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科学的な推論で、動物や人間にESP(超感覚的知覚)や念力などがあると考えられますか?

A 回答 (4件)

>>脳の物理を超えた超能力についてなのですが、退行催眠で大昔の前世の自分を思い出し知るはずもないその当時の克明な生活事情を語ったりします。

ときには史実と一致することが確認されたという研究報告も大学の学者によってなされていますが、変性意識状態において過去透視能力が発動したと考えられませんか?

残念ながら、催眠状態の人間は周囲の人間の意思に容易に操作されてしまいます。
それの例ですと、史実と一致したはずの内容が、歴史学の内容が修正されたりするとその修正に合わせて催眠状態の言動が変わったりします。

催眠術により自分はイエス・キリストと同じ時代に生き、磔にされた、という人がいるのですが、どこに釘を打たれたかと聞くと手の平と答える人が多いんですね。
ところが、実際の歴史学の研究により釘は手首に刺すことが分かり、非催眠状態でそのことを伝えると、もう一度その人に催眠術をかけると手首に釘を打たれた、というわけです。

また、質問者が歴史に詳しい人だったりする場合、いろいろ歴史の質問をするわけですが、その質問内容からも史実の内容は推測できるわけです。
実際、正しい答えを知らなくても質問者の会話内容から答えを推測する技術は実際にあり、受験勉強のテクニックや尋問などにも使用されています。
そして催眠状態の人間は集中力が非常に高くなっているため、質問者の言動から、どう答えれば歴史的に正しいかを感じ取り、自分の発言内容を修正するということが分かっています。

犯罪捜査や精神病の治癒で催眠術を使用した場合、質問者が事件に詳しい人間かどうかで同じ人間でも催眠状態で受け答えが全然違うようになることもあります。

例えば、事件被害者のAさんに催眠術をかけて加害者の特徴を知ろうとしたとき、容疑者Bがあやしいと思っている捜査官がBのことに関連した質問をすると催眠状態のAは捜査官がBを怪しんでいることを理解し、A自身もBが犯人だと信じ込み、Bが犯人であったと詳細に事件のことを語りだすのですが、後々の捜査で真犯人がBではなかったことが分かったという事例も複数あります。


無論、これらの事例とは別に催眠術で超能力に覚醒し過去視をした人間もいるかもしれません。
それは否定のしようはないです。
超能力じゃなくてもサヴァン症候群の人間がものすごい分析能力や演算能力を発揮するように、日常の様々な情報から詳細に過去のことを分析して答える人がいるかもしれません。

しかしながらそれが証明されたことはありません。
ちなみに学会は学会費さえ払えばどんな内容の発表もできるので、大学教授が学会で発表したからといって科学的に認められるとは限りません。
世の中の科学者には、学会で「水にはテレパシーがあり、人間の心が分かる」なんて発表をした人や「AB型の人間は愛を理解できない」とかを大真面目に発表して失笑を買った事例もあったりします。
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この回答へのお礼

再三御回答ありがとうございました。
納得できました。

お礼日時:2010/06/11 06:52

>>サヴァン症候群が超常能力を示しますが、そういった能力が脳に潜在しているのなら、ESPなども脳に備わっていると十分考えられませんか?



私の答えが誤解を与えてしまったようなので、お詫びしますが、サヴァン症候群が超常能力を示したのではないです。
サヴァン症候群が発揮した能力はずば抜けた記憶能力や特定の分野に関する数学的才能、画像記憶能力など、既存の脳機能の向上で説明がつく範囲の能力です。たとえば透視能力だとか、遠隔視とか、そういった超常能力を発揮した事例が確認されたわけではないです。
ただ、医学的にサヴァン症候群が研究されてなかった時代はそういった能力が超能力であると誤解されていたこともある、というだけです。

いわゆる気配、第六感なども既存の脳機能かただの偶然で説明が付いています。
例えば目の見えないのに、目で見ているかのように周囲を知覚できる人が世の中にはいますが、その人の脳を調べると聴覚中枢が反応しており、自分の呼吸音などの反響を聞いて周囲を理解していたことがわかりました。ためしに音が反響しない部屋に連れて行くと、たちまち混乱してしまったとのことです。
また、予知夢を見たと主張する人も、恒常的に予知をしてみせた人は確認されていません。

そういう人たちは、「ESPは精神の能力だからESPの実在を信じてない人が見てると使えなくなる」などと主張しているため真偽のほどは不明です。


脳のほとんどの部位の機能は解明されており、それらは例えば感覚神経からの情報を分析する部分、計算をする部分、理性を司る部分などの生理学的な機能です。
よく昔のマンガなどで人間は脳の10%くらいしか使っておらず、残りの部分に超能力に関わる回路がある、といった話が出てきてますが、残念ながら現代では普通に生きていれば脳のほぼ100%は使用されていることが分かっています。

そもそも脳を構成する神経は様々な生化学的機能と構造をもった存在ですが、化学反応で動く普通の細胞です。
物理を超えた超能力を発揮できるようにはできていないと考えられます。


無論、実在しないことの証明が不可能なように、ESPや霊などの存在の否定は不可能ですので、あなたがESPの実在を信じたいのならそれは自由です。もしかしたらいずれ実証されるかもしれません。
ただ、「ウルトラマンはこの宇宙のどこかに実在するんだ!」という主張を科学的にはけして否定できないのと同じレベルの話ではあります。
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この回答へのお礼

再度丁寧な御回答ありがとうございました。
もっともなご意見だと存じます。
ただもうひとつお聞きしてもよろしいでょうか?

脳の物理を超えた超能力についてなのですが、退行催眠で大昔の前世の自分を
思い出し知るはずもないその当時の克明な生活事情を語ったりします。ときには史実と一致することが確認されたという研究報告も大学の学者によってなされていますが、変性意識状態において過去透視能力が発動したと考えられませんか?

お礼日時:2010/06/10 16:11

残念ながらその手の能力があると証明されたことはありません。


超能力だと思ったら単なる詐欺だったとか、サヴァン症候群による特殊な才能だったとかはありますが。
それでも超常的な能力は確認されていません。

動物などでは雨を予測したり大地震の前に動物が逃げ出すなどの現象があると言われていますが、それは空気中のイオンの変化を感じ取ったり地盤の歪みによって生じた地電流を感じたりして予測してるようで、いわゆる超常的な予知能力ではないとのことですね。

あと、念力やテレポートの類はまったく実証されてません。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございました。
サヴァン症候群が超常能力を示しますが、そういった能力が脳に潜在しているのなら、ESPなども脳に備わっていると十分考えられませんか?

お礼日時:2010/06/10 13:53

推論ができないから、そういう名前がついているんです。



もちろん個々の事例において、勘違い、思い込み、インチキなどが科学的に推論されているものもあります。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2010/06/10 13:47

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