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小泉総理靖国問題 日本人の心情

小泉総理が靖国神社に参拝したときの話だったと思います。
総理の発言として「日本人の心情として、死者の生前の罪を・・・」(正確に覚えてないのごめんなさい)
というのがありました。靖国神社参拝問題についてはいろいろな意見があると思うのですが、今回のこの「心情」という発言が気になりました。
そもそもこの心情というものは何でしょう?

死者の生前の罪を。。。というのは宗教的観念だと思います。これは日本人すべての中にあるものかどうか? そもそも政教分離されている日本では定義付けすらされていません。この不可解であり定義付けられてもいない日本人の心情を根拠に靖国神社への参拝を肯定する発言をしていました。これは北東アジアへの説明だと思いますが、そもそも日本人の心情というもの自体、定義付けられてもいません。少なくとも今回の総理の発言はこれを定義付けてしまったことにもなります。 
これはかなり異常な発言であり解釈では?

うまく伝えられません、、すいません。
察していただいて、皆さんのご意見をお聞かせください

A 回答 (8件)

戦争問題については諸外国の問題もありますから一枚岩にならないことは明白ですが、素直に解釈するとこういうことではないでしょうか?



1.なくなったのは同胞である日本人である。
2.太平洋戦争の評価、真意は別にして彼らは国の為、同胞の日本人の為に亡くなった。
3.彼らを英霊として祭っているのが靖国神社である。

ここに参拝する是非を問うよりも実際に戦死した彼らは日本や日本人を思って死んでいったはずです。
それを子孫である我々が敬ってやれないのではあまりにもむごすぎます。
こういった日本民族として同胞の死を悼むことを他国がとやかく言うことがそもそも内政干渉です。
理由はともあれ国を思って同胞が亡くなった。それを弔いたい。この気持ちは日本人の心情にならにでしょうかね?
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「死者に最後まで鞭打つような気持ちは日本人にあまりない」


という発言ですね。
「死者に鞭打つ」という言葉は、中国の故事から来ているのですが、江戸時代の日本の役人の文書にも出てきます。その他いろいろな本の中などにも出てきます。死者を冒涜するなというようなことですね。

このようなことから、首相は「日本人は死んだ人は罪人であっても罪人でない人と同じように弔うのだから分かってください」と言いたかったのでしょう。

これを、日本人の心情を定義したととらえないほうがよいと思います。死んだ人は悪く言わないという気持ちが理解できる人は多いような気がしますし、首相は「あまりない」という言い方を使っていて断定していませんから。

ただ、この「死者を鞭打たない」という気持ちが日本とアジアの国々とでどれくらいの差があるのかは私には分かりませんが。
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「死者に生前の罪まで着せて、死んでも許さないというのは、日本人にはあまりなじまないんじゃないか。

こういう気持ちも、外国の方には理解して頂きたい」

まぁ確かにお隣の国のように死者の墓を暴いて鞭打ったりなんてのが当たり前な国には馴染まない考えかもしれませんが、日本人には当たり前の心情かと思うのですけど。
49日であったり御霊信仰であったりの行事や信仰なんてものは宗教と呼べるほどの大仰しいものではなく、日本人の日常に入っていませんかね。

あらゆる宗教的なものが気に食わなのであれば、盆や正月、大安吉日あるいはクリスマスなんてものがあったりするのもダメと思われるのでしょうか。
質問者さんは靖国と切り離してと前提をふっていますけども、「日本人の心情として、めでたい行事は仏滅を避けたいことを外国の方には理解して頂きたい」なんて発言を異常に思えますか? 
結局、靖国がらみだから許せないだけかと。

でもう一つ「定義付けた」と目くじら立ててるようですが、結局どこかで定義付けしなければならないことは確実にある訳で、この件に関して日本人は遺憾に思ってるとか、恥ずかしいと思うなんて発言も、その日本人は本当に全てに当てはまらなければならないとするならば、
何も言えなくなる訳で。
米兵が女子高生に乱暴しても何も感じない人はいるだろうし、アラブで爆弾テロをやらかした日本人がいても手を叩いて喜ぶ人はいるでしょう。

まぁこれも結局、参拝が肯定されれば何でも憎いの心情で 何を言っても怒るんじゃないかなと。
例えば個人的に私はこう思うなんて言ってても、一国の首相が個人的なんて言い分通用するかなんてね。
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「死者に鞭打つ」のは、儒教圏に共通する宗教的考えなんですね。


はっきり言えば、中国・韓国・北朝鮮です。

一方、「死んでしまえばみんな仏様」というのは、日本的な
宗教感情です。
だから死んだ人をいつまでも悪くいうようなことは、あまり
しません。
逆にいつまでも死んだ人まで批判する人は、たいていマルクス
主義にかぶれています

