都道府県穴埋めゲーム

メキシコにて、今世紀最大の原油の流出事故が起きたことにより、
世界が震撼したわけですが・・・本件では、英国に本拠地をおく
BPが責任を問われていますよね?ですが、実際に作業を行って
いたのは、スイスのトランスオーシャンだそうです。何故、
BPがメインで責任を問われたのでしょうか。


また本件では国境までは超えずとも、ルイジアナ州だけではなく、
複数の州をまたがって、環境を汚染しています。このまま流出が
進めば、越境汚染も危惧されると思います。

国際法上の「領域使用の管理責任原則」に伴って「越境汚染損害
防止法」が義務とされているわけですが、本件の場合でもこれらの
国際法が適用されるのでしょうか。他に適用される国際法はあるの
でしょうか。

----以上をまとめると----


(1)何故、トランスオーシャンではなく、BPが責任を問われたの
でしょうか?BPは200億ドルを超える基金を設立しましたが、
トランスオーシャンは何か賠償を求められたのでしょうか?

(2)越境汚染は国を跨ぐものですが、今回は州を跨いでいます。
この場合、ルイジアナ州は何か責任を追及されるのでしょうか。
またもし、流出が越境した場合は、どのような責任がBP&アメリカに
追及されるのでしょうか。

(3)他に適用されるであろう国際法/条約は、存在するか?

長文となりましたが、よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

(1)


油田の採掘権は英石油大手BP社が所有。
爆発した石油掘削リグはトランスオーシャン社の所有
ですが、BP社から請け負って作業していました。
掘削が成功して莫大な利益を得るのはBP社。
当然リスクも工事を発注したBP社が責任を負います。
石油掘削は常に爆発の危険と隣り合わせですし、
トランスオーシャン社に支払能力はないでしょう。
だから、オバマ大統領は「責任はBPにあり、(対策の)
費用はBPが払う」と言い、基金を出させました。
三井石油開発の孫会社が採掘権の10%を持っている為、
BPの払った費用の10%を三井が負担する可能性があり、
親会社・三井物産の株価が下がっています。

(2)
ルイジアナ州ではなく、アメリカ政府が大陸棚で危険な
石油掘削を許可したのが、そもそもの間違い。
米国では20年以上、環境への配慮からメキシコ湾以外の
大半の沖合で油田・ガス田開発が禁止されてきました。
許可したのはオバマ政権ではなかったのですが、
オバマ大統領が3月31日に米国沖合の油田・ガス田開発
を拡大する方針を示した矢先の事故なのが、問題。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPA …

(3)
ごめんなさい、知りません。
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