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前回の質問では尾ひれをつけてしまい答えにたどり着けそうになかったので
整理して立て直しました。
前回質問URL・・・http://questionbox.jp.msn.com/qa5744816.html

高級と低級の定義として、以下の意味で反対語として登録されております。
高級・・・等級や品質・程度などが高い・こと(さま)。
低級・・・等級が低いこと。価値・品位などが劣っていること。また、そのさま。
(この意味で価値が低いと言わず、劣るとなっているところがミソな気がします)

にもかかわらず現実社会で反対語として用いられる場面が
以下3例の特殊分野に限られております。
1 高級言語、低級言語(プログラミング言語、低水準言語の方が一般的)
2 高級霊、低級霊(高尚な霊の方が使われているような気がする)
3 高級炭素、低級炭素等の化学物質(化学的な定義)

他の言葉に高級と低級を反対語として用いることはありません。
にもかかわらず、辞書には反対語として登録されております。
仮に高級の反対は低級にしよう、と辞書の定義として決めた後に誰も
それに従ってくれなかったとして、それでも辞書の定義は正しいのでしょうか?
まず反対語はどういう基準で定義されているのかが疑問です。

これについて一つの答えは出ています。誰もが思うことだと思いますが
1 高級料理に対し低級料理とつけると買う側の印象が落ちるから。
  売り物などに関してはそうでしょう、それ以外ではどうかわかりませんが。

しかしこれだけでは明らかに説明が足りません。
2 低級の反対をなぜ高級といわないのか(低級生物→高等生物など)

3 仮に1,2の説明が完璧についたとして、なぜそういった言葉が生まれ
  なかったのか、(これに関しては最初に挙げた3例では使われており
  ますので、そこで使われてるじゃないかと言われればそれまでですが・・・)

4 上級、下級は綺麗に反対語として使われているのになぜ高級、低級は
  避けられているのか。(これに関してはある程度の答えは出ています。)

5 4に類似していますが高等生物、低級生物や高級言語、低水準言語等
  別の言い方で反対を表す言葉が代わりに使われていること。

6 辞書では反対語として定義されているが、本当にそうなんでしょうか。
  定義はしたが世界中(英語の名詞は存在しなかった)誰もこの定義を
  使用していないだけなのか。(情報、オカルト、化学分野以外)

この2~6の答えを教えてください。
最近このことばっかり考えてしまいます。

A 回答 (3件)

 「自然言語」はそれほど論理的・体系的にできあがってはいないということではないでしょうか。


 「1」の「低級料理」云々がそれを物語っているように思います。

 前のご質問でお書きになっていた、」
  > この答えは間違っています。
  > もちろん正しい答えではあるんですが 
もそうですよね。人工言語(形式言語)であるプログラミング言語では、
  A and B である。 また、A or B でもある。
ということは起こりえない。

 尾籠な例で恐縮ですが、トイレの名称の変遷なんかも参考になると思います。今では、
 「ちょっと便所(or WC)に行ってきます」
という人はめったにいないでしょう。「お手水(ちょうず)」も死語といってよい。
 いずれも辞書の語釈からいえば決して誤用ではないはずです。しかし使われない。 そこには「1」の「低級料理」云々と同様の意識の働き方があると思います。


 それから、3つの例を挙げていらっしゃいますが、まず「化学的な定義」に関しては人工言語的な使い方です。したがってこれ以外の言い方はあり得ない。
 遺伝に関する優性・劣性が形質の優秀さの程度を意味するのではないのと同じで、テストで「強性」と書けばおそらく「×」になるように、「多炭素アルコール」では「×」になるでしょう。

 次に「高級言語・低級言語」は定義としての用語だと思いますが、コンピュータのメインメモリがKB(キロバイト)、CPUのクロックがMB単位だったころは、アセンブラでプログラムすれば実行速度は速いし、メモリの占有もわずかで(これは今も変わらないでしょう。その重要性はそれほどでもなくなりましたが)、標準装備のBASIC言語だけでなく、難解なアセンブリ言語でもプログラミングできる人は尊敬の眼差しで見られたと思います。
 ひょっとして「低水準言語」という言い換えがあるのは、そのあたりの「気持ち」が影響したのではと思ったりします。(あくまで推測)

 さらに「霊」に関しては、学問的に追究している方々もいらっしゃるのかもしれませんが、一般には小説やアニメなどの中で言及されることが多いと思います。その場合は、当然、論理性よりも語感が優先されるはずです。ランク付けが明確な霊の世界を描くなら、「高級・低級」でいいし、霊の絶対的な等級のない世界を描くなら「高尚」といった言い方になることもあるでしょう。

 以上のように、質問者がお示しになった3つの例は、同等に列挙すべきものではないと考えます。

 ちなみに、話は、ずれますが、法律用語の 「及び」と「並びに」の使い分けなんかも興味深いと思います。
http://q.hatena.ne.jp/1156521074


 さて、この質問サイトでも反対語に関する質問がよく行われ、単純にはいかない、これこれの場合には反対語は○○だが、こういう場合には××であるといった回答がついていることがけっこうありました。(私の感触です。過去の質問を検索してURLを挙げるべきかもしれませんが、省きます)

 したがって、責められるべきは質問者がご指摘になったようなことを考慮せずに、単に形式的に字面から「高級←→低級」とした辞書にあると考えますが、紙面には限りがあります説明にも限界があって、すべてを満たしてくれるはずもなく、辞書を用いるものの賢明な活用が求められるということではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

ほぼ聞きたかったことが書かれています。
3つの例の説明もそのとおりだと思います。
さらに、及び、並びにの内容も面白いものでした。
私には使いこなすことは難しそうですが・・・

こうなると、1人目の回答者様のお礼にも書きましたが
語源として2,5の回答を聞いてみたいところです。

なぜか、回答が投稿できず、IEがおかしくなり戻ってきたら
相談箱が新しくなったような気がします。。。

お礼日時:2010/03/16 20:31

 お書きのように元来は高級と低級は互いに対義語関係の語だと存じます。


 ご疑問の使用例はそういう対義する語義を持つ語としてではなく使っているものであると存じます。
 つまり同じ、低級とか高級といっても、使用事例の中の語は転化して別の語として使われていると存じます。
 無論元来の対義語的語の意味からの派生して語であろうけれども、別の語として考える方が事理に適うと存じます。
 こういう現象は生活という生き物であることばとしての歩みの生理・生態であると存じます。理論や学理ではないのです。
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言葉も文法も、


「きちんとルールを決めてから使い始めた」のでなくむしろ逆です。
なのでルールが存在するとしても、現実がその通りになっていません。
(ルールが先なら「カ行変格活用」なんてヘンテコなもの作りません。)

・言葉の対義語が同じくらいの頻度で使われなくてはならない理由がありません。
・長い歴史の中で言葉は変化してきているのは事実です。
・「辞書が言葉を定義し、世はそれに従うもの」ではありません。
なので質問者さんが期待するとおりになってないのは無理もなく、
何故だ、と考える事自体が無意味だと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

そうなると今度は語源として聞いてみたいですね。
2で質問した低級の反対として高級が使われなかった理由。
3で質問したそもそもそんな言葉は3例だけなのか。
5で質問した片方の言い方が別の言葉に代わった理由。

そもそもこのルール誰が定めてるんでしょう、文部省でしょうかね?

お礼日時:2010/03/14 08:42

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