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グレード2のグリオーマの治療方法

いつもお世話になっております。2009年1月に一時的な感覚異常が左半身におこり、病院での診察結果はグリオーマグレード2疑いです。とりあえず生検もせずにMRIでの経過観察を行ってきましたが、昨年の10月よりそれ以前よりも発作が頻発するようになり、12月と3月では画像上の3ミリ程度の増加傾向がみられるそうです。

そこでグレード2なら覚醒下手術で80%切除をめざしていくか、生検の後化学療法をおこなうか、の選択で非常にまよっています。ただ、いろいろ自分で勉強しているとオリゴ系ではないグリオーマのグレード2であった場合、私のように画像上は右脳感覚野と恐らくは運動野にもとんでいるだろうといわれているケースのように90%とか全部とかは切除できない場合の科学的に効果あり、とされている治療方法はないのではないかという結論にたっしました。放射線治療や化学療法はあくまでデータてきにはグレード3以上しか効果があるかわからないんですよね?放射線治療もグレード2では生存期間という意味ではかわらないようですし、手術も75%切除と生検ではほとんど予後に差がないですよね?

私の理解はどこかおかしいでしょうか?セカンドオピニオンもききにいきましたが、どうしても話をしている医師の意見が一番ただしいような気もちがしてしまって悩んでいるのでよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

 確かにグレード2のグリオーマに対する確立された治療プロトコールはありませんから、どの方法が正しい、というのはありません。

質問の文章を読んだ限り質問者さんの疾患に対する理解は問題無いように思いますので、あとは自分が最も信頼できる医師のもとで治療を受けられるのが良いと思いました。

 ここから後は個人的な見解です。
 確かに過去の報告上統計学的には腫瘍の摘出率は生存率に影響しないようですが、その後の化学療法や放射線療法(特に放射線)は腫瘍細胞数が小さいほど効果がありますので、手術によって症状を増悪させない限りにおいては、出来るだけ腫瘍は摘出しておいた方が良いと私は思います。したがって、MEPやSEPなどの術中電気生理学的モニタリング(質問者さんのかかっている病院では覚醒下手術?)をきちんと行いながら可能な限りの摘出を行い、病理診断結果を見て化学療法や放射線治療を検討されるのが良いと思います。放射線治療についても、現在は従来の照射以外にもガンマナイフやサイバーナイフなどの定位的放射線治療もありますから、残存腫瘍に対して選択的に照射を行うことも可能です。

 もしも病理組織で腫瘍がおとなしい性質のものであると分かったならば、化学療法や放射線治療をまずは行わず、今後の再発に備えてとっておくという方法でも良いと思いました。

 いずれにしても、主治医の先生とよく話し合って納得のいく治療が受けられると良いですね。

この回答への補足

私のかかっている病院は覚醒下がおこなえないので、手術を選ぶと多少距離があるところになってしまう上に、そこはたぶん患者さんとむきあうタイプの病院というより、技術をがんがんに磨きをかけていくタイプのようです。そういったことが自分自身の選択にかなり影響している面が否めません。科学的にどの道正しい道がないなら、今の病院の方が気心がしれているところの方がいいかな、という気持です。術中電気生理学的モニタリングでは覚醒下よりも障害が残りやすいとのことで主治医の病院では生検→テモダールをすすめられている、という感じです。

補足日時:2010/05/03 20:29
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。内容から補足とお礼をわけさせていただきました。大変わかりやすい内容でとても助かりました。

お礼日時:2010/05/03 20:31

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