裁は保守的な立場の方なので、斬新
なアイデアで経済金融政策を行う予定はないのではない
でしょうか。

実は日本経済のデフレを政府が認めたのは昨年11月で
した。これは遅すぎる。

つまり、経済や金融の情勢を認識するのに時間がかかり
過ぎていることを意味します。

デフレを阻止するには、日本円の国内流通量を増加させ
る必要があるのです。デフレは通貨の流通量が減少する
症状があります。この流通量を増加させるためにも、日本
国債を日銀が購入し、金融市場に日本円の流通量を
増加させる方法が、最大のデフレ対策となります。

ところが、現状の認識に時間がかかり過ぎており、事態が
深刻になりつつあるなかで、日銀の保守性が積極的な
介入を避けているからです。

ハイパーインフレを怖いですが、デフレも恐るべき経済現象
です。適度なインフレ(3パーセント以下)を維持する為に
日銀は現状を的確に認識し、積極的な政策を展開すべき
時期だと判断します。
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 過去を振り返ってみます。


自民党は、公共投資で、法律違反の赤字国債を増やし、地方にバラマキ、それによって票を集め、政権を維持してきましたが、それもこれ以上は国債を増やせないというところ、目一杯までやりました。
本音は、国会で、財政を食い尽くせるところ限度まで、自民が食い尽くしたから、民主が国債発行できるところは何もない。と言うところなのに、民主が国債を増発する、それはないよ、なのでしょう。
 逆に考えれば、現状を先入観無く分析してみると。
殆んどの国債は民間銀行が買っている。そして金利は約1.3%で、預金金利は0.5%、差し引き0.8%の利益が出ます。
そして、国債購入量は自己資本率の規定を受けず、無制限に買えるから、買うだけ儲けが出る。
お金は、現金でなく手形で払うから、原資無しで儲かる。
民間銀行が、今困っているのは、商業用の不動産が空き室が多くて、担保割れで、不良債権となる、営業していれば、空き室が多くなり、収入が減少する。この問題だけ。
まあ、民間銀行が国債を無制限に買っても、その時政府が財政破綻しても、国債で破綻したのなら、政府の責任であり、堂々と公的資金の注入を受けられる。
そういう意味で、民間銀行が国債を無制限に買っても、ノーリスク。企業に貸せばリスクはとらねばならない。
民間銀行にとって楽な商売のようです。

さて、日銀ですが、日銀の目的は、民間銀行の味方することが、第一のようです。
それは、日本の国債残高が900兆円になったことで、分かります。こんなに増えても、何の手も打たなかったのですから。
ということで、日本で一番強いのは、総理大臣でなく、民間銀行。これは何となく理解できるでしょう。
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害が大きいが、効果は怪しいから。





日銀が国債を買い取れという意見は市場の通貨流通量を増やせばインフレになるという前提。しかし、これが怪しい。昔は市場にお金をばら撒くとインフレ率が上がったが、最近は大量に市場にお金を供給しても物価が上昇しなくなっている。
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/5 …


現在のデフレの原因は需給ギャップとも言われており、それが理由なら国債を買い取ってお金を市場に流してもバランスシートを痛めるだけで、インフレ対策には効果が無いならば最悪の愚策となる。
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第1条 日本銀行は、我が国の中央銀行として、銀行券を発行するとともに、


    通貨及び金融の調節を行うことを目的とする。
  2 日本銀行は、前項に規定するもののほか、銀行その他の金融機関の
    間で行われる資金決済の円滑の確保を図り、もって信用秩序の維持
    に資することを目的とする。

第2条 日本銀行は、通貨及び金融の調節を行うに当たっては、物価の安定
    を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資することをもって、
    その理念とする。

簡単に言うと「信用秩序の維持」と「物価の安定」が日銀の使命です
まず、政府財政支援の為に国債を買うとういのは「信用秩序の破壊」そのものであり
インフレ抑制=「物価の安定」という従来の考え方があり
さらに日銀の自主性とは「政治家に屈しない日銀」のことであり
政治家はいつでも「金出せ金だせ」と言いますから
政治家に屈しない=金を出さないということになります

