「覚え間違い」を教えてください!

20代後半のものです,
企業の研究員をやっています.国内工学系修士修了です.
新しいステップを踏み出そうと,留学の準備をして
海外の大学院の博士課程の合格をもらったのですが(学費,stipend全て大学側が負担),このまま会社に勤めたまま国内社会人ドクターをするか,会社をやめて海外大学院に進学するか悩んでます.
ドクターを取得したいと思った理由は,将来的にも研究者として
特に今勤めている会社にとらわれず,第1線で活躍をしたいという思いからです.
留学をすると,将来の職業の幅も広がり,多くの苦楽を伴う貴重な経験ができる一方で最低でも5年間はかかり,将来的な職,研究職に就けるのか,日本で職が得られるかどうか不安な面もあります.日本以外でよい職があれば,日本に帰ってくることは強くは希望していません.

国内の社会人大学院ですと,最低1年半で学位がとれるとのことで,
会社につとめたまま,学位を取得することができます.

アドバイス,また30代前後から博士課程への留学をされた,在学中の方の体験談,就職活動の様子などを教えていただければと思います.

A 回答 (3件)

30歳間近の女です。

私も26の時に海外phd programで(工学系)留学しました。
ですが、教授をはじめ生徒もあまりにものんびり&視野が狭い、研究相性がよくない、学位を取ってる人が基本5年以上、うちの専攻で誰もまだいなくて未知数、等の理由から、2年たった後に就活して、分野は異なりますが新しく興味がある方で内定いただいたので修士に切り替えて30前に帰国予定です。
私が、質問者さんの立場なら、間違いなく日本で社会人でドクターを1年半で取れるなら取って、その後ポスドク、という道を選びます。
私はまだ国外にいますが、一般企業・官庁での正社員としての就労経験がなかったので新卒ということ、もしこのままphd続けるとすると30すぎて新卒という怖さ、かつ、それでもphd取れるかわからないし、自分がこの狭い世界で研究だけの生活に耐えきれなくなった事、家族問題、が原因です。日本だと家族もいるし、言葉の壁もない、もちろんそれに挑戦するつもりできて、悔しい気持ちもありますが、私はその後の人生の事も考えて、いい選択であると思ってます。

正直ほんと寂ししって気持ちがずっとつきまとってました。別に友達が全然いないわけでもないとはいえ、都市との相性も良くなかった事もありますけど、違う国で生活する事でのストレスは半端なかったです。

あと、新卒なので就職活動がほんと時期的に大変であったのが個人的にありますけど、質問者さんは新卒ではないようですし、その心配はないのかな。
ア、追加で、私も通常のphd同様、授業料&生活費いただいてましたが、今年生活費一部カットされましたし、それ以前でもギリギリ1人生活できるレベルなので、家族を安心させたいって事考えた時に、正直ちょー貧乏です。
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大学卒業後会社勤めを経て大学助手となり、30歳の時に家族持ち(妻と10ヶ月の子供)で、アメリカへ留学しPh.D.を取得し、2年間のポスドクの後、日本に帰国しました。



 Ph.D.取得後に指導教授からアメリカの民間企業や他の大学の助教授のポストの斡旋もありました。諸般の事情で帰国せざるを得ず、日本の母校の先生に斡旋をお願いして民間企業に再就職しました。

 現在の大不況下ではPh.D.取得後にアメリカで就職することも楽観できませんから、日本で確実に再就職できるという目途がなければ、現在の企業に留まったまま論文博士を取得したほうが得策と言えましょう。

 外国留学には人脈や視野を広げ、得がたい経験が出来るという利点がありますので、もし現在の企業に可能性があるならば、日本で博士を取得後にポスドクとして留学されるほうが有利です。
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 国内社会人ドクターと。

海外博士課程との、長所短所について、よく考えていらっしゃるのに感心しました。

 少なくとも二つの要素が考えられます。今の、世界的経済不況が、回復するか、すればどの程度の早さで回復するか、それによって就職の機会がどのように、変って行くか、ということです。

 もう一つは質問者さんの人生の目的はどこにあるのか、ということです。

 ついでですが海外の博士課程が、学費、スタイペンド、全て大学院が負担、ということですが、長さ(例えば二年後はどうなるのか、博士がとれるまでくれるのか)も確認済みなのでしょうか。

 以上のようなことをお考えになって、お決めになるのがいいと思います。ご専門によって将来の変り方も大きく違います。

 海外と言うことだと国際結婚をして、外国に永住するのか、あるいは日本から配偶者を迎えるなら、その人と海外に永住するおつもりなのか、お年を召したご両親の老後は誰が看るのか、そういった長い目で見たシナリオを、終わりまで通してお考えになる必要があると思います。

 僕は、十分な資料が無いので、こうなさるのがいい、というアドバイスは出来ません。
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