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私は,中学校教師ですが,現在,平和学習の取り組みを始めたところです。
1年生を担当していますが,「原爆投下と核兵器の現状」というテーマで取り組んでいます。
長崎ということもあり,毎年8月9日に向けて平和学習を行うわけですが,今回は,世界に向けて平和に関するメッセージを発信してみようと思っています。
ただ,どのような過程でメッセージを作成させ,どこへ発信すればいいのか?また,その方法などまったくわかりません。
このことについて経験のある方,なにかアイデアや手立てをおしえていただけませんか?

A 回答 (6件)

高校の修学旅行で広島・長崎へ行きました。


広島は早朝に到着した為、平和公園を散策した程度でしたが
長崎は原爆資料館を見ました。

当時は飛行機が好きで専門誌を定期購読していた事もあり
原爆の基本原理や戦争での戦死者などの数値も知っていました。

資料館を見て思ったことは、本や写真で見た事よりも展示物の
物言わぬ圧力といいましょうか、強烈な思いを受けた記憶があります。

原爆投下に関して言えば、広島よりも強力な爆弾が投下された
にも関わらず地形の関係で被害者が少なく済んでいます。
その為か、2度目からか、広島に比べると長崎は原爆のイメージが
薄いく感じます。

また、日本が降伏しなければ第3、第4の原爆投下がなされて
いたであろう事も容易に想像が付きます。朝鮮動乱でもマッカーサーは
平壌他に原爆を投下すれば戦争が終わると大統領に進言したが
許可されず、未だ第3の原爆投下は行われいません。

核拡散防止条約があっても、東西冷戦の終結により二大超大国の体制が
崩れ、インド,パキスタンに広がり、北朝鮮は保有しているといった
報道がなされています。また、イランは核施設の査察を拒否しており
平和利用に余り関係のない円心分離器施設を建設しているようで
確実に核は拡散しています。

世界へのメッセージを出すのであれば、原爆の恐怖と反戦を唱えても
外国の人(特にアジア人)には、通用しないと思います。
何故戦争が始まったのかまで突き詰めて行くと大変ですが
日本が戦争への道をひたすら走った結果として原爆が投下された
と言う事実は明記しないと、平和を詠う事は出来ないと思います。

何処へ発信するのかは、悩む必要はないと思うのですが・・・
今やインターネットの時代です。これを利用しない手はないと
思います。確かに、アジアの国々を考えると韓国、台湾は
普及していますが、他の国々はまだ普及していません。
しかし、メディアに呼び掛けても国内限りで終わる様にも思え
ますので、それに比べれば多くの人に見て貰える可能性があります。

学校のHPがあれば、その中に日本語と英語のページを設けて
中学生達が思う戦争への思いや、原爆の恐ろしさを書いたページを
作り、検索サイトに投稿し原爆などのキーワードで検索した時に
確実にヒットする様にすることで閲覧者を増やすことが出来ると
思います。また、県庁の記者クラブへ、HPを作成した事をポスト
する方法も考えられます。

全国紙の記者の目とまり記事になれば強力なサポートになると思います。
先ずは、出来ることから始めることが大切ではないでしょうか?
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この回答へのお礼

いろいろな視点からのアドバイスありがとうございました。
インターネットで発信するという方法は,私も考えてみました。ただ,どんなことを発信していくかについては,もう一度,スタッフとも考えてみようと思います。

お礼日時:2003/06/24 21:33

同年代の子も頑張ってるっていうのを実感したら刺激されてきっかけになると思います。

「平和ゼミナール」で検索したら高校生の学習がたくさん出てきますので近所の平和ゼミナールとコンタクトを取ったらどうでしょうか?

難しく考えないでもやる気を起こせば中学生でも十分自分から勉強できるはずです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
早速,検索して情報を集めてみようと思います。

お礼日時:2003/06/24 21:38

それは難しく遠い道のりだと思います。



まず、平和を望まない国民などこの地球上にはいません。となれば、「戦争反対! 平和が一番」という短絡的な主張・結論は誰も聞いてくれませんし、過激な左翼系市民団体の反戦キャンペーンとしか受け止められず、むしろ嫌悪されます。

したがって、平和を考えるには、#3の方のおっしゃるように、まず「何を持って平和か」ということから考えなければなりません。しかもそれには、世界にも目を向けて、他国の歴史、文化、伝統、教育、思想他、そして諸々の国際関係を「学習」することから初めて、その「学習」の蓄積を総括的にまとめ、そこから初めて考えることが可能となります。

原爆や武器は一つの手がかりにはなりますが、たとえば今でも多くのアメリカ人は、原爆投下が多くのアメリカ人の命、ひいては世界の「平和」を守った、と信じています。一方では、とんでもない、殺戮だ、と主張する人もいます。これらの意見を拮抗させても、喧嘩におわるだけです。下手すると小さな「戦争」にも発展するでしょう。ですから、#1の方のおっしゃるように、あくまで穏健・中立的な目で討論していく必要があります。他のいろいろな考え方を学び、理解しなければならない。「○○万人も死んだじゃないか!」「この惨状見ろ!」と感情論を言っても、「なぜこのような戦争が起こったのか」ということを考えないと、まったく説得力を持ちえないどころか、「じゃあ1人ならいいのか」「では、餓死者はどうなのか」という反論であっという間にまったく理論の根幹を失ってしまうからです。

