アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

評論家の扇谷正造氏が、むかし著書の中で、「本を読む人は、男女を問わず、例外なくいい顔になってくる(趣意)。」と語っておられました。これって本当のことだと思われますか。ちなみに私も本好きですが、鏡に映った自分の容貌を見て、「男前ではないが、味のあるいい顔だな。」って思えたことがありません。「そりゃ、変な本ばっかり読んでるからじゃないの。俺(アタシ)は良書を読み続けていいオトコ(オンナ)になったよ。」って方がいらっしゃいましたら、叱咤、諭し、コメント等を頂戴できれば幸いです。よろしくお願い致します。

A 回答 (9件)

本は人を涵養する要素があることは確かです。

必ずしも知性ばかりではないのですが、知性が主だと言っていいと思います。

「いい顔になってくる」の「いい」の定義を考えてみましょう。扇谷氏が何をもって「いい」としているのかはわかりませんが、おそらくは本を読むことによって育まれた部分が顔に蓄積されて出てくる部分を「いい」と言っているのでしょう。もちろん、そうしたものは必ずや顔に現れるものです。しかし、「いい」かどうかはわかりません。

扇谷氏の美学では「いい」と判断される読書をした人の顔ですが、それは彼が読書を「いい」ものと判断しているからであって、考えないで読んでしまうと、読書が「いい」ものであるという省略された前提を鵜のみにさせられてしまうことになります。

読書は思索の邪魔になる、という趣旨のことをショーペンハウエルが「読書について」という書に著しており、それを読んで納得した私の考え方によれば、

1.読書は他人の考えを借りることである。
2.他人の考えを借りるということで、自分の思索する力がどんどん退化していく。
3.つまり、普通に読書しただけでは、洗脳されているにすぎない。
4.洗脳された顔はそんなに「いい」ものとは思いにくい。

そうしたことから、私としては扇谷氏の説には反対したいと思います。ただ、真理の一面を言い当てていることは確かではあると認めなくてはなりませんが。

tahoppeさんの美学ではどうでしょうか。

私が、こんなことを考えた末に、読書に関してはこういうスタンスを取るようにしています。

5.読書をする際は、その本をなるべく批判的に読むようにし、その刺激に対して自分なりの考えを出すようにする。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

仰るとおりだと思います。私も本を読むときは心の中でツッコミを入れたり、同意したりして、作者と対話するように心がけています。年を取ってくると素直な読み方が出来なくなってくるからかも知れませんが…。ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2003/06/15 23:16

本を読むことによって様々な考え方が出来るようになり、いい男や女になれるのではないでしょうか。


人を理解してあげられる人になると思います。
でもモテるとは限りません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

読書とモテることとは無関係ですよね。ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2003/06/15 23:59

いいオトコ(オンナ)とモテルオトコ(オンナ)


はちがいますよ。

少なくとも、本から得る知識は某大ですので、
好きでない限り、覚えれません。
下に書かれてある例のように、体使ってても、なれる例もあるのです。
よって、回答は、本を読んでもいい男、女にはなれません。
ただし、いざと言う知識は吸収しておくと、頼られるもとになるので、あの人はいい人(親切、頼りになる、不思議なオーラを持った)と行った感触を得られるかと思います。

もてようとは思わないことです。

「味のあるいい顔」
修羅場を潜り抜けてください。
黙殺可能です。(笑)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

仰るとおりだと思います。のっぺりした人生を生きていては、深みのある人間にはなれませんからね。私もいいオンナにだけモテる人生を目指したいと思います。ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2003/06/15 23:35

 2度目まして。


申し訳ございません。
質問の主旨から違ってしまうかもしれませんが。
どうしても少しこの場をお借りしたく。。。

 (読書)ということに関して扇谷氏が言われることは一理あり、私自身もこれまでそのような考え方をどちらかといえば肯定していました。
 が、ここ数年(読書をして得た知識というものは果たして本当に(自分)なのだろうか)という漠然とした疑問というか違和感を感じ、読書から少し距離をおいていたのも事実です。

 で。何が言いたいのかというと。
ここ数年抱いていた違和感は、まさにNO6で答えておられる1~3のことだったんですね。
 こうして改めて活字として読んでみると、思いあたるふしが。。。ですからNO6の方のお答えは衝撃的でしたし、とてもスッキリしました。

 今回の質問に参加し、さまざまな回答を読ませて頂いて良かったです。有り難うございました。

 肝心の(イイ顔)について。
自分の中でちょっとしたパラダイム転換があった訳ですが、知識がないよりはあった方がまだイイだろうということで(そういうことも有り得ないとは言えない)にとどめさめて頂きます。

長々と2回にわけ失礼致しました!
    • good
    • 0
この回答へのお礼

二度にわたるご投稿、感謝いたします。それはさておき、私は以前(といっても15年以上前かな)、丸山健二(だったと記憶してます)という作家のエッセイを読んだことがありました。彼は読書を軽蔑していて、殆ど本を読むことなしに著名な作家になりました。そんな彼の創作の源は映画であり、本は読まなかった代わりに膨大な量の映画を見たそうです。彼は「読書好きのヤツで、良いオトコと思えるやつにお目にかかったことが無い、だから俺は読書の価値を認めない。」と、そのエッセイの中で語っておりました。その当時の私にとっては、ある種衝撃的な内容でした。今思えば、彼の言葉が私の潜在意識の中に沈殿しているので、今回のような質問をしたのかなと思います。ともあれ、ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2003/06/15 23:28

いい顔になるかどうかというのは、どうかわかりませんが、本をたくさん読んでいる人の顔になってくるのではないでしょうか?そして、その評論家の方がそういう顔の人が、好みとか。