その他の国は、その国の宗教事情によります。
キリスト教やイスラム教では死後の裁きは、神が審判します
から、人間の方でとやかく言うことはあまりないみたいです。

仏教の国(タイなど)は、まだ不勉強なのでよくわかりません。
しかしタイは日本に同情的な面もあるようですので、戦犯
問題でしつこく口をつっこむことはないでしょう。
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せっかくですから一つ例をあげましょう。



国民党の蒋介石は盧溝橋事件で日本と対立し、劣勢ながら
も日中戦争を戦いぬきました。
しかし同じ国民党の汪兆銘は、日本と講和しないと亡国の
道を歩むと憂い、蒋介石から分派して南京政府を樹立します。

やがて太平洋戦争が終結し日本が敗戦しますが、日本の敗戦後
まもなく、汪兆銘はなくなります。

その後、国共内戦で負けるまで中国の支配者だった蒋介石
が何をしかたというと、汪兆銘の墓を爆破しました。

日本人的感覚だと、そこまでやるかって思いますが、ただ
悪いとは思いません。中国的な考えでは、その方が普通なのです。

ただそういう感覚を持った中国人や中国と同じく儒教思想
の影響が強い韓国では、日本人の戦犯が慰霊されていること
になかなか納得できないだろうというのは、容易に想像が
できます。

中国が日本に靖国神社問題でいろいろと文句をつけてくる
のは、そういう民族感情の他に政治的な思惑が強いのです
が、そういう事情もあるということを知っておくことは重要です。
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自民党というただの政権政党の総裁が、「日本人の心情として・・・」とか言って、まるで日本の代表者のつもりでベラベラ喋る、このカン違いが諸悪の根源だと思います。



小泉さんを自民党総裁にしたのは自民党員、首相にしたのは国会議員ですから、彼は日本国民が日本人の代表者になってほしくて選んだ人とは違います。まして、国民の精神面の解説を依頼した覚えは、当の自民党員にすらないでしょう。そんな人物が、日本国民の心情に公の場で言及して何の疑問も感じない、この思い上がりというか想像力の欠如が、この国が坂道を転がり落ちていく現状にブレーキを踏ませないのです。

同じ趣旨の発言でも、日本国憲法で“象徴”とされている天皇が言われる分には何の抵抗感もありません。が、天皇家は、A級戦犯の靖国合祀が決まった時点を境に、靖国の公式参拝は一切中止しておられます。この事実は、ナゼかあまり知られて(というか、知らされて)いません。

これこそ、一国を代表するに足る人(またはファミリー)の見識であり、能力であり、自負なんだと思います。
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--まずは回答から--



>死者の生前の罪を。。。というのは宗教的観念だと思います。

そうでもないと思います。「罪」という言葉は宗教的な意味と法的意味がありますが、政治家が言う場合は法的意味でしょう。死者の罪というと宗教的になっちゃうけど、生前の罪なら非宗教的です。「日本人の心情」というのも現在生きている国民の心情だから非宗教的でしょう。「心情」とは、言い換えれば「価値観」といえるでしょう。

>日本人の心情というもの自体、定義付けられてもいません。少なくとも今回の総理の発言はこれを定義付けてしまったことにもなります。 
これはかなり異常な発言であり解釈では?

上記のように「心情」=「価値観」と考えると、政治家は国民の価値観に従って政治を行うのが民主主義ですから、異常じゃあないでしょう。でも、靖国神社は神社だから政教分離に反するんじゃあないかという疑問なら理解できます。公共工事の最初には地鎮祭などやるでしょうし、私も無神論者ですが自宅では地鎮祭やります。神道(神社)は「政教分離」に反するような悪影響は無いから、あまり気にしてないですが。


--捕捉--

元の質問が「靖国に合祀されたA級戦犯は犯罪者だ」という前提のもとになされていますが、私はそう思ってません。「極東軍事裁判で有罪判決を受け処刑され、占領下の日本はそれに文句が言えなかった」のは事実ですが。
この場で、その議論を蒸し返そうとは思いませんが、そのような意見も少なからずあるということは、質問者にも認識しておいていただきたいと思います。
過去のQ&Aについては、下記参照ください。
http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=432620
http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=408749

参考URL:http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=432620
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こんにちは。

僕も「心情」を理屈ではうまく答えられないのですが、簡単にいえば、ある調査で靖国神社への参拝の是非をアンケートしたところ、半分以上の人が参拝に肯定的だ、と答えたそうです。理由はどうあれこういうことではないでしょうか。
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