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関係代名詞whatについて質問です。
Rice was once to South Caroline what to tabacco was to Viriginia and cotton was to Texas.
この文の訳が
(かつて、米はサウスカロライナ州にとっては、タバコがバージニア州にとって、また綿花がテキサス州にとって重要であるのと同様、重要だった。)
のようにwhatの先行詞がan essential/important thing になるのはなぜですか?
前文にもそのような語はありませんでした。

A 回答 (2件)

この文の場合、そう訳した方が分りやすい(文意をとりやすい)と判断した訳者が「重要だった」という訳語を入れただけで、入れる必要がないと思えば入れなくても構わない訳語だと思います。



直訳すれば「米はかつて南キャロライナ州にとって、タバコがヴァージニア州にとって、また綿がテキサス州にとってあったようなものだ」となるかもしれません(非常に読みにくいですけれど)。
たとえば日本人なら、灘といえば酒、酒といえば新潟だの何だのの地名があがるわけですが、外国人にとってはそうはいかないでしょう。英訳する場合には、「銘酒の産地」という訳語を入れる方が読者に対して親切である、ということもあるでしょう。
「意味」を補充して訳してくれているので、「内容」の把握の助けになります。
大事なのは、その文の意図した内容が正確に読者に伝わるかどうかでしょう。
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この回答へのお礼

そうだったんですか。
解決しました。ありがとうございました。

お礼日時:2010/06/08 16:28

what は先行詞をとりませんしまた、重要なことという意味も実はありません。



この文の意味するところは

Rice was once to South Carolina : 米はかつてサウスカロライナにとっては…だった(was の補語はまだこの時点では言っていない)
what tabacco was to Viriginia : タバコがヴァージニアにとってどんなものであるか=タバコとヴァージニアの関係/タバコとヴァージニアとのありよう(この節が was の補語となっている)
and (what) cotton was to Texas : (what はダブるため省略)綿花がテキサスにとってどんなものであるか(上と同様)

以上から「米はかつてサウスカロライナにとって、タバコがヴァージニアにとってどんなものであるか、また綿花がテキサスにとってどんなものであるか、と同じであった」というのが本来の意味で、米とテキサスの関係を表すのに「タバコと言えばヴァージニア/ヴァージニアの名産はタバコ/タバコはヴァージニアの重要な産品」という周知の事実を引き合いに出すことで「米は(かつては)サウスカロライナの名産だった」ことを示しています。「名産」とか「重要」という言葉がないのはそれが「誰でも分かる」ことを前提としているからです。

A is to B what C is to D とは結局、A:B = C:D ということを言っているのであり、AとBの関係を説明するのに既知のCとDの関係を引き合いに出し、両者が同じ関係、この例では重要な産品、であることを述べる文になっているのです。

C:D が既知であることを前提にするため C:D がピンと来なければ意味不明となってしまいます。当然「重要」というのがどこから来たのか分からなくなります。

A is to B what C is to D は普通の SVC の語順なら A(S) is(V) what C is to D(C) to B(M) ですが to B が末尾に行くと分かりにくいし、what を中心としてまるで A:B = C:D という比例式のように均整がとれているので一種の固定表現として用いられています。
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この回答へのお礼

丁寧な解説ありがとうございました。

お礼日時:2010/06/08 16:26

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