はじめに結論ありきではダメです。なぜなら、いまだに人類の英知を持ってしても「結論」が出ていないからです。子供にICチップのように機械的な平和観を埋め込むのではなく、いろいろな歴史的材料を提供して、考えさせてはいかがでしょうか。思考(学習)するつもりが逆に思考停止に陥っては元も子もありません。

ぜひ、生徒さんと一緒に「考えて」ください。応援しています。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。
「なぜ,戦争は起こったのか?」について考えることは,大切なことだと思いました。
時間はかかりそうですが,がんばってみようと思います。

お礼日時:2003/06/24 21:36

私も学生の身分です。

はっきりとした回答ではないと思います。なので私の考えでお答えしたいと思います。まず私はいろいろな問題を討論(ディベート)するのが好きなんですが、まずはじめることはなんでも「明確化」するんですね。

で、ここで先生に疑問なんですが平和ってなんだと思います?mukutanさんがおっしゃっていた通り、いろいろな平和があります。対外、国内、個人、社会いろいろあります。どんなモノが「平和」でしょうか?

学習する段階でこれは重要だと思います。機械的に「平和」を教えるのではなく、どんな意味を持つのかを学ぶべきだと思います。ここは十人十色の答えがあるでしょうが、考えることが重要です。その中で生徒同士で批判させあってはどうでしょう?そうすれば自然と統一意見のような、納得出来る意見が出ると思います。

で、「取り組む」とは何でしょう?どの様にですか?

また「世界」とは何でしょう?地球上全てですか?一部の国家ですか?誰を相手にメッセージを送るのかも明確にしないと、的のない所へダーツの矢をを投げているのと変わらないと思います。そこを示したほうがいいと思います。

ちなみに私の思う「世界」(日本と外交のある国)場合、私が思いつく方法としては、外国人記者クラブ(日本外国特派員協会)を利用してみてはどうでしょうか?ここは世界中の記者が集まっています。前もってイベントなどを通達、行い、話題をつくり、メッセージを送る方法が挙げられると思います。もちろん学校だけの力では無理だと思うので、NGOやNPOなど(PTAでも)の共同支援者を見つけるべきだと思います。
しかしそこには万人が納得できるような意見が必要です。なぜなら、適当なことを言っても、誰もメッセージとして受け取らないし、ただの空論でしかないからです。
もちろんmukutanさんがおっしゃったように英語が必要です。もちろんコミュニケーションのために。海外の人がどのように考えているかを知ることも必要ですからね。

ちなみに私が海外の情報を知る上で使っているのは英語チャットです。そこでは匿名ゆえに自由な意見が聞けたりします。

まぁ生徒に方法を考えてもらうのもいいと思いますが、是非この授業を有意義に得てもらいたいですね。

参考URL:http://www.fccj.or.jp/
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この回答へのお礼

補足を求められておられましたが,私自身が「平和」というものに対するイメージを明確にしているわけではないので,短絡的な質問だったことをお詫びいたします。puzzlemanさんのおっしゃるように,もう少し,学習の構想を練ってから,疑問点や意見を求めてみようと思います。まずは,「平和」について,生徒と一緒に考えてみようと思います。
いろいろな情報をいただきありがとうございました。

お礼日時:2003/06/24 21:29

あ、ちなみに中学の頃平和修学旅行で広島行きました。



そこにいる外国人観光客に
英語で平和の大切さと願いを書いたメッセージと、
折り鶴をプレゼントして配りました。

外国人に英語で話しかけるコミュニケーションと、英文力がいるので、英語の授業も関連して平和学習してましたよー。
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この回答へのお礼

またまた回答ありがとうございました。
確かに英語が必要になってきますね。

お礼日時:2003/06/24 21:22

見当違いな回答なら飛ばしてください。


学生の身分です。

平和!平和!って言うだけなら何にもならないんですよ。勉強しましょう。大人も子供も。
中学生だからこそ、学ぶべきです。教えるべきです。

どうして平和を詠うのか。願うのか。
日本が何をして何をされてか。
戦争になった過程。被害、加害。
当時の他国との関係、現在の関係。
そうすれば、いかに平和が大切か。教えれるはずです。広島の原爆の写真を見て、「うわーかわいそう」は小学生で卒業です。

教師という立場上、いえないことも出てくるかもしれませんが、きちんと、立場を分けて教えましょう。
こちら側の考えとこちら側の考えが合わないから戦争になった。
戦争がいかに商売になるかも教えた方がいいかもしれません。核兵器を作ったのは誰か。所持することについて。その法律など。

テーマに分けて生徒に調べさせて発表させるなんてどうでしょう。もちろん、先生が最後補足はいるでしょうが。

イラク戦争から朝鮮問題まで。学校の授業だけで終わらせないで、学年で取り組むべきかと。

中学の頃、色々教わりました。
日本人の保守的な考えや、外国のこと。うちの担任は、言いたいことを言って校長に注意させられてました。

無知なくせに「平和がいい。戦争はいやだ。」っていう子供を減らして欲しいです。先生よろしく^^;
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この回答へのお礼

早速,回答いただきありがとうございました。
もう少し,他の先生方ともアイデアを練ってみたいと思います。

お礼日時:2003/06/24 21:20

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