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今後の進化で恐竜のような生物が再度出現する可能性はありますか?

進化の過程で絶滅してしまった種が再度生まれる可能性はないそうですが、未来に向かって長い時間を考えた時、絶滅した恐竜の様な生物が出現することはないのでしょうか?

イメージとしては、人類が絶滅した後、10万年ぐらいの時間で鳥類のペンギンの様な種から分化して、高度な知性を持ち卵を産み中空の骨をそなえた生物です。
中空構造の骨なので、4キロぐらいの大脳を20キロぐらいの躯体で支えることができ、翼幅3メートルぐらいの羽で自由に飛びまわることができる恐竜かもしれません。

このような想像ですが、これは生物の進化から言って可能性があることですか?
それとも、科学的にあり得ないことでしょうか?

A 回答 (4件)

横からですが、人類絶滅の要因としてありそうなことを考えると、ありきたりではありますが、「核戦争」「急激な環境の変化」「連続的なカタストロフィ」これらの複合がもっともらしいのではないかと思いますね。



というのは、人類の特徴としては大脳の発達による知能の高さとコミュニケーション能力があると思います。
知能が高いというのは学習能力と対応能力の高さ、ですから、なにか異常が起きても、その原因を分析し、対応法を学習し、集団に情報伝達を行い、対処する力が高いわけで、何か大異変が起きても絶滅までに時間の猶予があればそれに対応する可能性は高いでしょう。

たとえば仮に核戦争が起きても、戦争を止めようとする集団は国家レベルで当然存在するでしょうから大被害がでて人口が激減しても全滅までには至らないと思います。
しかし、それによって人類全体が疲弊して新しい災害に対する対処能力が低下しているときに、さらに急激な環境変異(核の冬などの低温化や太陽の異常などによる異常気象など)や感染症の大発生、隕石などのカタストロフィが連続的に起き、人類の対応能力の限度を超えてしまえば、絶滅は十分考えられると思います。

でなければ一瞬で地球全土を飲み込むような天文学的大災害かな。
新種の感染症の大流行はそれ単体ならなんとかなるのではないかとは思います。
どんな病原菌にも、生物である以上、SFに出てくるような魔法じみた強力な性質はないだろうとは思うので。

まあ、SF小説などではありきたりな考えですが、いかがでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

生物の種は、その種の発展原因となった形質が原因で絶滅する、という”法則”を聞いたことがあります。

人類は、他の生物と比較して知能が高く環境の変化に対しては高い適用力を発揮するので、たとえ惑星の衝突などのカタストロフィが起きたとしても人類の0.1%ぐらいは生き残り(それでも680万人!)人類の遺伝子を次世代に渡すことができるような気がします。

ですから、環境変化原因説ではなく、環境が変化しない中での人類の絶滅を想像します。

つまり、まず人口が増えすぎ与えられた地球環境で生きにくくなり、その環境に適応して出生率が激減し、人口減少状態に突入する。
一旦、人口減少状態になると出産年齢以上の人口比率が上昇するので”高齢者”福祉が人類の最大課題となり、若い人の労働価値はすべて高齢者を養うために消費され、明日への希望、次世代への希望を失ってゆく。
一旦、人類が希望を失うと、科学技術や医療などの研究や学習に努力する人が減り文明水準は低下しつづける。
昔の文明はローカルだったけれども、今や多様性を軽視したグローバリゼーションが進行しており、一つの価値観が全人類を支配する可能性が高まってきているので、インカ帝国など一つの文明が滅びたと同じプロセスで地球上の人類全体が滅亡する。


こんなの考えてみました。

お礼日時:2010/06/02 16:08

絶滅しました恐竜が復活はしないと思います。

しかし、恐竜が誕生した時と同じ地球環境の変化が再び起これば、同じ様な巨大生物は誕生するかも知れません。恐竜誕生の要因は、地球の空気中の酸素濃度が30%以上の高濃度から10%程度の低酸素に劇的に変化し、再び20%程度まで回復したためです。

恐竜は現在の鳥類と同じに気嚢呼吸と言いまして呼気の流れが一方通行で極めて効率の良い呼吸法です。ですからツルが酸素ボンベなしでエベレストを超えて渡りが出来るわけです。また、ミトコンドリアもほ乳類型と違いまして極めて効率がよいものです。このように低酸素に耐えられる仕組みがあったから、多くの動物が絶滅しましても生き残りました。そこで絶滅生物が占めていました生態的地位(ニッチと言います。)に多くの隙間が出来たのです。これら開いたニッチに恐竜が進出していったものと考えられています。そこで再び酸素濃度が上昇しました。ここで恐竜は余分なエネルギーを体の大型化に使用することが出来たために巨大化したと信じられています。

地球が同じ経過をたどりますと、現在の生物では鳥類しかその仕組みを持ちませんから、ご質問者さんの予想通りに巨大な鳥類が地球を闊歩することになるのではないでしょうか。ただし、知性を持つかどうかは分かりませんが、3歳児程度の会話が出来るオウムがいましたが、現在の鳥の知能はかなり優れたもののようですから可能性はあると思います。
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この回答へのお礼

ご専門の知識・知見からのご回答ありがとうございます。

人類絶滅後には、酷寒の地には羽毛断熱のペンギン系、零下にならない海中はひげクジラ系、そして、川辺には水陸両用のワニ系が跋扈しているかもしれませんね。

ご専門の知見から、人類が絶滅するときの原因は何がもっともらしいですか?