これは日銀に限らずどの国の中央銀行も同じような傾向にあります
これは政府から独立した中央銀行に共通した特性と言えるかもしれません
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 どうも、私の回答が、説明不足だったようですね。



日銀は、日本国民が、経済が安定して、豊かな生活を送れるよう、それを目的としています。
しかし、現在、政府は、900兆円余りの債務を背負っています。
わたしは、他の人のご回答は、平時の場合に対する回答だと思います。
現在、政府の負債900兆円その金利、約15兆円です。これを誰が払っていると思います。
国民ですよ。政府の税収は40兆円、その収入の約38%を金利ではらっているのです。
経済評論家は、もう、払える金額ではないといっています。これは、同調していただけますね。
この状態は、国民は、国債の債務の奴隷状態です、
自民党がしたのです。
国債を保有している大手の民間銀行、三菱、三井、住友等の奴隷になった状態です。
はっきり言います、こんな奴隷状態はやっていられませんと思いませんか。

日銀は、日本国民が、経済が安定して、豊かな生活を送れるよう、経済をコントロールする義務があります。
しかるに、政府が経済を回復するために負債900兆円使いましたが、未だ持って回復していません。
これは、日銀が何もしなかったからです。
このことは、詳しくは、本の「日銀 円の王権」吉田祐二著 学習研究社発行に述べてあります。
いま、ベストセラーです。

現在の法だけで考えれば、アリスの不思議な鏡の鏡だけしか見えません。
しかし、法は、本来、国民が豊かになるためのものだと考えれば、鏡の奥の不思議な世界が見えてきます。
民間銀行が、国債を手形で買って(現金でなく)裕福に、不労所得として、大量の利益を得ていて、国民が働いても働いても奴隷状態だと。
非常時には、非常時の立法をして、全ての国債を日銀に買わせて、その金利を政府に還元させるのです。
そうすれば、民間銀行は、利益を求めて、貸し渋り、貸し剥がしを止めざるを得なくなり、企業にお金を貸し始めます、そうすれば、信用量の増加がどんどん生じて、景気回復の方向に動くでしょう。

ぜひとも、「日銀 円の王権」吉田祐二著 学習研究社発行をお読みください。
合わせて、リチャード・ヴェルナーの日本銀行の本もお読みください。
いろんな真実が、見えてくると、私はおもいます。
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ここの回答者達が日銀委員になれば、良くなると思います。


経済音痴な政治家もきちんと面接を行い、景気を良くする案を持った方日銀委員に選べばよいです。日銀法を変えるのも政治家の役目です。
日銀国債引き受け-->銀行にお金がわたる、がもともと投資先を見極める努力をしない日本の銀行家では、次の国債を出してくれるのを待っているだけです。その他日本国債の次に安全な海外の投資銀行に低利でお金を貸します。昔は、これで日本にバブルがおき、海外の投資銀行がお金を日本に返すことからバブル崩壊、現在の日本に至るというわけです。現在、円高で(海外通貨の発行量と日本の発行量の差、1円/年の円高  百年で1円/1ドル)日本の企業は海外に移転し、日本人の得意とする技術があっても日本の製品は売れません。日本には投資しません。国債を出すと低利であっても金利は膨大になってきています。
そこで、政府が通貨を準備し(金利を支払わなくて良いお金)、ばら撒くのではなく、優良資産を買う事で、民間の資産効果で国内消費を上げる必要があります。外国から借金している国が、このような事をすると
通貨安となって、経済が崩壊しますが、日本の場合は、大丈夫です(
過去に例はありませんが)円安になると輸出企業が戻ってきて、雇用も回復します。このようなキッカケがあると、民間資金も資産購入に走り、バブルがおきますが、そのとき国が購入した資産を売却するとか、
うわさを流せば、ミニバブル程度でおさえられます。このように日本の景気が良くなれば、世界景気もよくなります。
このバブルは、日本人が日本のお金で起こしたものなので、はじけないバブルとなります。
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