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イソップ物語 第14話 - 狼と鶴の話

狼が餌を食べていて、骨を喉に刺してしまいました。
痛くて物を食べることができず、このままでは死んでしまいそうです。
そこで近くにいた鶴に話しかけました。
「鶴さん、鶴さん、わたしは骨を喉に刺して死にそうです。あなたは長いくちばしをお持ちだが、そのくちばしで骨を抜いてもらえないでしょうか。お礼は沢山いたします」
お礼は沢山するという言葉に釣られて、鶴は狼の口に頭を入れて骨をとってあげました。
これで楽になり「死ななくてすむ」と狼は大喜びをした。
メデタシ、メデタシです。
それを見て鶴が狼に催促した。
「早くお礼をください」
それを聞いた狼は言いました。
「君はなんてバカなんだ。お礼はとっくに上げましたよ。
だいたい狼の口の中に頭突っ込んで生きて帰れるものがいると思うかね。そのことをよく考えなさい」
鶴はとんだくたびれ損だったと知り立ち去ってしまいました。

つまり悪党は初めから相手にせんほうが良いということです。
世にはばかる悪徳商法や宗教ビジネスなどはここに出てくる狼と同じではないでしょうか。
初めから相手にせんほうが良いのでは。
 
 

A 回答 (1件)

>>つまり悪党は初めから相手にせんほうが良いということです。


 どうやって悪党を見抜くのでしょうか?
 そんな方法があれば、教えてほしいです・・・。

>>世にはばかる悪徳商法や宗教ビジネスなどはここに出てくる狼と同じではないでしょうか。
 困っている人を見たら、「助けてあげようかな?」と思うことは自然なことだと思います。

>>初めから相手にせんほうが良いのでは。
 相手にせざるを得ない状況を作り出されたらどうします?
 某団体のようなしつこい勧誘を受けた場合どうしましょう?

 イソップ童話は、よい教訓を与えてくれる話もありますが、論理展開が強引な話もあります。また、イソップ童話は、「奴隷の道徳」的な側面があると考える研究者もいますから、安直に現代人にたいして当てはめることはできないと思います。
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この回答へのお礼

>困っている人を見たら、「助けてあげようかな?」と思うことは自然なことだと思います。

さて狼が再び骨を喉に刺してしまい、同じ鶴に2度目のお願いをしたとしましょう。
悪党とはこのような生き物であることを知るべきです。
このとき鶴は既に狼の素性を知っています。
それでも困っている人を見たら、助けてあげるのが自然と考えるのであれば、2度目も同じように助けなければならないことになります。
しかしその結果どうなるかは目に見えているので鶴は2度もくたびれ損をすることになります。
それでもよいというのであれば助ければよいのです。
ただしここで狼を助ければ悪党は増えるばかりで、世の中ちっとも変わらないのです。
その責任は誰にあるかというと悪党を助けた鶴にあるのです。
実際このような状況は現実の日本のあちこちに蔓延しています。
だから世の中悪党が横行するわけです。
 

お礼日時:2010/07/20 19:57

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