お礼日時:2010/06/01 23:10

生態系の本質は、太陽光による光合成(=植物)と、その分解


(=動物)でであり、太陽エネルギーによる物質循環です。
恐竜の時代は、高温多湿でジャングルが生い茂っていた
(だから石炭や石油の層を形成した)と考えられており、
それは即ち「物質循環」の量が豊富であったという事で、
その「豊富」さの結果が、恐竜の巨体です。

周りに食物が豊富な状況では、ちょこまか探し回ったり、
選別したりせず、ただ周りの仲間を押しのけて一人占めした
方が勝ちなのです。
恐竜の絶滅の原因は、隕石か大噴火か、議論されていますが、
いずれにしても、たとえば隕石にぶつかって死んだのではなく、
その粉塵による寒冷化によって、食物が減ったことが直接の
原因です。

であれば地球は、恐竜絶滅後(6千5百万年前)からはるかに下って、
3百万年前から定期的に氷河期が訪れ、もはや(やたらエネルギー
をくって燃費の悪いアメ車のような)恐竜に進化できる環境では
なくなっています。
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この回答へのお礼

psytexさんいつも通りラジカルな解説ありがとうございます。

6500万年前に恐竜が絶滅しましたが、一般的な意味での生存競争によって絶滅したのではなく、隕石の衝突というアクシデントとその直後の特赦な環境に適合できなかったというのが真相でしょう。つまり、2億年分の1とか2とかの確率でしか生じない特殊な環境において、当時ニッチな環境で細々と生きていた小型哺乳類の方が環境適合性があった。

これから地球が寒冷化してゆくにしたがい、体重当たりの表面積が小さい=大型生物が有利になり、また(温度が激変しにくい熱容量の大きな)海中で生活できるワニなどの恐竜系がますます有利になるとは考えられませんか?問題は、ワニを原点とする未来の進化木において、大脳が4キロぐらいある新種がでてくるか否かではないでしょうか?哺乳類から霊長類が分化したのですから、ワニやペンギンのような恐竜系から新種が分化しても不思議ではないと思います。

すこし話題からずれますが、人類は個体の生存能力は高いですが人類全体として個体数を調整する集団的能力が無いために絶滅する可能性が高いですよね。したがって人類の次の主役は、恐竜系か恐竜系で無いかは別として個体の生存能力に加えて集団としての個体数調整能力を備えている奴らじゃないかと想像します。コンピュータの単体としての能力からネットワークコンピューティングに移行してきたように、一個の大脳での処理では無く数千万の大脳の処理能力を連結・統合して種がサバイブするための最適案(個体数の自主的減少を含む)を選択できる種ですね。

もし、6500万年前に恐竜がネットワークとしての集団的判断能力を備えておれば、100頭のうちの99頭が食糧として犠牲になり1頭を生き延びらせるというドーキンス的なDNA保存戦略がとれたかもしれませんからね。100分の1の個体でも生き残ることができれば、隕石落下の影響が解消してゆく過程で再び地球の王者として哺乳類を押しやって君臨することができたでしょうね。

お礼日時:2010/06/01 18:55

ないとは言い切れませんが、基本的には進化=小型化が一般的です。

恐竜も体が大きいから絶滅したわけですし、進化した生物のほとんどが小型化に成功したものです。

これからの地球環境を考えた場合、大型化することの必要性が見出せません。環境はますます悪くなるでしょうから、必要な酸素量を少量に抑える、食べ物が少なくて済むようする、オゾンの破壊により紫外線があたりづらくなるようにする、いずれも小型化により成し得る進化です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

恐竜にはラプトル系など、体長1m未満のものもおりましたので、恐竜=大型生物とは考えていませんでした。
また、人類絶滅後ですから、地球は間氷期から小氷期に入って行くので、生物は寒さに強い=体重当たりの表面積が少ないほうが有利りなり、つまり大型が有利になり、なおかつ温度変化の少ない(マイナス50度とかにならない)海中で生きるものが有利になると考えておりました。
そのような素人考えなので、クジラかペンギンが次の主役になる、ペンギンから派生して大脳が4キロぐらいある新種の恐竜が次の時代の主役になるかなと想像したわけです。

でも、進化=小型化というアイデアありがとうございます。

生物もコンピュータみたいですね。

お礼日時:2010/06/01 18:23

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