美的バランス的に美男子、もしくは美女にはならないと思います。美的バランスが整っているがために、パーな言動や行動をしても、受け入れられているのをよく見かけます。
でも、やっぱりわかる人はわかる。非常識なことをしていると、その美的さも薄れていくというか、価値がなくなるというか。
その点、いい本をたくさん読んでくると、人間的に厚みが出るというか味が出るというか、はじめはぱっとしなくても話しているうちに、話が面白いから話していて楽しいと思われ、自信が出てくるという感じでしょうか?
私が思うに、それは本だけじゃないとも思うんです。
たとえば、一人旅をしてみるとか、海外に行って、見聞をひろめるとか、映画が好きでとか、芝居がすきでとか、音楽が好きでとか、スポーツが好きで、とか。好きなことをいつもとことんやっている人って、自分がその人の興味のあることが好きっていうわけじゃなくても、話していて面白いし、人をうらやむとか、嫉妬するとか、いじけるとか、そういうのがない気がします。
私たち一般人には、この人は本を読んでそうだなとかわからなくても、本をつくる現場に携わっている評論家の方なら、きっと、本をたくさん読んでるひとなどをたくさん見てきていると思うから、一目見てわかるんじゃないでしょうかね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

本好きの顔ってどんな顔なんでしょうか。こんなんですよ―ってモデルがあれば面白いですね。「ウン、この顔は週刊誌ばっかり年間50冊は読んでる顔だな。」なんて…。それはさておき、何かに打ち込むことで内面が磨かれ、それが表情に表れるということは納得できますね。扇谷氏の言いたかったのもそういう事なんでしょうかね…。ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2003/06/15 09:53

こんばんわ。


(イイ顔)の定義によって答えが違ってくると思いますが。

 この場合の(いい顔)とは見た目の美醜とはまた違うのではないでしょうか?(コスメ関係や美容関係の本ならいざ知らず)
 知性も人生経験も顔に出て来る、と言われますよね。要するに人としての深みみたいなものが顔に出て来る。これをすなわち(いい顔)と定義付けているのだと思われます。

 多くの書籍を読むことで、いろいろな考え、知識、表現方法を得ることで人として成長していく。その成長が顔に出るということです。
 しかし、ただ多くの書籍を読みとばすだけで、そこから何の教養も得られない(得る感性すらない)となると(いい顔)になるのは難しいかもしれません。

 読めばイイというものでは、ない。←極論?

 見た目が劇的に変るわけではなく、滲みでる?ようなものでしょうから、この場合の(イイ顔)というのは自分自身ではなかなか分かり辛い事かもしれませんね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

確かに読めばいいというものではないですよね。っていうか、本を書く人って、やっぱり読書という行為を意識的に美化してると思うんですよ。もちろん本が売れないと、自分らのフトコロが淋しくなるので読書を推奨してるんでしょうけど。ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2003/06/15 09:44

確かに、より多くの本を読むと、知識が豊富になり、それに比例して話題も豊富になると思われます。


でもいくら恋愛の本をたくさん読んでも、実際に恋愛をしてみないと、その気持ちって理解出来ないじゃないですか。
実際に自分も痛い思いをしたから、人の痛みも分かるのだろうし、哀しいという感情も、経験してこそ分かるものです。
頭の中だけの知識だけじゃなく、実際の経験を持って、人間というものは、幅が出てくるのもだと思いますよ。

うちはどちらかというと田舎なので、近くには農業をされている人達がいますが、とても良い表情をされているなぁと思う事がありますよ。
農業は自然との付き合いで、人間関係とかのわずらわしさがない分、のびのびと暮らせるのでしょうね。
そして汗水たらして、太陽の日差しを浴びて、自然に身体も鍛えられるのでしょうね。

結論は、知識と経験で、より人間としての魅力が増すものだと思うし、外見も鍛えたり、磨いたりする事も必要だし、それに表情も大切だと思いますよ。
目がキラキラしている人は男女問わず魅力があるし、
そういう人は前向きですよね。
是非そういう人間になられる事を希望致します。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

アドバイス、ありがとうございました。現在40歳のオトコですが、これからも前向きに生きていきたいです。

お礼日時:2003/06/15 09:40

こんばんは♪



昔、角川文庫のキャッチフレーズに、

「知性って、顔に出るらしいよ、困ったね」

というものがありました。つまり、文字通りの(見た目の)いい男、いい女になるのではなく、本から吸収した知識なり感性なりが、会話や仕草の中にさり気なく出る、ということではないでしょうか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

出版社のキャッチフレ-ズって本を買わそうとするために作られるものであって、多分に作為的ですよね。だから嫌い。「何で困るンや!知性が顔に出て、なんか不都合があんのんか!」ってツッコミたくなるんですが、私だけでしょうか。ともあれ、ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2003/06/15 09:37

うそでしょ。


本を読んでいいかおになるなんて?読み続けたからいいオトコ(オンナ)になれるということもないでしょう。

「扇谷正造」さんのその本が売れてないことで、間違いであることは、実証されてるでしょう。

「恋をするときれいになる」ってのはわかりますが、本を読んで「目が悪くなる」か、「部屋が狭くなる」ってのは理解できます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

暗い場所で本を読むと、目が悪くなるらしいです。そうでない場合、目は使えば使うほど良くなるらしいですが。それはさておき、KERO-4さんって面白い方ですね。女性の方ですかね?これからもご意見よろしくお願いします。ありがとうございました。

お礼日時:2003/06/15 09:31

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!