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単子葉類のひげ根と維管束について。
単子葉類の維管束はばらばらに存在しています。これは根の形状がひげ根であることと関連があるのでしょうか?
関連があるとしたら根の1本1本が道管1本1本とつながっているという認識でよろしいのでしょうか?
専門家の方からの回答がほしいです。

また、双子葉類の維管束と主根について同様にご存知でしたらお教えください。

A 回答 (2件)

まず単子葉植物と真正双子葉植物は、現代的な分類でもれっきとした別グループです。

昔に双子葉植物に分類されていたものが幾つかのグループに分けられることが分かってきたのであって単子葉植物の分類的位置は不変です。

根の維管束と茎の維管束は当然ですが繋がっています。ダイコンの下は根で上は茎ですが、葉の付いたダイコンの先端部を切断しまして色水に入れますと水が上がっていく様子が観察されますがすじになって上がっていきます。つまり繋がっているのです。

しかし、単子葉植物は散在維管束だからひげ根であると言うことは、一面では正しいですが、環状維管束の双子葉植物も若いときにはひげ根ですから全面的に正しいとは言えません。ひげ根と維管束の配置とは関係のないことです。

単子葉植物の維管束と双子葉植物の維管束で決定的な相違点は、維管束の分布ではなく形成層の有無です。双子葉植物の維管束は形成層があり、肥大成長します。単子葉植物は形成層が無く肥大成長しません。肥大成長するには外へ外へと成長しますから環状に維管束を配置する必要があるわけです。単子葉植物は肥大成長しませんから維管束はどのように配置しましても問題がありません。

この肥大成長と根の形態には関連があります。双子葉植物も若いときにはひげ根の植物もあると言いましたが、根も肥大成長しますからひげ根の何本かが大きく肥大成長しますと主根になります。単子葉植物は肥大成長しませんからひげ根で生涯を終えることになります。

もう少し疑問点を整理していただいて、具体的な質問にして新たに立てていただければもう少し具体的にお答えできるのですが…
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現在「単子葉植物」という分け方が合理的であるか否か議論中ですので、もう少し時間がかかるでしょう。


なお、維管束については、高校の教科書に詳しく出ています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
高校の教科書を持ち合わせておりませんので、詳細を知ることができません。
よろしければリンクを貼っていただけると助かります。

お礼日時:2010/05/31 20:24

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